
八戸の里のスコティッシュパブ「ブリッジェント」でいただきました。
香り立ちは中程度。優しく語りかけて来る印象。トップノートで優しく甘いフルーツ感。黄桃、アプリコット、素朴な穀物感、バニラ、シナモン、フィナンシェ。
フレーバーはアタックでフルーツや穀物の甘味、りんごの酸、甘味。バランスよく優しく心地よい。適度の厚みと奥行き。
余韻は中程度〜長め、穀物感、樽の甘味、フルーツの酸、甘みが残る。
モルトウイスキーで感じられる樽感、フルーツ感、穀物感が上手く融合して語りかけて来るような印象のモルトです。
PS:ドーノッホ蒸留所を所有するトンプソン兄弟が2020年にリリースしたブレンデッドモルトです。原酒には当然、キャンベルタウンのスプリングバンク、グレンガイル、グレンスコシアの3つの蒸留所の原酒が使われていると思われます。その味わいから、今や飲む機会が減ってしまったスプリングバンクの味わいも充分に感じられ、なかなか魅力的なブレンデッドモルトウイスキーだと思います。因みにラーメンのラベルはウイスキーの香味を表しているのではなく、トンプソン兄弟が来日した際、ラーメンを偉く気に入って、ラベルにもラーメンを使用しただけとのことです。
5年以上前に限定で816本限定(日本国内150本)でリリースされたボトルですがWhisky Salon Rue du Barではストックを1本有しております。皆様のご来店をお待ちしています。