
香りの立ちは中程度〜良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは黒系のドライフルーツのニュアンスとしっかりとしたシェリー樽の風味。ドライレーズン、ブラックベリー、ナッツ、黄桃、ミント、メントール、バニラ、シナモン、なめし皮、焦がした砂糖、微かな硫黄感。
味わいはアタックでベリー系フルーツの酸、甘みとやや収斂性のある樽の苦味、渋み。ブドウの皮の苦味、酸味とオークの渋みが続く。
余韻は中程度。樽の渋みとフルーツピールの苦味が心地よく残る。ドライな口当たりを伴いながら熟したフルーツ感と暖かい樽の風味を感じる。
心地よいシェリー樽の特徴を感じ取れる1本。オロロソシェリー樽熟成原酒とペドロヒメネスシェリー樽原酒がブレンドされている。
蒸溜所情報
・創業年:1826年
・創業者:ジェームス・アラディス
・地域:スコットランド ハイランド
・発酵槽:カラマツ製9基で二酸化炭素の回収装置が付いている
・スチル:初留2基、再留2基の計4基のバルジ型スチル
・特徴:ティーチャーズの原酒として使われてきた。
口に入れた瞬間、甘い感じとフルーティな感じでとても飲みやすいです🥃
シェリー樽の良い感じが出てますよね。