静かに囁くような優しさ、花と果実が調和する穏やかな一杯

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで穀物感と優しいフルーツのニュアンス。麦芽香、黄桃、アプリコット、洋梨、青リンゴ、蜂蜜、フルーツタルト、バニラ、シナモン、青っぽい植物感。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み、樽の渋みが穏やかに続く。全体的に穏やかで優しい口当たり。食前酒、もしくはその日の最初の一杯にお勧め。
余韻は短め、樽とフルーツの甘み、渋みが優しく残る。
グレンロッシー蒸溜所情報
基本情報
・設立年:1876年
・創業者:ジョン・ダフ(John Duff)〜後にベンリアック、ロングモーン蒸溜所も創業した人物
・場所:スコットランド・スペイサイド地方、エルギン南方(ロッシー川近郊)
・現オーナー:ディアジオ(Diageo)
・主用途:シングルモルトのリリースは少なく、主にブレンデッド用原酒(ジョニーウォーカーなど)
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設備と生産
・仕込み水:マンノックヒル(Mannoch Hills)周辺の水源
・マッシュタン:ステンレス製、容量約8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):木製とステンレス製あわせて 8基
・ポットスチル:合計 6基
ウォッシュスチル 3基、スピリットスチル 3基
スチルはランタン型(ネックに「プリュマットコンデンサー=Purifier」が付属)
この特殊な構造により、蒸気の一部が還流し、ライトで繊細な酒質を生み出す
・年間生産能力:およそ 230万リットル
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