穏やかに語りかける、海風と果実のウイスキー

アロマ:香り立ちは穏やか〜中程度。穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで優しい樽のニュアンス。バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、フィナンシェ、焦がした砂糖、根菜、沢庵を連想する塩っぽさ、
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘みが現れ、優しい樽のニュアンスが続く。派手な主張はないが、樽感、フルーツ感、塩っぽいスパイス感が気持ち良く絡み合う味わいは好感が持てます。
余韻は中程度。樽由来のスパイス感が心地よく残る。
ジュラ蒸留所情報
■ 基本情報
・設立:1810年(現行の施設は1963年再建)
・所在地:スコットランド・ジュラ島(人口約200人の孤島)
・所有:Whyte & Mackay社(Emperador Inc.傘下)
・水源:Market Loch(島内の湖)
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■ 設備と製造
🔸マッシュタン
・形式:セミ・ロイター型、ステンレス製
・容量:約5トン
🔸発酵槽(ウォッシュバック)
・数:6基
・材質:ステンレス製
・容量:各約48,000リットル
・発酵時間:50〜60時間
🔸蒸留器(ポットスチル)
・ウォッシュスチル(初留釜):2基
・スピリットスチル(再留釜):2基
・特徴:背の高いスチル(約7.7メートル)により、軽やかで繊細な酒質を生成
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■ ジュラ島の自然と野生動物
・鹿(Red Deer):島名「Jura」はノルウェー語で「鹿の島」を意味するほど、鹿の密度が高い
・野鳥観察:イーグルやアオサギなども見られるバードウォッチングの名所
・ハイキング・登山:有名な「パップス・オブ・ジュラ(Paps of Jura)」という山があり、登山愛好家にも人気
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