ストラスミル12年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは控えめ。静かに佇んでいる印象。トップノートで爽やかなフルーツ感と優しい樽のニュアンス。柑橘系フルーツ、洋梨、青リンゴ、白桃、バニラ、シナモン、青い草、ハチミツ、ハーブ、メントール
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘みがしっかりと広がる。樽の甘渋み、レモンピールの酸、苦味が続く。レモネード、レモンサイダー。
余韻は短め、フルーツの酸、レモンピールの酸、苦味が心地よく残る。
シンプルにまとまっている。柑橘フルーツサイダーが舌の上で弾ける質感が印象的。

ストラスミル蒸溜所情報
✅ 基本情報
・創業年:1891年(元は1860年創業の製粉所を転用)
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、キース(Keith)
・所有者:ディアジオ(Diageo社)


✅ 歴史的背景
・元々は「Glenisla-Glenlivet」として設立されたが、1895年に「Strathmill(ストラスミル=谷間の製粉所)」に改名
・長らくブレンデッドウイスキー向けの原酒として使用されており、シングルモルトとしての知名度は高くない
・1997年にディアジオが買収し、以降はブレンデッドの「J&B(ジェイ&ビー)」のキーモルトとして供給



✅ 製造設備・特徴
・仕込み水:近隣の泉「タウンフォード・スプリング」
・ポットスチル:4基(初留2基・再留2基)
・発酵槽:ステンレス製
・冷却方式:シェル&チューブ方式
・年間生産量:約1,800,000リットル
・特徴:比較的軽やかでスムーズな酒質



✅ その他トピック
・「J&B」などライトでスムーズなブレンデッドに適した酒
・スペイサイドモルトの中でも特に「控えめで穏やか」なキャラクター
・製粉所(ミル)を改装した歴史から、名前にも“Mill”が含まれている

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