ティーニニック10年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで熟したフルーツと優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、青リンゴ、バニラ、シナモン、青草、麦芽香。
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘み。レモンピール様の苦味、酸味が続く。黄桃など熟したフルーツのニュアンスも加わり、フルーツバスケットのような様々なフルーツ感が存在。ボディーは柔らかくスムーズな飲み口。
余韻は中程度、フルーツピールの苦み、優しく樽のニュアンスが残る。

ティーニニッック蒸溜所情報
■ 所在地・背景
・設立年:1817年
・創業者:ヒュー・マンロー(Hugh Munro)
・場所:スコットランド・ハイランド地方、インヴァネスの北、アルネス(Alness)近郊
・所有者:ディアジオ(Diageo)
・役割:主にブレンデッドウイスキー(特にジョニーウォーカー)向け原酒を供給する



■ 設備と製法
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製
・ポットスチル:計8基(ウォッシュスチル4基、スピリットスチル4基)
・生産能力:年間約10,200,000リットル(スコットランドでも上位の規模)
・特徴的設備:かつてはマッシュフィルター式(通常のマッシュタンと異なる抽出方法)を導入していた希少な蒸溜所
※現在は伝統的なセミロイター型に戻されているとされる




■ その他の特徴
・見学:一般公開はしておらず、蒸溜所ツアーは原則不可(外観のみ見学可能)
・近隣の蒸溜所:ダルモア蒸溜所、インヴァーゴードン・グレーン蒸溜所
・ティーニニックの語源:ゲール語で「しだの場所(House of the Holly)」を意味する

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