バスカー アイリッシュウイスキー

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに佇んでいる印象。トップノートで甘い穀物と樽のニュアンス。バニラ、シナモン、クッキングした穀物、青草、微かな溶剤、金属感。奥に柑橘系フルーツや熟したフルーツ。
フレーバー:アタックで樽の甘み、穀物の甘み。熟したフルーツの酸や樽の渋みが続く。ライトボディでシンプル。
余韻は短め、柑橘系フルーツや樽のニュアンスが優しく残る。
価格的にも味わい的にも気軽に楽しめるアイリッシュブレンデッド、ハイボールが一番適した飲み方のようです。

PS: シングルモルト、シングルポットスチル、シングルグレーンがブレンドされたアイリッシュブレンデッドウイスキー。樽熟成に関しては、バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種の樽熟成原酒が使用されています。

ロイヤルオーク蒸溜所情報
【基本情報】
・所在地:アイルランド共和国 カーロウ州(County Carlow)ロイヤルオーク(Royal Oak)
・設立:2016年操業開始(建設は2013年から)
・創業者:バーナード・ウォルシュ(Bernard Walsh)夫妻
・現在の運営:Royal Oak Distillery Company(Illva Saronno社傘下)
・イタリアのリキュールブランド「ディサローノ(Disaronno)」を擁する Illva Saronno が主要株主



【背景】
・Walsh Whiskey はもともとアイリッシュウイスキーのボトラー/ブランド会社として設立(1999年頃)。主なブランド:「Writers’ Tears(ライターズ・ティアーズ)」と「The Irishman(アイリッシュマン)」
・2016年、自社生産体制を確立するためにロイヤルオーク蒸溜所を新設。
・2019年、経営権が Illva Saronno に移行(共同経営解消)。
・現在は「Royal Oak Distillery」として、引き続き同ブランド向けの原酒を生産。



【立地・環境】
・アイルランド南東部、ダブリンから南へ約120km。
・18世紀建築の「Holloden House(ホロデン・ハウス)」の敷地内に建設。
・広大な農園に囲まれ、自社栽培の大麦を一部使用。
・水源:地元バー川(River Barrow)から取水。



【製造設備】
・ポットスチル:3基
 形状:クラシックな銅製オニオン型
 主にシングルモルト、シングルポットスチル用
・カラムスチル:3基
 グレーンウイスキー用
・発酵槽(ウォッシュバック):14基(ステンレス製)
・年間生産能力:約800万リットル(最大稼働時)
→ アイルランドでも屈指の生産規模。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 500yenで提供しております(2025年10月現在)。

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