ブッシュミルズ12年(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しいフルーツのニュアンス。白桃、ライチ、洋梨、完熟リンゴ、オイリー、蜂蜜。繊細なバニラやシナモンのニュアンス、奥から熟したフルーツ感、黄桃、アプリコット、メントール。落ち着いた麦芽香や藁、草っぽさ。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み。オークの渋み、ブドウの皮の渋み・苦味・酸味が続く。滑らかで優しい口当たり、落ち着いたフルーツ感と麦芽のニュアンスが広がる。
余韻は中程度、優しいフルーツの酸、苦味。オークの渋みが心地よく残る。
全体的に軽やかな酒質、膨よかで優しい。

PS:アイリッシュシングルモルトウイスキーで3回蒸留が特徴。バーボン樽熟成原酒+シェリー樽熟成原酒をマルサラワイン樽でフィニッシュしています。

ブッシュミルズ蒸溜所情報
所在地
・北アイルランド・アントリム州ブッシュミルズ村
 世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの近くに位置

創業年
・1608年に蒸溜免許が付与された記録があり、世界最古級のライセンスを持つ蒸溜所
 現在の蒸溜所としては1784年頃に正式設立

所有者(近年の変遷)
・1980年代〜2005年:アイリッシュ・ディスティラーズ社
・2005年〜2014年:ディアジオ社(イギリス)
・2014年〜現在:メキシコのベバリージオ・サンテリー(José Cuervo社の親会社)傘下

蒸溜方式
・ポットスチルによる3回蒸溜(アイリッシュウイスキーの伝統的特徴)
 軽やかでクリーンな酒質を生む

主要設備
・発酵槽:ステンレス製10基
・スチル:ポットスチルストレート型 10基以上
・仕込み水
 ブッシュ川の水を使用
・熟成
 主にバーボン樽、シェリー樽を使用
 ノンピート麦芽主体

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。

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