ブッシュミルズ16年

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけて来る印象。トップノートで瑞々しく熟したフルーツのニュアンス、黄桃、アプリコット、プラム、アセロラ、黄桃、ブラックドライフルーツ、紅茶、バニラ、シナモン、クローブ、メントール、麦芽香。
フレーバー:アタックで樽の甘渋みと黒系ドライフルーツのニュアンス。膨よかな渋甘みが優しく広がる。渋み、酸味、甘みのバランスも秀逸。
フィニッシュは中程度、ブドウの皮の渋み・苦味、樽由来のタンニン感が残る。
落ち着いた麦芽のニュアンスを背景にしながら、膨よか果実感と優しい樽感の共演が味わえるボトルです。

PS:アイリッシュシングルモルト、3回蒸留が特徴。シェリー樽熟成現存+バーボン樽熟成原酒→ポートワイン樽で後熟しています。

ブッシュミルズ蒸溜所情報
所在地
・北アイルランド・アントリム州ブッシュミルズ村
 世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの近くに位置

創業年
・1608年に蒸溜免許が付与された記録があり、世界最古級のライセンスを持つ蒸溜所
 現在の蒸溜所としては1784年頃に正式設立

所有者(近年の変遷)
・1980年代〜2005年:アイリッシュ・ディスティラーズ社
・2005年〜2014年:ディアジオ社(イギリス)
・2014年〜現在:メキシコのベバリージオ・サンテリー(José Cuervo社の親会社)傘下

蒸溜方式
・ポットスチルによる3回蒸溜(アイリッシュウイスキーの伝統的特徴)
 軽やかでクリーンな酒質を生む

主要設備
・発酵槽:ステンレス製10基
・スチル:ポットスチルストレート型 10基以上
・仕込み水
 ブッシュ川の水を使用
・熟成
 主にバーボン樽、シェリー樽を使用
 ノンピート麦芽主体

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1300yenで提供しております(2025年9月現在)。

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