ラフロイグ10年

アロマ:香りたちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでしっかりとしたヨード感、スモーク感。背後に茶葉、土っぽさ、灰っぽさ、麦芽感、柑橘フルーツ、バニラ、シナモンなどのパウダースパイス感。

フレーバー:アタックでしっかりとしたピートスモーク。甘い樽のニュアンスと柑橘フルーツの甘味、酸味、穀物感が続く

フィニッシュ:柑橘フルーツのニュアンスと心地よいピートが残る。

特徴:しっかりとしたピートスモーク、柑橘系フルーツのニュアンスがバランスよく存在し、お互いの要素を引き立てている。好きになるか嫌いになるかどっちかと言われ、飲み手を選ぶと言われるモルトですが、意外とバランスよくまとめられている。改めてじっくり飲むとその出来の良さに感心させられます。

蒸溜所情報
・創業年:1815年
・創業者:(アレクサンダーとドナルドの)ジョンストン兄弟
・地域:スコットランド、アイラ島
・マッシュタン:フルロイタータンでワンバッチ麦芽5.5トン
・発酵槽:ステンレス製8基
・スチル:初留3基、再留4基の計7基
・フロアモルティングが行われていて自家製麦芽のフェノール値は40~60ppm。残りは基本的にポートエレン製の麦芽が使用されている。チャールズ国王愛飲の酒で王室御用達のワラントを賜っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です