グレンドロナック12年(2024年〜流通)

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでベリー系のフルーツ感とシェリー樽のニュアンス。プルーン、ブラックドライフルーツ、オレンジ、バニラ、シナモン、木工家具、麦芽香、メントール、微かな硫黄感。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸味・甘みがしっかりと広がり、樽の渋甘みが続く。黒系ドライフルーツ、カカオたっぷりのチョコレート、オランジェット。
余韻は中程度、樽の渋甘み、ドライな味わいが残る。

グレンドロナック蒸溜所情報
■ 基本情報
・創業: 1826年
・創業者: ジェームズ・アラディス(James Allardice)
・地域: スコットランド・東ハイランド(フォージ)
・所有:2016年にブラウンフォーマン社がベンリアック・ディスティラリー・カンパニーから買収
・グレンドロナックとはゲール語で「ブラックベリーの谷」
・スタイル: シェリー樽熟成が中心(特にPX・オロロソ)

■ 仕込み・発酵
・仕込み水: ドロナックバーン(Dronac Burn)
・マッシュタン: 旧式のプラウ&レイキ、ワンバッチ麦芽3.7トン
・発酵槽(ウォッシュバック): 木製 9基(カラマツ製)、二酸化炭素の回収装置がある
・発酵時間: 約60時間前後

■ 蒸留設備
・蒸留器: 初留釜2基、再留釜2基,計4基のバルジ型スチル
・特徴:直火焚き蒸留を長く続けていた(※現在はスチーム加熱)

■ 熟成
・主要樽:オロロソシェリーバット、PX(ペドロヒメネス)シェリーバット
・熟成庫: 石造りのダンネージ式倉庫
・特徴: 伝統的な“濃厚なシェリー系”の酒質で名高い

■ 歴史的トピック
・1937年に一度火災で消失
・1960年にはウィリアム・ティーチャー&サンズ社が買収、ティーチャーズの原酒として使われてきた。
・1996〜2002年:生産停止(休止期間)
・2008年:ベンリアックのビリー・ウォーカーが買収し復活
・2016年:ブラウン=フォーマンへ売却

■ その他の特徴
・石造りのクラシックな外観が美しく、訪問者から高評価
・地域の名物スコットランド牛が周辺に放牧される牧歌的環境
・シェリー樽調達に強く、特にPXの質が高いと評判

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年11月現在)。

グレンモーレンジ キンタルバン14年(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと甘渋い樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ラズベリー、アセロラ、オレンジ、オランジェット、ブラックドライフルーツ、プルーン、革製品、バニラ、シナモン、ナッツ、メントール、ミント、素朴な麦芽香、樽由来と思われるスモーク感。
フレーバー:アタックで甘渋い樽のニュアンスと熟したフルーツの酸・甘み。心地よい樽の渋み、苦味が続く。しっかりとした質感でコンテンツが凝縮されている印象。オランジェット、ラズベリーなど赤い果実感、タンニン、カカオたっぷりチョコレート、ナッツ。
余韻は長め、フルーツピールの酸、苦味や心地よい樽のニュアンスが残る。

PS:バーボン樽で熟成の後、ルビーポートのワイン樽で追加熟成。ポルトガル語で「Quinta(キンタ)」は「ワイナリー」、「Ruban(ルバン)」はゲール語で「ルビー」の意味。ノンチルフィルタリング。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンタレット トリプルウッド(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツのニュアンス。黄桃、アプリコット、オレンジ、オランジェット、バニラ、シナモン、革製品、微かな硫黄感、麦芽香、シェリー樽熟成の特徴が前面に出ている。
フレーバー:アタックで爽やかで熟したフルーツの酸・甘み、樽の柔らかい渋みが続く。シェリー樽熟成の特徴がバランス良く出ている。ブラックベリー、オレンジ、ナッツ、カカオ。
余韻は中程度、樽の甘・渋み。フルーツピールの苦味、樽由来のスパイス感が残る。

PS:バーボン樽、アメリカンホワイトオークのシェリー樽、スパニッシュオークのシェリー樽の3種の樽の原酒をブレンドしたグレンタレットです。
グレンタレット といえば現存する最古のスコッチ蒸溜所として有名ですが、ギネスブックに載っているウイスキーキャット「タウザー」のことが思い浮かびます。昔は熟成庫に原料の大麦を貯蔵していてそれを狙って鼠が繁殖することが多かったようです。そのためにネズミの駆除のための大事なスタッフとして猫を飼うことが多かったようです。グレンタレット蒸溜所のタウザーは28899匹のネズミを捕獲したそうです。タウザーはネズミを捕獲したら所定の場所に並べていたようです。

グレンタレット蒸溜所情報
基本情報
・創業年:1775年(スコットランド最古の稼働蒸溜所とされる)〜1963年という説もあり
・場所:スコットランド・ハイランド地方、パースシャー州クリーフ
・現オーナー:ラルフ・ローラン出身のマルク・ワッツ率いるLaliqueグループ(フランスのクリスタルメーカー)



設備・生産
・仕込み水:ロッホ・タレット(Loch Turret)からの清流
・マッシュタン:ステンレス製、容量約8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):木製 × 5基、容量約12,500L
・ポットスチル:合計2基
 初留(ウォッシュスチル) × 1(約12,500L)
 再留(スピリットスチル) × 1(約9,000L)
・小規模で伝統的な手作業に近い生産方式
・年間生産能力:およそ34万リットル(スコットランドでも最小クラス)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 600yenで提供しております(2025年9月現在)。

タリバーディン20年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで藁っぽい植物感と爽やかなフルーツのニュアンス。麦わら、青草、麦芽香、柑橘系フルーツ、洋梨、バニラ、シナモン、時間が経って根菜っぽい植物感、沢庵。
フレーバー:アタックで穀物の甘み、フルーツの酸。続いてフルーツの甘味が広がる。甘くて穏やか、滑らかな口当たり。
余韻は中程度、フルーツの酸、苦味。樽の甘渋みが残る。
穀物感、植物感、フルーツ感が柔らかく調和。素朴な味わいが印象的。

タリバーディン蒸溜所情報
・設立年:1949年
・創業者:ウィリアム・デルメ=エヴァンズ(William Delmé-Evans)
・場所:スコットランド・ハイランド地方、パースシャー州ブラックフォード村(“ハイランドの玄関口”と呼ばれるエリア)
・現オーナー:ピカール社(Picard Vins & Spiritueux、フランスのワイン&スピリッツ会社)
・蒸溜所の立地:12世紀に建てられたビール醸造所跡地に建設
・名前の由来:「丘の斜面の小さな川」を意味するゲール語



設備・生産
・仕込み水:オーチルヒル(Ochill Hills)の天然水(かつては近隣でビール醸造にも使用されていた良水)
・マッシュタン:ステンレス製
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製 × 6基
・ポットスチル:合計 4基
 ウォッシュスチル(初留) × 2
 スピリットスチル(再留) × 2
 やや背の高い形状で、比較的軽やかでクリーンな酒質を生む
・年間生産能力:およそ 300〜320万リットル

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンモーレンジ ウインター

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけかけてくる印象。トップノートでしっかりとした樽感と瑞々しく熟した果実のニュアンス。黄桃、オレンジ、アプリコット、ブラックドライフルーツ、アセロラ、微かな硫黄感、バニラ、シナモン、麦芽香、メントール、紅茶の茶葉。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み、渋みがバランスよく広がり、カカオチョコレートの苦み、甘み、オレンジピールの苦みが追随する。凝縮したフルーツ感が温かく満たされるような口当たり。
余韻は中程度。カカオの苦味、樽の甘渋みが残る。
PS:バーボン樽熟成の原酒をシチリア産マルサラワイン樽で後熟した13年熟成のモルトウイスキー。雪に閉ざされた冬の夜、暖炉のそばで過ごすような「居心地の良さ」「魔法のような温かさ」をビル・ラムズデン博士が表現したグレンモーレンジとのことです。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

フェッターケアン フィオーレ

アロマ:香りたちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツとしっかりとした樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、干し柿、バニラ、シナモン、クローブ、甘草、蜂蜜、柔らかいピート、マジック、微かな硫黄感。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。続いて柑橘系フルーツの酸、苦味、樽の渋み、柔らかいピートが続く
しっかりとしたフルーツ感が雄弁に語りかけて来るニュアンス。
余韻は中程度。熟したフルーツの甘み、柔らかな樽のニュアンスとピートが残る。

フェッターケアン蒸溜所情報
基本情報・歴史
・創業:1824年、サー・アレクサンダー・ラムゼイによって創設。スコットランドで2番目に合法的な蒸溜許可を得た蒸溜所です。
・所在地:グランピアン山脈の麓、フェッターケアン村
・所有者:現在はWhyte & Mackay(エンペラドール傘下)が運営。
・歴史的背景:
 1887年に大火、1890年に復旧。
 1926–1939年に操業停止、その後Associated Scottish Distillersによって再開。
 1973年にWhyte & Mackayが取得。



設備・製造能力
・マッシュタン:5トン容量の伝統的鋳鉄製(open-topped)マッシュタン1基。
・ウォッシュバック:木製ウォッシュバックを11基使用、発酵時間は約60 時間。
・ポットスチル:初留2基、再留2基(各12,800 L)計4基のペア型で構成。
スチルには冷却リング(cooling ring)が備えられ、外壁に水を流すことで内部でのリフラックスを促し、より純粋なスタイルの蒸気を得る仕組み。これにより軽快でフルーティな原酒を生産。
・年間生産能力:約1.6~2.2百万リットルのピュアアルコール。
・倉庫(熟成施設):14棟のダンネージ式倉庫に約32,000樽を貯蔵。主にバーボンバレル(アメリカンオーク)で熟成、一部にシェリーやポートカスクも使用。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

ベンネヴィス10年

アロマ:香り立ちは穏やか。静かに囁いている印象。トップノートで柔らかなフルーツ感と優しい樽感。白桃、洋梨、麦芽香、白い花、バニラ、シナモン、蜂蜜。
フレーバー:アタックで白桃のようなフルーツの酸、甘み。ピール様の渋みと苦味が心地よく続く。ライチのようなフルーツ感、ソルティなスパイス感も
余韻は中程度、優しいフルーツ感、樽のニュアンスが残る。
優しい味わいで、フルーツ感とバーボン樽由来の優しいスパイス感がバランス良く広がる。

ベンネヴィス蒸溜所情報

基本情報・歴史
・設立年 1825年、「ロング・ジョン(Long John)・マクドナルド」により創業
・所在地 英国最高峰のベンネヴィス山の麓、フォート・ウィリアムに位置
・所有者 1989年より日本のニッカウヰスキー(Nikka, 現・アサヒグループ)による運営
・特徴的な歴史
1955年、ジョセフ・ホッブスによって初の併用蒸溜設備(モルト・グレーン対応)を導入1980年代に一時閉鎖されたが、ニッカによって再稼働し、1991年にはビジターセンターも開設



製造設備・生産能力
・糖化・発酵設備
 ・マッシュタン:ステンレス製、10トン容量程度
 ・発酵槽:ステンレス製のウォッシュバックを使用
・ポットスチル
 ・初留釜(wash still)×2基(各25,000 L)
 ・再蒸溜器(spirit still)×2基(各20,000 L)
・年間生産能力 約 2,000,000 リットル(約200万 L)



仕込み水
・仕込み水〜ベンネヴィス山に由来する山麓の湧水「Allt a’ Mhuilinn」およびLochaberの導水システムによる水を使用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年8月現在)。

グレンモーレンジ18年

アロマ:香り立ち中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは優しいフルーツのニュアンスと心地よい樽感。黄桃、アプリコット、青リンゴ、洋梨、オレンジ、フルーツタルト、バニラ、シナモン。〜バランス良く心地よい香り立ち。
フレーバー:アタックで心地よいフルーツの酸、甘み。樽由来の渋み、フルーツピールの苦味が続く。オーソドックスな香味の変化ながらネガティヴなコンテンツがほとんどなく完成度が高い。
余韻は中程度、樽の苦甘み、オレンジピールのニュアンスが残る。
一般に売り出されているボトルでシングルモルト の18年熟成は値段と味のバランスが凄く優れているものが多いと思います。そのクラスの中でも特にお勧めによく上がるのが、このグレモーレンジ18年だと思います。バーボン樽熟成の原酒が主体に、シェリー樽後熟の原酒がバッティングされたもののようですが、味わいもバーボン樽熟成特有の魅力にシェリー樽後熟の原酒が隠し味のように複雑さや深みを付加している印象です。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

ティーニニック10年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで熟したフルーツと優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、青リンゴ、バニラ、シナモン、青草、麦芽香。
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘み。レモンピール様の苦味、酸味が続く。黄桃など熟したフルーツのニュアンスも加わり、フルーツバスケットのような様々なフルーツ感が存在。ボディーは柔らかくスムーズな飲み口。
余韻は中程度、フルーツピールの苦み、優しく樽のニュアンスが残る。

ティーニニッック蒸溜所情報
■ 所在地・背景
・設立年:1817年
・創業者:ヒュー・マンロー(Hugh Munro)
・場所:スコットランド・ハイランド地方、インヴァネスの北、アルネス(Alness)近郊
・所有者:ディアジオ(Diageo)
・役割:主にブレンデッドウイスキー(特にジョニーウォーカー)向け原酒を供給する



■ 設備と製法
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製
・ポットスチル:計8基(ウォッシュスチル4基、スピリットスチル4基)
・生産能力:年間約10,200,000リットル(スコットランドでも上位の規模)
・特徴的設備:かつてはマッシュフィルター式(通常のマッシュタンと異なる抽出方法)を導入していた希少な蒸溜所
※現在は伝統的なセミロイター型に戻されているとされる




■ その他の特徴
・見学:一般公開はしておらず、蒸溜所ツアーは原則不可(外観のみ見学可能)
・近隣の蒸溜所:ダルモア蒸溜所、インヴァーゴードン・グレーン蒸溜所
・ティーニニックの語源:ゲール語で「しだの場所(House of the Holly)」を意味する

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年7月現在)。

エドラダワー10年

アロマ:香りたちは良くしっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツとトースティーな洋菓子のニュアンス。黄桃、アプリコット、ハチミツ、フィナンシェ、黒糖、黒系ドライフルーツ、麦芽香、ハーブ、メントール。背後に樽由来のパウダースパイス感、バニラ、シナモン、クリーム。

フレーバー:アタックでフルーツの甘みがしっかり広がり、酸と樽由来の渋みが続く。心地よいスパイス感も追随。

余韻は中程度、心地よい樽の渋み、スパイス感が残る。

全体的にシェリー樽の魅力がバランスよく存在、甘い焼き洋菓子のような印象が残る。

エドラダワー蒸溜所情報
基本情報
・所在地:スコットランド・ハイランド地方、ピトロッホリー近郊
・創業年:1825年
・運営会社:シグナトリー・ヴィンテージ社(2002年より)
・特徴:小規模ファームディスティラリーとして有名。2000リットル以下の小さなポットスチルを使い、昔ながらの伝統的な設備で小規模生産を行なっている。


🏗 設備(近年の増設反映)
・マッシュタン:1基(伝統的な鋳鉄製、容量は約1トン)
・ウォッシュバック(発酵槽):8基(オレゴンパイン製)
・スチル(蒸溜器):
 ・旧設備(Edradour蒸溜所):
•初留釜:1基、再留釜:1基
 ・新設備(Ballechin棟として隣接):
•初留釜:1基、再留釜:1基
👉 合計で初留2基、再留2基の計4基体制
 ※新設されたBallechin棟はピーテッドタイプ(バレヒン)を主に生産



見学・観光
・見学:個人見学可、ガイド付きツアーあり
・魅力:美しい景観に囲まれた小規模蒸溜所
    手作業中心の伝統製法が間近で見られる
    蒸溜所の裏山の小川から水を引いている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年7月現在)。