ブラッドノック サムサラ

アロマ:香り立ちは穏やか〜中程度。穏やかに佇んでいる印象。トップノートで瑞々しいフルーツと穏やかな樽のニュアンス。クランベリー、アセロラ、プラモ、バニラ、シナモン、微かな硫黄感、フルーツタルト、チョコレート。
フレーバー:アタックでしっかりとしたフルーツの酸・甘み、樽の苦み、渋みが続く。赤いフルーツの渋甘み、まったりとした樽のニュアンス、カカオを思わせる苦味が絡み合う。
余韻は長め、苦み渋みを伴う心地よい樽の風味が残る。

PS:ファーストフィルバーボン樽とカルフォルニア産赤ワイン樽熟成の原酒をブレンドした一本で、赤ワイン樽熟成モルトの魅力が嫌味なく表現されたボトルです。

ブラッドノック蒸溜所情報
・所在地:スコットランド 南部、ローランド地方、ウェイグタウン近く(ブラッドノック村)
・創業年:1817年。創業者はジョン&トーマス・マクレーランド兄弟
・ローランド最南端の活性蒸溜所として知られる
・所有者(現):オーストラリア出身企業家、デイヴィッド・プライアー氏
・生産設備:
 ・2017年再稼働に際し、大規模改装
 ・ステンレス製マッシュタン(5トン)
 ・ダグラスファー製ウオッシュバック6基、スティル計4基(初留2基、再留2基)
・使用する水はすべてブレードノック川の湧水
・来訪者向け施設:
 ・2019年に新しいビジターセンター、ギフトショップ、カフェ(Melba Café)、テイスティングバーをオープン。複数の見学ツアーが提供されており、歴史と蒸溜所見学が楽しめる

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1300yenで提供しております(2025年8月現在)。

オーヘントッシャン アメリカンオーク

アロマ:香りたちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで優しいオークと爽やかなフルーツのニュアンス。バニラ、シナモンなどの白いパウダースパイス、黄桃、アプリコット、焼き菓子、優しい穀物感、麦芽のニュアンス、根菜、沢庵のような漬物、オイリーな質感も伴い、全体的に落ち着いていて優しい香りたち。

フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み、樽の甘み。オークの渋み、甘みが続く。全体的にマイルドで優しい。

フィニッシュ:余韻は短め、優しい樽の渋みとフルーツピールの苦味が残る。

特徴:優しい穀物感とバーボン樽熟成由来のフルーツ感を楽しめる。ローランド伝統の3回蒸留が優しく穏やかな味わいに寄与している。少し疲れている時のお供に最適なモルトウイスキーと思います。

オーヘントッシャン蒸溜所情報
・創業年:1823年
・創業者:不詳(後にJ.ボーモント社が所有)
・所在地:スコットランド・ローランド地方(グラスゴーの北西郊外、クライドバンク近郊)
・マッシュタン:ステンレス製セミロイター式
・発酵槽:オレゴンパイン製4基とステンレス製3基の計7基
・ポットスチル:初留、後留、再留の計3基で全てランタンヘッド型
・現在の所有者:ビーム・サントリー社(Beam Suntory)
・特徴など
ビジターセンターあり(ツアー対応)
オーヘントッシャン(Auchentoshan)はゲール語で「野原の片隅」
オフィシャルボトルでは「オーヘントッシャン12年」「スリーウッド」「アメリカンオーク」などが定番
仕込み水:カトリン湖
ローランド伝統の3回蒸留を現在でも行っている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/8月現在)