ウイスキーキャットの呟き〜Whisky Salon Rue du Barのボトル紹介 ニッカウイスキー 鶴

こんにちは、Whisky Salon Rue du Barです。今回はカウンターに新しく加わった一本をご紹介します。

鶴は、ニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝の名を冠したジャパニーズブレンデッドウイスキー。余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所、ふたつの蒸溜所の個性を丁寧にブレンドした、繊細で華やかな一本。

Tasting Notes

Aroma

香りは良く、しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは上品なオークのニュアンスと瑞々しいフルーツのニュアンス。バニラ、シナモン、微かなクローブ感、マスカット、洋梨、白桃、白い花、優しい穀物感、バランス良くまとまった上質な香りが心地よい。時間経過とともに甘いフルーツ感の主張が強くなる。

Flavour

アタックで繊細な樽のニュアンスと瑞々しいフルーツの主張が絡み合う上質な質感が広がる。甘み溢れるマスカット、バニラ・シナモンなどの上質な樽感。重層的で膨らみのある酸味、甘みが広がる。

Finish

余韻は中程度、心地よい樽の甘渋み、まったりとしたフルーツの甘み、フルーツピールの渋みが残る。

総評

繊細な樽感と瑞々しいフルーツ感の旨みを微かなピートが支えリッチでバランス良い味わいが表現されている。

ぜひカウンターで、じっくりとお楽しみください。皆様のご来店をお待ちしております。

ウイスキーキャットの呟き〜タリスカー15年 ディアジオスペシャルリリース2019

タリスカー15年 ディアジオスペシャルリリース2019を開けました。スカイ島の荒波と大地が凝縮された、圧巻の一本です。

蒸溜所について

タリスカーはスコットランド・スカイ島に唯一存在する蒸溜所で、1830年創設。現在はディアジオが所有する。荒々しい海と大地を反映した、力強いピートスモークと豊かなスパイシーさが特徴のシングルモルト。

このボトルについて

ディアジオ社が毎年リリースする「スペシャルリリース」シリーズの2019年版。タリスカー15年として長期熟成ならではの複雑さと深みを持ちながら、スカイ島らしいピートとフルーツのバランスが際立つ一本。

テイスティングノート

Aroma / アロマ

香り立ちは中程度〜良い。しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで心地よいピートスモーク。焼き魚の皮、アーシー、植物の茎、メントール、クレゾール、奥に柑橘系フルーツ、バニラ、シナモンなどのパウダースパイス。

Flavour / フレーバー

アタックでピートフレーバーを背景に瑞々しいフルーツ感が広がる。青リンゴ、柑橘フルーツ、メントール、薬品感を伴うアーシーなピート、出汁を連想させる旨味。重層的でエレガントな味わい。

Finish / 余韻

長め、複雑で膨らみのあるフルーツ感、心地よいピートが長く続く。時間経過とともにアロマもフルーツ感が増し、より深みが増す印象的。熟成から来る膨らみとピートの勢いがバランス良く調和している。

Rue du Barで、ぜひこのスカイ島の魂をグラスの中に感じてみてください。

酒育の会 テイスティング技術向上セミナー 2026/3/15

2026年3月15日に開催された「酒育の会 テイスティング技術向上セミナー」に参加してまいりました。今回のテーマは 「アイリッシュ ロイヤルオーク蒸溜所」。ロイヤルオークというよりバスカーという銘柄で知られているかもしれません。2016年の創立でありどれも若い原酒ばかりですが、若いなりに上手くまとめられたボトルたちです。よく見かける緑のラベルのバスカー(トリプルカスク)は、シングルグレーン、シングルモルト、シングルポットスチルのブレンデッド。その構成原酒とも言えるモルト、グレーン、ポットスチルを飲み分ける良い機会にもなりました。

酒育の会の情報は下記のホームページのリンクからご覧になるのがお勧めです。