グレングラント アルボラリス

アロマ:香り立ちは中程度〜良い。トップノートで爽やかなフルーツのニュアンス。洋梨、青リンゴ、柑橘フルーツ、白桃。バニラ、シナモンなど甘いパウダースパイス感。アロマにはボリューム感があるが、ややわざとらしく人工的とも思えるフルーツ感。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み。フルーツピールの苦味、樽の渋みが続く。シンプルでまとまっている。味のコンテンツは少なく、ライトボディ。
フィニッシュ:余韻は中程度、フルーツの酸、樽の甘渋みが残る。

グレングラント蒸溜所情報
・創業年:1840年
・創業者:ジョン&ジェイムズ・グラント兄弟
・所在地:スコットランド・スペイサイド、ローゼス(Rothes)
・所有者:カンパリ・グループ(イタリア)
・蒸溜器:ランタン型のポットスチル。独自の細長い形状と精留器(purifier)を採用
     し、軽やかでフルーティな酒質を実現。
・仕込み水:クロフト・マクロイバーの泉(Caperdonich Well)

特徴と評価
・スタイル:軽やかで華やか、リンゴや洋梨のようなフルーティさが特徴。初心者にも飲み
      やすい。
・代表的なボトル:グレングラント10年、12年、18年、アルボラリス(Arboralis)など

歴史的トピック
・革新者「メジャー・グラント」:創業者の甥であるジェームズ・グラント(通称「メジャー・グラント」)が革新を進め、初めて電気を導入した蒸溜所とも言われる。
・ガーデン:蒸溜所には美しいビクトリア朝様式の庭園があり、観光名所としても知られる。
・隣接していた「キャパドニック蒸溜所」:同じ水源を共有していたが、現在は閉鎖。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)500yenで提供しております(2025/7月現在)

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