静かに語りかけてくる、優雅なフルーツと樽の調べを感じる一杯

アロマ:香り立ちは控えめ〜中程度。優しく囁いている印象。トップノートで熟した瑞々しいフルーツと優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、金柑、青リンゴ、バニラ、シナモン、全体的に落ち着いた優しい香り立ち。時間が経つと穏やかな樽感が支配的に。
フレーバー:アタックでフルーツや樽の甘み、柑橘系フルーツの酸味。フルーツピールの苦み、渋みが優しく続く。ややオイリー、樽由来のパウダースパイス感が存在
余韻は中程度。心地よい樽のニュアンスが残る。全体的に落ち着いた味わいで、バランスが良い。ハイボールもオススメです。

ロッホナガー蒸溜所情報
・設立:1845年(現在の建物は1845年以降の再建)
・地域:スコットランド・ハイランド地方(アバディーンシャー州)、ディー川沿い
・所有者:ディアジオ(Diageo)
・「ロイヤル」の称号:1848年、ヴィクトリア女王が蒸溜所を訪問したことに由来
・規模:ディアジオ所有の中では小規模な蒸溜所(年産約45万リットル)
⚗️ 製造設備
・糖化槽(マッシュタン):ステンレス製セミロイター式で1バッチ麦芽4トン容量
・発酵槽(ウォッシュバック):木製(オレゴンパイン)6基
・蒸溜器(ポットスチル):初留1基、再留1基、
比較的小さめでやや丸みがあり、凝縮感ある酒質を生む
冷却方式はシェル&チューブ式コンデンサー
🏞 見学・観光
・一般公開:蒸溜所見学ツアーあり(バルモラル城訪問とセットで人気)
・アクセス:アバディーンから車で約1時間半
・景観:ディー川とケアンゴームズ山地に囲まれた、美しく静かな立地
Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)600yenで提供しております(2025/6月現在)



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