ウィームス ザ ハイブ ブレンデッドモルト(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは、濃厚な甘いフルーツ感。オレンジタルト、チョコレート、蜂蜜、干し柿、枇杷、溶剤感、バニラ・シナモンなどの甘いパウダースパイス。濃厚な甘さとオレンジっぽいフルーツ感の調和が心地よい。

フレーバー:アタックでオランジェットのような甘さとしっかりとした酸味。甘い樽のニュアンスとオレンジピールの苦味が続く。
余韻は中程度。オレンジピールの苦甘みと樽の心地よいニュアンスが残る。

ラベルのミツバチのイラストから連想できるしっかりとした甘さが表現されたブレンデッドモルトです。

PS:ウィームス社のオーナーであるウィームス家はエジンバラ郊外にあるウィームス城の城主でワイン商として活動してきましたが2005年から独立系ボトラーズとしてウイスキーのリリースを行なってきました。特徴的なのはそのウイスキーの特徴を簡単なワードで表現しているところです。このボトルのハイブ(ミツバチの巣箱)は蜂蜜の甘さを連想させます。
このシリーズでは他にスパイスキング、ピートチムニーがあります。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年10月現在)。

アベラワー アブーナBatch66

アロマ:香り立ちは良く、雄弁に語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツと上質な木工家具を思わせる樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、黒系ドライフルーツ、プルーン、オレンジ、ナッツ、フルーツタルト、バニラ、シナモン、甘草、干柿、麦藁、ハーブ、メントール。奥に溶剤、茶葉のような香ばしさ。

フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。樽の甘渋みがジワジワ広がるように続く。しっかりとした樽感を背景にベリー系フルーツと柑橘系フルーツの旨味、甘味が絡み合う。膨よかで厚みのある味わい。

余韻は長め、程よい樽の甘渋み、心地よいオレンジピールの甘さ・苦味が残る。

アルコール度数も高めで食後にじっくり味わえる濃厚なモルトです。

アベラワー蒸溜所情報
基本情報
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、アベラワー村
・設立年:1879年
・創業者:ジェームズ・フレミング(James Fleming)
・所有者:ペルノ・リカール社(Pernod Ricard / Chivas Brothers)
・水源:ベンリネス山(Ben Rinnes)麓のセント・ドロスタンの泉(St. Drostan’s Well)



製造設備
・マッシュタン:ステンレス製1基(容量約7トン)
・ウォッシュバック:オレゴンパイン製6基(容量約23,000L)
・蒸留器(スチル):初留2基、再留2基のストレート型計4基
・年間生産量:約3,800,000リットル
・熟成庫:伝統的なダンネージ式とラック式の両方を使用



ウイスキーの特徴
・主にシェリー樽熟成を得意とする蒸溜所。
・フルーツタルトのような甘やかさと、リッチなウッドスパイスが特徴。
・柑橘・ドライフルーツ・ナッツ・チョコレートを思わせる濃厚な香味。
・定番ボトル「12年」「16年」「18年」に加え、カスクストレングスの**アベラワー・アブーナ(A’bunadh)**が人気。



蒸溜所の背景
・創業者ジェームズ・フレミングは地元の慈善活動にも尽力し、教会や橋を寄付。蒸溜所前に架かる「Fleming Bridge」はその象徴。
・火災などの歴史的困難を経て再建を繰り返し、現在はシーバス・ブラザーズ傘下の中心的な蒸溜所の一つに。
・「アベラワー」はゲール語で「せせらぎの口(mouth of the chattering burn)」という意味。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1100yenで提供しております(2025年10月現在)。

ジョニーウォーカー ブラックルビー

アロマ:香り立ちは中程度〜良い。しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツと程よいピート、しっかりとした樽のニュアンス。レッドベリー、プルーン、デーツ、アセロラ、黄桃、アプリコット、バニラ、シナモン、メントール、蒸した穀物感、人工的な木材感、パルプ。微かなゴム感、硫黄。コンテンツは多いがややまとまりにかける印象。
フレーバー:トップノートで赤系フルーツの酸甘み、樽の甘渋みが心地良く続く。適度の厚み、複雑さも感じる。ベリー、黄桃、完熟リンゴ、アセロラなど多様な熟したフルーツ感を体感でき、上手くまとめられている。
余韻は短め。熟したフルーツの甘渋み、優しい樽のニュアンス、程よいピートが残る。

赤ワイン樽、ペドロヒメネスシェリー樽、オロロソシェリー樽、バーボン樽原酒を使用しているブレンデッドウイスキー。香り立ちではややバランスを欠く印象だが、味わいは様々なフルーツ感のハーモニーを存分に楽しめる貴重なブレンデッドウイスキー。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年10月現在)。

オルトモア12年

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに佇んでいる印象。トップノートで瑞々しく熟したフルーツのニュアンス。白桃、バナナ、青リンゴ、白い花、バニラ、シナモン、優しくバランスの良い香り立ち。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘みが心地よく広がり、樽の甘渋味、フルーツピールの苦味が心地よく続く。味わいも軽やかでバランスが良い。
余韻は中程度、りんごの皮のニュアンスや樽由来のスパイス感が心地よく残る。

ライトボディで背後のスパイス感や苦味がフルーツ感を引き立てている。バランスの良いスペイサイドモルト、食前酒やその日の最初の一杯に最適。ハイボールも美味です。

オルトモア蒸溜所情報
一般情報
・創業年:1897年
・創業者:アレクサンダー・エドワード(Benrinnesの麓に複数の蒸溜所を設立した人物)
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、キース(Keith)の町の近郊
・水源:Foggie Moss(フォギー・モス)と呼ばれる湿地帯の湧き水
・名前の由来:「大きな川の近く」というゲール語に由来



製造設備
・マッシュタン:ステンレス製、セミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):木製発酵槽(ラージ・ダグラスファー製)、一部ステンレスも使用
・蒸留器(ポットスチル):計4基
 ウォッシュスチル(初留):2基
 スピリッツスチル(再留):2基
 ランタンヘッド型、細長いネックで軽やかな酒質を生む
・年間生産能力:およそ3,200,000リットル
・仕込み麦芽:ノンピート麦芽を使用
・樽熟成:バーボン樽主体、シェリー樽も一部使用



特徴
・そのほとんどがブレンデッド用原酒として供給されており、特に**デュワーズ(Dewar’s)の重要な原酒。
・シングルモルトとしては「Aultmore 12年」「Aultmore 18年」「Aultmore 21年」「Aultmore 25年」などのオフィシャルボトルがリリースされている。
・スタイルは非常にクリーンで、フローラルかつハーバルな香味。スペイサイドの中でも「グラスに咲く野の花」と評される繊細な味わい。
・蒸溜所の周囲に濃い霧が出やすく、「Foggie Moss」と共に幻想的なイメージを持たせている。



所有会社
・現在は バカルディ社 傘下(Dewar’sブランドと共に運営)。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年10月現在)。

アイル オブ ハリス ヒーラック

アロマ:香り立ちは穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで優しい樽のニュアンスと熟した果実。バニラ、シナモン、麦芽香、黄桃、アプリコット、ハチミツ、茶葉のような甘い植物感、漬物、奥から穏やかなピート感。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み。続いて程よいフルーツピールの苦み、樽の渋み、優しいピートスモーク。シンプルでまとまっている、オーソドックスな味わい構成。余韻は短め〜中程度。樽の渋みが心地よく残る。

アイル オブ ハリス蒸溜所情報
基本情報
・所在地: スコットランド西部、アウター・ヘブリディーズ諸島(ハリス島・ターバート村)
・設立年: 2015年
・運営会社: The Isle of Harris Distillers Ltd.
・理念: “The Social Distillery(社会的蒸溜所)”
・地域社会に雇用を生み、人口減少を食い止めることを目的とした蒸溜所

主な製品
・ウイスキー:フラッグシップは 「The Hearach」(2023年リリース)
・ジン:Isle of Harris Gin
    特徴的なボタニカル:シュガーケルプ(海藻)
    美しい波紋入りガラスボトルが人気

製造設備
・マッシュタン:ステンレス製、容量 1トン程度(麦芽仕込み)
・ウォッシュバック(発酵槽):木製(オレゴンパイン製) 4基
          容量:約6,000リットル
・ポットスチル:
 初留釜(ウォッシュスチル)×1基:容量 約7,000リットル
 再留釜(スピリットスチル)×1基:容量 約5,000リットル
 傾斜の強いスワンネック型で、軽やかな酒質を志向
・ボトリング施設: 島内に完備(地域雇用を優先)

特徴
・地域密着型: 島の若者や住民を積極的に雇用
・観光施設: ビジターセンター、ショップ、カフェを併設
・建築デザイン: 地元の石材と木材を用いた温かみある空間
・文化性: ハリスツイードや島の伝統と共に、地域観光の中核

ロケーション
・位置: スコットランド北西の離島、ハリス島ターバート港そば
・周辺環境: 美しいビーチ、険しい山岳、伝統工芸ハリスツイードの工房などとともに観光資源となっている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年9月現在)。

トンプソンブラザーズ TB/BSW 6年

アロマ:香り立ちは優しく穏やか。トップノートで熟したフルーツと落ち着いたシェリー樽のニュアンス。黄色い〜黒系ドライフルーツ、カカオたっぷりチョコレート、黄桃、アプリコット、プルーン、バニラ、シナモン、メントール、ナッツ、木製家具、
フレーバー:アタックでビターチョコレートの苦味、甘み。オレンジの酸味が続く。オランジェットのような心地よい甘み、酸味が支配的。シェリー樽熟成のブレンデッドウイスキーとして上手くまとめられバランス良い。硫黄感などネガティブな要素が少ない。
余韻は短め。オレンジピールの苦みが口の中で溶けていく。

BS:シェリー樽熟成かつノンピートのスペイサイドモルト原酒と、少量のグレーン原酒を自社でブレンドした、ブレンデッドウイスキー。このボトルはドーノッホ蒸溜所の原酒を使用したウイスキーではありませんが、トンプソンブラザーズとしてハウススタイルのブレンデッドウィスキーとのことです。

ドーノッホ蒸溜所情報
基本情報
・所在地:スコットランド、ハイランド地方サザーランド州 ドーノッホ(Dornoch)の町
・創業:2016年(Simon & Phil Thompson兄弟によって設立)
・特徴:ドーノッホ城の馬小屋を改装して造られた小規模クラフト蒸溜所
・運営者:Thompson Bros.(兄弟が経営するインディペンデント・ボトラーとしても有名)

設備
・マッシュタン:伝統的な小型サイズ、手作業中心の運営
・ウォッシュバック:木製発酵槽(長期発酵を志向、古来の製法を重視)
・ポットスチル:小型のスワンネック型ポットスチル2基(非常に小規模でハンドメイド感が強い)
・仕込み量:極めて少量生産(クラフト規模、数十万リットルではなく数千リットル単位)

生産の特徴
・伝統的な製法を重視:
・長期発酵(酵母の働きを最大限に活かす)
・オールドスタイルのモルトウイスキーを再現しようとするアプローチ
・原料:オーガニック大麦を使用することが多い

製品
・オフィシャルボトル:まだ熟成年数の若いシングルモルトが中心(2017年以降のニューメイクやスモールバッチ)
・Thompson Bros.ブランド:インディペンデントボトラーとして多彩なスコッチやラム、ジンなどをリリース
・ジン:ウイスキー以外にクラフトジンも生産(地域で人気)

その他
・規模:スコットランドでも有数の小規模蒸溜所
・目的:1960年代以前のクラシカルなハイランドモルトのスタイルを現代に復活させること
・訪問:ドーノッホ城に隣接しており観光地としても人気、見学ツアーあり

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年9月現在)。

モートラック15年 ゴードン&マクファイル 46%

アロマ:香り立ちは中程度〜良く。しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで黒系〜黄色系のドライフルーツ、心地よいシェリー樽のニュアンス。ブラックベリー、デーツ、黄桃、ドライアプリコット、麦芽香、メントール、バニラ、シナモン、上質な木工製品、ナッツ、オランジェット。上品で深みのある香り立ち。
フレーバー:アタックでフルーツの甘み、酸味が心地よく広がり、樽の渋み、葡萄の皮の酸味、苦みが残る。麦芽のニュアンスを背景に広がる黒系ドライフルーツの質感が心地よい。
余韻は中程度、樽の甘渋み、フルーツピールの酸、苦みが心地よい。

モートラック蒸溜所情報
・所在地
 スペイサイド地域(ダフタウン)
「ウイスキーの首都」と呼ばれるダフタウンに建つ最初の蒸溜所

・創業年
 1823年(創業者:ジェームズ・フィンドレーターら)
 ダフタウンで最初に設立された蒸溜所

・所有者
 現在はディアジオ社(Diageo)傘下

・仕込み水
 コンバルの丘から流れるDykehead川の水を使用

・蒸溜方式
 特殊な「2.81回蒸溜」と呼ばれる複雑なシステム
 6基のスチル(3基ウォッシュスチル、3基スピリットスチル)を組み合わせて運用

・設備
 スチル:合計6基(特徴的な変則システム)
 一部の原酒を部分的に再蒸溜する独自工程により、重厚で肉厚な酒質を生み出す

・酒質の特徴
 オイリーで肉厚、リッチで複雑、通称「The Beast of Dufftown(ダフタウンの野獣)」と呼ばれる

・歴史的背景
 ウィリアム・グラント(後にグレンフィディック創業)が蒸溜技術を学んだ場所
 長らくジョニー・ウォーカーなどブレンデッド用モルトの重要原酒として扱われ、シングルモルトとしてのリリースは限定的だった

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1600yenで提供しております(2025年9月現在)。

モートラック12年

アロマ:香り立ちたちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しく熟したフルーツとオークのニュアンス。黄桃、アプリコット、アセロラ、香ばしい穀物感、バニラ、シナモン、メントール、黄色い花とその蜜、フルーツタルト、
フレーバー:アタックでしっかりとしたフルーツの甘み。程よいフルーツの酸と樽の渋みが心地よく続く。ジューシーでリッチな味わい。フルーツ、麦芽感、樽のニュアンスがバランス良く共存。
余韻は中程度、心地よい樽の甘渋み、フルーツピール様の甘み、苦味が残る。

PS:ディアジオの異端児、ダフタウンの野獣などと例えられてきたモートラックですが、この12年を飲む限りは適度なボディ感を残しつつも、バランスの良い、味わい深い、スペイサイドモルトといった印象です。

モートラック蒸溜所情報
・所在地
 スペイサイド地域(ダフタウン)
「ウイスキーの首都」と呼ばれるダフタウンに建つ最初の蒸溜所

・創業年
 1823年(創業者:ジェームズ・フィンドレーターら)
 ダフタウンで最初に設立された蒸溜所

・所有者
 現在はディアジオ社(Diageo)傘下

・仕込み水
 コンバルの丘から流れるDykehead川の水を使用

・蒸溜方式
 特殊な「2.81回蒸溜」と呼ばれる複雑なシステム
 6基のスチル(3基ウォッシュスチル、3基スピリットスチル)を組み合わせて運用

・設備
 スチル:合計6基(特徴的な変則システム)
 一部の原酒を部分的に再蒸溜する独自工程により、重厚で肉厚な酒質を生み出す

・酒質の特徴
 オイリーで肉厚、リッチで複雑、通称「The Beast of Dufftown(ダフタウンの野獣)」と呼ばれる

・歴史的背景
 ウィリアム・グラント(後にグレンフィディック創業)が蒸溜技術を学んだ場所
 長らくジョニー・ウォーカーなどブレンデッド用モルトの重要原酒として扱われ、シングルモルトとしてのリリースは限定的だった

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年9月現在)。

シングルモルツ オブ スコットランド グレンエルギン12年 2007

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに佇んでいる印象。トップノートで蜂蜜のような甘い香りと爽やかなハーブ感。黄桃、アプリコット、黄色い花とその蜜、優しく麦芽香、スワリングすると樽由来の甘いスパイス感が一気に広がる、バニラ、シナモン、メントール、柑橘系フルーツ。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み、しっかりとした舌触りで樽の甘渋みが追いかける。植物感伴う苦・甘みと爽やかなフルーツの酸・甘みが絡み合う。高いアルコール度数のためか、凝縮された質感で奥行きも感じる。
余韻は長め、フルーツや蜂蜜のような甘み、樽の甘渋みが心地よく残る。

グレンエルギン蒸溜所情報
基本情報
・創業年:1898年
・創業者:ウィリアム・シンプソン & ジェームズ・カー
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方(エルギンの南約5km)
・所有者:ディアジオ(Diageo社)



製造と設備
・仕込み水:ミルビュイズ(Millbuies)からの湧水
・発酵槽:6基(木製)
・ポットスチル:6基(初留3基・再留3基)
・冷却方式:ワームタブ(Worm Tub:伝統的で重厚な風味を生む)
・年間生産量:約270万リットル



歴史的なポイント
・建設と同時にウイスキー業界のバブル崩壊(「パティソンズ・クラッシュ」)が起き、開業直後に閉鎖 → 1900年に再開
・1960年代に大規模改修(スチル増設、近代化)
・ディアジオ社のブレンデッドウイスキー「ホワイトホース(White Horse)」のキーモルトとして有名



補足
・ブレンデッドウイスキー需要が中心の蒸溜所ながら、シングルモルトとしての評価も着実に高まっている
・オフィシャルのシングルモルト グレンエルギン12年は終売が決まっている
・ワームタブ冷却により、重厚さと繊細さが同居する独特の味わいが魅力

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンモーレンジ キンタルバン14年(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと甘渋い樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ラズベリー、アセロラ、オレンジ、オランジェット、ブラックドライフルーツ、プルーン、革製品、バニラ、シナモン、ナッツ、メントール、ミント、素朴な麦芽香、樽由来と思われるスモーク感。
フレーバー:アタックで甘渋い樽のニュアンスと熟したフルーツの酸・甘み。心地よい樽の渋み、苦味が続く。しっかりとした質感でコンテンツが凝縮されている印象。オランジェット、ラズベリーなど赤い果実感、タンニン、カカオたっぷりチョコレート、ナッツ。
余韻は長め、フルーツピールの酸、苦味や心地よい樽のニュアンスが残る。

PS:バーボン樽で熟成の後、ルビーポートのワイン樽で追加熟成。ポルトガル語で「Quinta(キンタ)」は「ワイナリー」、「Ruban(ルバン)」はゲール語で「ルビー」の意味。ノンチルフィルタリング。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。