グレンアラヒー12年

アロマ:香り立ちは良く、しっかりして語りかけてくる印象。トップノートでベリー系のフルーツ感と樽のニュアンス。ブラックベリー、プルーン、黄桃、オレンジ、アプリコット、蜂蜜、バニラ、シナモン、メントールやや人工的な木材感。
フレーバー:アタックでフルーツの甘み、酸味が広がり、樽の甘渋み、オレンジピールの苦みが続く。ダークチョコレート、ミント、オレンジのヒント。心地よいスパイス感を背景に濃厚なフルーツ感が凝縮されている。
余韻は中程度、樽由来ののスパイス感が心地よく残る。

PS:オロロソ・シェリー樽、ペドロ・ヒメネス(PX)・シェリー樽、赤ワイン樽、ヴァージン・アメリカン・オーク樽の4種の樽熟成原酒がブレンドされている。全体的にリッチで厚みのある味わいを楽しめます。

グレンアラヒー蒸溜所情報
基本情報
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、ベン・リンネス山麓近く
・設立年:1967年(初操業は1968年)
・建築者:Mackinlay McPherson(Scottish & Newcastle傘下)、建築設計はWilliam Delmé-Evans
・所有者:2017年から現オーナー、ビリーウォーカーが所有

生産および設備
・地域特性:かつては主にブレンド用原酒(主にマッキンレーズの原酒)供給を目的としていた蒸留所
・生産方式:
 ・蒸留器:初留2基(約36,300 L)、再留2基(23,900 L)
 ・発酵槽:ステンレス製マッシュタン1基、木製またはステンレス製ウォッシュバック6基(約60,000 L)
 ・生産能力:最大約400万リットル
 ・水源:ベン・リンネス山の泉や湧水を使用

見学・ビジター体験
・施設:見学ツアーやテイスティングが可能なビジターセンターあり(バー・テイスティングラウンジ完備)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年8月現在)。

トバモリー12年

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに佇んでいる印象。トップノートで香ばしい穀物と優しい樽のニュアンス。麦芽香、麦わら、植物感、オイリー、バニラ、シナモン、青リンゴ、洋梨、時間が経って柑橘系フルーツのニュアンスも加わる。
フレーバー:アタックで穀物の甘み、フルーツの酸渋み・甘みが続く。穀物感とフルーツ感が優しく、綺麗に絡み合う。
余韻は中程度。オレンジピールの苦味、樽の渋みが心地よく残る。

トバモリー蒸溜所情報
・創業年:1798年(最初の設立)
・創業者:ジョン・シンクレア(John Sinclair)
・地域:スコットランド・ヘブリディーズ諸島(インナー・ヘブリディーズ)
・マル島(Isle of Mull)、町はトバモリー(Tobermory)
・マッシュタン:ステンレス製のセミ・ロイター式
   容量〜約5トン
・発酵槽:ステンレス製 × 6基
発酵時間:約50時間前後(季節やスタイルにより変動)
・ポットスチル:初留1基、再留1基
・蒸溜所の特徴
  ・2つのブランドを生産:
   Tobermory:ノンピートタイプのシングルモルト(フルーティでソフト)
   Ledaig(レダイグ):ヘビリーピーテッドタイプ(スモーキーで海のニュアンス)
  ・島の気候の影響:潮風と湿潤な気候が熟成に独特の風味を与える
  ・生産量:比較的小規模(年間約100万リットル)
  ・長期休止期間が多い歴史:閉鎖と再開を繰り返し、1990年代以降ようやく安定稼働
  ・所有会社:Distellグループ(2023年にHeinekenの影響下に)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年8月現在)。

グレンモーレンジ ウインター

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけかけてくる印象。トップノートでしっかりとした樽感と瑞々しく熟した果実のニュアンス。黄桃、オレンジ、アプリコット、ブラックドライフルーツ、アセロラ、微かな硫黄感、バニラ、シナモン、麦芽香、メントール、紅茶の茶葉。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み、渋みがバランスよく広がり、カカオチョコレートの苦み、甘み、オレンジピールの苦みが追随する。凝縮したフルーツ感が温かく満たされるような口当たり。
余韻は中程度。カカオの苦味、樽の甘渋みが残る。
PS:バーボン樽熟成の原酒をシチリア産マルサラワイン樽で後熟した13年熟成のモルトウイスキー。雪に閉ざされた冬の夜、暖炉のそばで過ごすような「居心地の良さ」「魔法のような温かさ」をビル・ラムズデン博士が表現したグレンモーレンジとのことです。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

ブラッドノック サムサラ

アロマ:香り立ちは穏やか〜中程度。穏やかに佇んでいる印象。トップノートで瑞々しいフルーツと穏やかな樽のニュアンス。クランベリー、アセロラ、プラモ、バニラ、シナモン、微かな硫黄感、フルーツタルト、チョコレート。
フレーバー:アタックでしっかりとしたフルーツの酸・甘み、樽の苦み、渋みが続く。赤いフルーツの渋甘み、まったりとした樽のニュアンス、カカオを思わせる苦味が絡み合う。
余韻は長め、苦み渋みを伴う心地よい樽の風味が残る。

PS:ファーストフィルバーボン樽とカルフォルニア産赤ワイン樽熟成の原酒をブレンドした一本で、赤ワイン樽熟成モルトの魅力が嫌味なく表現されたボトルです。

ブラッドノック蒸溜所情報
・所在地:スコットランド 南部、ローランド地方、ウェイグタウン近く(ブラッドノック村)
・創業年:1817年。創業者はジョン&トーマス・マクレーランド兄弟
・ローランド最南端の活性蒸溜所として知られる
・所有者(現):オーストラリア出身企業家、デイヴィッド・プライアー氏
・生産設備:
 ・2017年再稼働に際し、大規模改装
 ・ステンレス製マッシュタン(5トン)
 ・ダグラスファー製ウオッシュバック6基、スティル計4基(初留2基、再留2基)
・使用する水はすべてブレードノック川の湧水
・来訪者向け施設:
 ・2019年に新しいビジターセンター、ギフトショップ、カフェ(Melba Café)、テイスティングバーをオープン。複数の見学ツアーが提供されており、歴史と蒸溜所見学が楽しめる

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1300yenで提供しております(2025年8月現在)。

グレンファークラス12年

アロマ:香り立ちは中程度穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで黄色のフルーツ感と優しい樽感。黄桃、アプリコット、ブラックドライフルーツ、蜂蜜、ナッツ、バニラ、シナモン、クローブ、甘草、スモーク、微かな硫黄感。
フレーバー:フルーツの甘み、酸味がトップノートで広がり、樽の渋み、葡萄の皮の酸味、苦みが続く。ジューシーなフルーツ感と優しい樽感が調和して心地よい。
余韻は中程度。心地よい樽由来のスパイスとベリー系フルーツの風味が残る。

グレンファークラス蒸溜所情報
・所在地:スコットランド、ハイランド地方スペイサイド地区(バリンダロッホ村)
・創業年:1836年(記録上は1830年代前半に操業開始)
・創業者:ロバート・ヘイ(Robert Hay)
・現所有者:グラント家(Grant family)
      1865年にジョン・グラントが買収
      現在も家族経営を続ける、数少ない独立系蒸溜所
・意味:ゲール語で「緑の草の谷(Glen of the Green Grassland)」

設備・生産
・仕込み水:ベンリネス山の湧水を使用
・糖化槽(マッシュタン):ステンレス製 1基
・発酵槽(ウォッシュバック):木製(オレゴンパイン)12基
・蒸留器(ポットスチル):バルジ型合計6基
 ・ウォッシュスチル:3基(4.5万リットル級の大型)
 ・スピリットスチル:3基
 ・直火焚き蒸留を続ける希少な蒸溜所のひとつ
・年間生産量:約350万リットル(スペイサイドでも比較的大規模)

熟成・スタイル
・熟成庫:伝統的な石造りのダンネージ式倉庫を多数保有
・熟成樽:主にヨーロピアンオークのオロロソ・シェリー樽を使用
・スタイル:濃厚なシェリーカスク熟成が特徴
 ドライフルーツ、スパイス、ナッツ、ハチミツのニュアンスが豊か
 「シェリー樽熟成の王道」と称される

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

キルホーマン マキヤーベイ

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのはアーシーなピートと穀物感。土っぽいさ、植物感、スモークを想起するピート、クレゾール感も少々。魚の皮、柑橘系フルーツ、麦芽とクッキングした穀物感。バニラ、シナモンなどのパウダースパイス。
フレーバー:アタックでしっかりとしたピートと穀物の甘み。柑橘系フルーツの酸甘み、レモンピール苦みが続く。シンプルで若々しい味わいが心地よい。
余韻は中程度、しっかりとしたピートとレモンピールの苦み、酸味が残る。

キルホーマン蒸溜所情報
・所在地:スコットランド、アイラ島(Islay)の西部、マキール湾近くのロックサイド農場(Rockside Farm)
・創業年/初操業:2005年12月(アイラ島で124年ぶりに新設された蒸溜所)
・創業者・所有者:アンソニー・ウィルズ(Anthony Wills)による家族経営の独立系蒸溜所



特徴・生産スタイル
・大麦の栽培、床(フロア)モルティング、蒸留、熟成、瓶詰めのすべてをアイラ島内で実施
・蒸溜所に隣接する「ファーム」で大麦を栽培し、その大麦を使用してウイスキーを製造する伝統的スタイルを再現
・モルト供給:自家栽培の麦芽も使用し、一部はポートエレンのモルティング施設から調達



生産・設備
・モルティング:アイラ島で数少ないフロアモルティングを現在も継続中
・スチル:初期はウォッシュスティル×1、スピリットスティル×1。2019年には新たに2基のスティルを追加し生産能力が倍増
・マッシュタン×2(1.2トン容量)
・ステンレス製ウォッシュバック×14基(各6,000 L)、スティルの独特な形状により高い銅接触率を実現



生産能力・熟成
・年間生産能力:約480,000リットル純アルコールまで対応
・熟成:バーボン樽、オロロソ・シェリー樽を中心に、PXシェリーや実験的な酒材用樽も使用
・すべての熟成をアイラ島で実施し、ダンネージ倉庫やラック倉庫を使い分けて保管



その他のトリビア
・“100% Islay”コンセプト:大麦の栽培から熟成・瓶詰めまで完全アイラ島内で行われるシングルファーム・シングルモルトという独自性
・生産プロセスの速さ:大麦収穫からスピリットになるまで約17日間

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

キルケラン12年

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは香ばしい穀物感と優しい樽感。麦芽香、トーストした穀物、バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、オレンジ、完熟リンゴ、白い花、オイリー、優しいピート。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの甘み・酸味。滑らかで膨よかな口当たり。穀物感や心地よい樽のニュアンスが続く。
余韻は中程度。フルーツピールの酸・苦味、心地よい樽感、優しい穀物のニュアンスが残る。

グレンガイル蒸溜所情報
・所在地:スコットランド西部 キャンベルタウン(Campbeltown)
・創業年:1872年
・創業者:ウィリアム・ミッチェル(William Mitchell)
スプリングバンク蒸溜所を運営するミッチェル家の一員
・閉鎖と再開:
 ・1925年に閉鎖
 ・2004年にJ & A Mitchell社(スプリングバンクと同じ経営母体)が再開
・ブランド名:
 ・「グレンガイル」を名乗れず(当時別ブランドに登録済だったため)、自社ブランドは  Kilkerran(キルケラン) として販売
・生産量:年間7万リットル程度(スコットランドの中でも小規模)
・生産設備:
 ・マッシュタン:1基
 ・発酵槽:ステンレス製6基
 ・蒸留器:ポットスチル2基(初留1基、再留1基)
 ・フロアモルティングは行わず、麦芽はスプリングバンクから供給
 ・熟成庫:キャンベルタウンの伝統的なダンネージ式倉庫を使用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

スプリングバンク10年

アロマ:香り立ちは中程度〜良い、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでトースト感、心地よい樽感、熟したフルーツのニュアンス。バニラ、シナモン、トーストティーな麦芽香、黄桃、アプリコット、焼きリンゴ、黄色い花、オイリー、背後に優しいピート、
フレーバー:アタックで濃厚なフルーツの酸、甘み。樽の渋甘みが続く。濃縮感豊かで奥行きも感じる味わい。和柿やフルーツタルトの甘さと樽由来のスパイス感の調和が心地よい。
余韻は長め、オレンジピールの苦味・酸味と塩味を連想させるパウダースパイス感が心地よく残る。
モルトの香水と呼ばれたスプリングバンク。モルトウイスキーで感じることができる様々な魅力が上手くまとめられた1本です。

スプリングバンク蒸溜所情報
・所在地:スコットランド西部 キャンベルタウン(Campbeltown)
・創業:1828年
・創業者:アーチボルド・ミッチェル(Archibald Mitchell)
・所有:J & A ミッチェル社(創業家が今も経営)

蒸溜所の特徴
・世界でも数少ない 「完全自社生産」 を行う蒸溜所
(大麦の製麦 → 蒸留 → 熟成 → 瓶詰め まで全て自社で実施)
・蒸留方法を使い分け、3種類のブランドを展開:
 ・Springbank(スプリングバンク):2回半蒸留、バランスの良い複雑な味わい
 ・Longrow(ロングロウ):2回蒸留、ヘビリーピーテッド
 ・Hazelburn(ヘーゼルバーン):3回蒸留、ノンピートで軽快

生産設備
・モルティングフロア(フロアモルティング):敷地内にあり、大麦の約100%を自社で製麦
・糖化槽(マッシュタン):鋳鉄製 1基
・発酵槽(ウォッシュバック):木製(オレゴンパイン)6基
・蒸留器(ポットスチル):合計5基
 ・初留:2基、再留:3基
 ・それぞれの銘柄に合わせて使い分け(2回、2.5回、3回蒸留を実現)
・熟成庫:伝統的な石造りのダンネージ式倉庫
・ボトリング設備:敷地内に瓶詰ラインを持ち、自社でボトリングまで完結

生産量
・年間:約70万リットル(スコットランドの中では小規模生産)

地域性・評価
・キャンベルタウンはかつて30以上の蒸溜所があったが、現在は数か所のみ存続
・海に近いため潮風の影響があり、ウイスキーに独特の塩気やミネラル感が出ると言われている
・世界中に熱狂的ファンを持ち、ボトルは入手困難・価格高騰傾向

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 2000yenで提供しております(2025年8月現在)。

リンクウッド2011 THE FIRKIN TEN

アロマ:香り立ちは中程度。しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで瑞々しくも濃厚なフルーツのニュアンス、背後に香ばしい樽の香り。黄桃、アプリコット、ブラッドオレンジ、オランジェット、バニラ、シナモン、麦芽香、桃のタルト、
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘みがしっかりと広がる。オレンジピールの酸・苦味、樽の甘渋みが心地よく続く。若々しく瑞々しいフルーツ感が口いっぱいに広がる。
余韻は中程度。オレンジピールと樽感が心地よい。

PS:ザ ファーキンウイスキー カンパニーがリリースするマデイラ樽熟成のリンクウッド、2011年蒸溜です。ファーキンとは呼ばれる41リットルの樽を使用して熟成させているようです。ファーキンとはビールの単位として用いられることが多くイギリスでは1バレルの1/4=1ファーキン=41リットル、日本ではクラフトビールの特定の樽の規格を表し1ファーキン=39.75リットルを表すことが多いようです。

リンクウッド蒸留所情報
・創業年:1821年、ピーター・ブラウンによって設立され、1825年に生産を開始
・所在地:スコットランド、スペイサイド地方のエルギンに位置しています
・所有者:ディアジオ(Diageo)社が所有
・水源:Millbuies Loch近くの湧水を使用しています
・蒸溜器:3基の初留釜(各15,000リットル)と3基の再留釜(各17,000リットル)
・マッシュタン:12トンのマッシュタンを使用
・ウォッシュバック:11基の木製ウォッシュバック
・発酵時間:65〜100時間と多様です。
・生産能力:年間約560万リットルの生産能力を有しています。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1100yenで提供しております(2025年8月現在)。

ジョウニーウォーカー ブラックラベル12年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと落ち着いた樽のニュアンス。黄桃、ドライアプリコット、バニラ、シナモン、微かなピート、やや人工的な木材感、パルプ。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。ピートフレーバーと樽の甘み・渋みが追いかける。バランス良くまとまっている。
余韻は中程度、柔らかいピート、樽の風味が残る。

PS:世界で最も愛されているスコッチウイスキーのひとつが「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」です。スコッチといえば多様な味わいが楽しめるブレンデッドウイスキーが有名ですが、その中でもブラックラベルは“スタンダードでありながら奥深い”存在として長年親しまれてきました。

ブラックラベルは、スコットランド各地の蒸留所から選び抜かれた40種類以上の原酒をブレンドしてつくられています。すべての原酒は最低でも12年以上熟成させたものを使用しており、長い時間をかけて育まれた豊かな風味が調和しています。これにより、手頃な価格でありながら驚くほど複雑でバランスのとれた味わいを楽しむことができるのです。

香りは、ドライフルーツやシトラスの爽やかさに、スモーキーで心地よいピート香が寄り添います。ほんのりとしたバニラやキャラメルの甘みも感じられ、グラスに注いだ瞬間から奥行きのある印象を与えてくれます。口に含むと、まろやかなモルトのコクとともに、オーク樽由来のスパイス感、ほのかなスモークが広がり、最後には長く続く余韻が楽しめます。

飲み方としては、ストレートでじっくりとその奥深さを味わうのはもちろん、ソーダ割りにすると爽快感と華やかさが際立ち、食事ともよく合います。ハイボールにすると、軽快ながらもスモーキーな存在感が心地よく残り、日常的に楽しめる一杯になります。

「ブラックラベル 12年」は、ビギナーからウイスキー愛好家まで幅広く支持されている理由があります。それは“飲みやすさ”と“奥深さ”を絶妙なバランスで兼ね備えているからです。ジョニーウォーカーが掲げる「Keep Walking」の精神を象徴するように、世界中で長年愛され続けるブラックラベル。手に取りやすい価格で本格的なスコッチの世界を味わえる、まさに定番の一本です。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 600yenで提供しております(2025年8月現在)。