カリラ2012 THE FIRKIN ISLAY

アロマ:香り立ちは良くしっかりと語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しいフルーツとしっかりとしたピート。青リンゴ、黄桃、アプリコット、マスカット、スモーク、クレゾール、
フレーバー:アタックで瑞々しいフルーツの酸、甘み、心地よいピート。フルーツピールの酸・苦味、樽の渋みが続く。優しいピートがフルーツの甘み、酸味を引き立てる。芳醇でリッチな味わい。
余韻は中程度。心地よい樽のニュアンス、ピール様の酸・苦味、ピートが残る。

PS:ザ ファーキンウイスキー カンパニーがリリースするマルサラワイン樽熟成のカリラ、2012年蒸溜です。ファーキンとは呼ばれる41リットルの樽を使用して熟成させているようです。ファーキンとはビールの単位として用いられることが多くイギリスでは1バレルの1/4=1ファーキン=41リットル、日本ではクラフトビールの特定の樽の規格を表し1ファーキン=39.75リットルを表すことが多いようです。

カリラ蒸溜所情報
■ 基本情報
・創業年:1846年、創業者 Hector Henderson による設立
・所有会社:Diageo 傘下
・所在地:アイラ島北東、Port Askaig の北側、アイラ海峡沿岸。



■ 生産規模・水源
・年間生産量:約650万リットルでアイラ島最大級の蒸溜所
・水源:Loch Nam Ban(ピート層を通じて湧出する硬水)
・原料麦芽:Port Ellen Maltings からのピート麦芽(約34~38ppm)を使用



■ 設備と発酵・蒸留工程
・マッシュタン:ステンレス製のフル・ロイター型、12.5トン級
・発酵槽(ウォッシュバック):合計10基(オレゴンパイン8基+ステンレス2基)
・ポットスチル:ウォッシュスチル 3基(約19,000 L)、スピリットスチル 3基(約12,000 L)。いずれもストレートヘッド型


■ 熟成・ボトリング
・熟成:ボトリング前に本土の大型倉庫で熟成(熟成設備は島外中心)
・使用樽:主にファーストフィルのバーボン樽。少数シェリー樽やワインカスクも使用



■ 蒸溜所の特色と評価
・スタイル:アイラ島の中でも比較的軽やかでフローラル、ピート感はしっかりあるが医薬系に偏らずバランス良好なスモーキータイプ
・用途:生産量の約70〜95%がブレンディング用(Johnnie Walker Black など)。残りがシングルモルトとして出荷



■ 観光情報(見学ツアー)
・見学情報:正式なビジターセンターはないが、ツアー(見学+試飲)可能。バー・ショップ併設で記念ボトルや限定アイテムも販売

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年8月現在)。

アラン シェリーカスク

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは瑞々しい熟したフルーツ感と心地よい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ブラックベリー、完熟リンゴ、バニラ、シナモン、メントール、麦芽香、微かなスモークと硫黄感。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。樽の渋甘みが続く。分厚い質感をベースに嫌味の無いフルーツ感と心地よい樽感がバランス良く主張。
余韻は中程度〜長め。暖かい樽の風味、フルーツピール様の苦みが心地よく残る。

ロックランザ(アラン)蒸溜所情報
基本情報
・正式名称:Lochranza Distillery(旧 Arran Distillery)
・地域:スコットランド、アラン島北部のロックランザ村(Lochranza)
・設立年:1995年(アラン蒸溜所として)
・所有企業:Isle of Arran Distillers Ltd.
・変更点:2019年、南部に新設された「ラッグ蒸溜所(Lagg Distillery)」の開業により、北部の旧アラン蒸溜所は「ロックランザ蒸溜所」と改称

設備
・マッシュタン:1基、ステンレス製のセミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):6基、オレゴンパイン製
・ポットスチル:4基(初留2基、再留2基)、バルジ型(バルジのある伝統的な形状)
・冷却方式:シェル&チューブコンデンサー(比較的クリーンな酒質を生む)

生産と製品
・年間生産量:約120万リットル(グレーンスピリッツ換算)
・特徴:ノンピート主体、クリーンでフルーティーな酒質

その他の特徴
・ビジターセンター:設立当初からあり、アラン島観光の名所として人気

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。

アードベック アンオー

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでしっかりとしたピートと爽やかなフルーツ感。クレゾール、アーシー、柑橘系フルーツ、青リンゴ、メントール、バニラ、シナモン、甘い麦芽香。
フレーバー:アタックで心地よいピートと穀物感、柑橘系フルーツの酸、甘み。心地よいフルーツピールの苦味渋み、草っぽいピート感が続く。ドライなフルーツ感が心地よい。
余韻は中程度。柑橘系フルーツと心地よいピートが残る。

PS:アンオーはアイラ島のマル・オブ・オー(オー岬)にちなんでいます。ペドロヒメネスシェリー樽原酒、ファーストフィルバーボン樽原酒、チャーを施した新樽原酒の3種の原酒がブレンドされています。

アードベック蒸溜所情報
・創業年:1798年に非公式に蒸溜が始まり、1815年にジョン・マクドゥーガルによって正 
     式に設立。
・所在地:スコットランド、アイラ島のポートエレン近郊に位置。
・所有者:現在は、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)の傘下。
・水源:Loch ArinambeastとLoch Uigeadailからの軟水を使用。
・発酵槽:12基のオレゴンパイン製発酵槽(ウォッシュバック)。
・蒸溜器:2基の初留釜と2基の再留釜。ランタンヘッド型計4基(再留釜のラインアームには精留器が取り付けられている)。
・麦芽:1981年以降、自社のフロアモルティングを停止し、ポートエレン・モルティングか
ら供給されるフェノール値約50〜60ppmのピート麦芽を使用。
・生産能力:年間約240万リットルの生産能力。
・ビジターセンター:蒸溜所内にはビジターセンターと「オールド・キルン・カフェ」があ
          り、見学や試飲が可能。
・Ardbeg House:蒸溜所近くの歴史的なホテルを改装し、2025年秋に「Ardbeg
         House」としてオープン予定。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年8月現在)。

アードベック ウーガダール

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツのニュアンスとしっかりとしたピート。黄桃、アプリコット、プルーン、柑橘系フルーツ、クレゾール、アーシー、メントール、麦芽香、バニラ、シナモン。
フレーバー:アタックでピート、柑橘系フルーツの酸、甘み。フルーツピールの苦味、渋みが心地よく続く。分厚いピートとしっかりとしたフルーツ感のバランスが心地よく、奥行きも深みも感じる。
余韻は長め、樽由来の渋みとピートが残る。

PS:ウーガダールとはアードベック蒸溜所のマザーウォーターの水源となっている湖の名前です。バーボン樽原酒とシェリー樽原酒(主にオロロソシェリー樽)原酒をブレンドされています。

アードベック蒸溜所情報
・創業年:1798年に非公式に蒸溜が始まり、1815年にジョン・マクドゥーガルによって正 
     式に設立。
・所在地:スコットランド、アイラ島のポートエレン近郊に位置。
・所有者:現在は、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)の傘下。
・水源:Loch ArinambeastとLoch Uigeadailからの軟水を使用。
・発酵槽:12基のオレゴンパイン製発酵槽(ウォッシュバック)。
・蒸溜器:2基の初留釜と2基の再留釜。ランタンヘッド型計4基(再留釜のラインアームには精留器が取り付けられている)。
・麦芽:1981年以降、自社のフロアモルティングを停止し、ポートエレン・モルティングか
ら供給されるフェノール値約50〜60ppmのピート麦芽を使用。
・生産能力:年間約240万リットルの生産能力。
・ビジターセンター:蒸溜所内にはビジターセンターと「オールド・キルン・カフェ」があ
          り、見学や試飲が可能。
・Ardbeg House:蒸溜所近くの歴史的なホテルを改装し、2025年秋に「Ardbeg
         House」としてオープン予定。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年8月現在)。

フェッターケアン フィオーレ

アロマ:香りたちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツとしっかりとした樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、干し柿、バニラ、シナモン、クローブ、甘草、蜂蜜、柔らかいピート、マジック、微かな硫黄感。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。続いて柑橘系フルーツの酸、苦味、樽の渋み、柔らかいピートが続く
しっかりとしたフルーツ感が雄弁に語りかけて来るニュアンス。
余韻は中程度。熟したフルーツの甘み、柔らかな樽のニュアンスとピートが残る。

フェッターケアン蒸溜所情報
基本情報・歴史
・創業:1824年、サー・アレクサンダー・ラムゼイによって創設。スコットランドで2番目に合法的な蒸溜許可を得た蒸溜所です。
・所在地:グランピアン山脈の麓、フェッターケアン村
・所有者:現在はWhyte & Mackay(エンペラドール傘下)が運営。
・歴史的背景:
 1887年に大火、1890年に復旧。
 1926–1939年に操業停止、その後Associated Scottish Distillersによって再開。
 1973年にWhyte & Mackayが取得。



設備・製造能力
・マッシュタン:5トン容量の伝統的鋳鉄製(open-topped)マッシュタン1基。
・ウォッシュバック:木製ウォッシュバックを11基使用、発酵時間は約60 時間。
・ポットスチル:初留2基、再留2基(各12,800 L)計4基のペア型で構成。
スチルには冷却リング(cooling ring)が備えられ、外壁に水を流すことで内部でのリフラックスを促し、より純粋なスタイルの蒸気を得る仕組み。これにより軽快でフルーティな原酒を生産。
・年間生産能力:約1.6~2.2百万リットルのピュアアルコール。
・倉庫(熟成施設):14棟のダンネージ式倉庫に約32,000樽を貯蔵。主にバーボンバレル(アメリカンオーク)で熟成、一部にシェリーやポートカスクも使用。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

インチガワー14年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで爽やかなフルーツと優しい樽感。和梨、完熟リンゴとその蜜、バニラ、シナモン。
フレーバー:アタックで優しいフルーツの酸、甘み、続いてオレンジピールの酸、苦味が続く。背後にソルティなスパイス感。
余韻は中程度心地よい苦み、渋み、オイリーな質感が残る。
全体的にソフトで優しいがしっかりとした質感を伴う。

インチガワー蒸溜所情報

基本情報・歴史
・設立年:1871年、Alexander Wilson & Company によって、旧トチネール蒸溜所(Tochineal)の機器を転用して設立された。
・所在:スコットランド、スペイサイド地方、バッキー(Buckie)郊外に立地。
・現在の所有者:Diageo。
・役割:Bell’s、Johnnie Walker、White Horseなどのブレンドに多用される原酒生産基地。シングルモルトの公式リリースは少なく、花と動物シリーズの14年などが代表的。



製造設備・機能
・糖化:マッシュタン:約8–8.4トン容量のステンレス製タンを1基使用。
・発酵:
ウォッシュバック:Oregon Pine(オレゴン松)製の大容量バック(約40,000 L)×6基。発酵は短く、約48–53時間程度。酵母投入システム:2006年に「クローズド酵母投入システム」を導入し、酵母投入の自動化と品質安定化を実現。
・スチル(単式蒸溜器):
初留2基、再留2基、合計4基。
洋梨型の「pear-shaped」デザインで、広い球状フランジと長い円錐形ネックが特徴。
初留釜容量:約12,500 L、再留釜:約7,200 L。



生産・原料・熟成設備
・水源:Menduff ヒルズの湧水(Menduff Hills springs / Minduff Burn)を使用。
・貯蔵倉庫:約13棟のダンネージ&ラック式倉庫で最大60,000樽を収容可能。シェリーとアメリカンオークを使用、他蒸留所のウイスキーも熟成。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。

ベンネヴィス10年

アロマ:香り立ちは穏やか。静かに囁いている印象。トップノートで柔らかなフルーツ感と優しい樽感。白桃、洋梨、麦芽香、白い花、バニラ、シナモン、蜂蜜。
フレーバー:アタックで白桃のようなフルーツの酸、甘み。ピール様の渋みと苦味が心地よく続く。ライチのようなフルーツ感、ソルティなスパイス感も
余韻は中程度、優しいフルーツ感、樽のニュアンスが残る。
優しい味わいで、フルーツ感とバーボン樽由来の優しいスパイス感がバランス良く広がる。

ベンネヴィス蒸溜所情報

基本情報・歴史
・設立年 1825年、「ロング・ジョン(Long John)・マクドナルド」により創業
・所在地 英国最高峰のベンネヴィス山の麓、フォート・ウィリアムに位置
・所有者 1989年より日本のニッカウヰスキー(Nikka, 現・アサヒグループ)による運営
・特徴的な歴史
1955年、ジョセフ・ホッブスによって初の併用蒸溜設備(モルト・グレーン対応)を導入1980年代に一時閉鎖されたが、ニッカによって再稼働し、1991年にはビジターセンターも開設



製造設備・生産能力
・糖化・発酵設備
 ・マッシュタン:ステンレス製、10トン容量程度
 ・発酵槽:ステンレス製のウォッシュバックを使用
・ポットスチル
 ・初留釜(wash still)×2基(各25,000 L)
 ・再蒸溜器(spirit still)×2基(各20,000 L)
・年間生産能力 約 2,000,000 リットル(約200万 L)



仕込み水
・仕込み水〜ベンネヴィス山に由来する山麓の湧水「Allt a’ Mhuilinn」およびLochaberの導水システムによる水を使用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年8月現在)。

グレンモーレンジ18年

アロマ:香り立ち中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは優しいフルーツのニュアンスと心地よい樽感。黄桃、アプリコット、青リンゴ、洋梨、オレンジ、フルーツタルト、バニラ、シナモン。〜バランス良く心地よい香り立ち。
フレーバー:アタックで心地よいフルーツの酸、甘み。樽由来の渋み、フルーツピールの苦味が続く。オーソドックスな香味の変化ながらネガティヴなコンテンツがほとんどなく完成度が高い。
余韻は中程度、樽の苦甘み、オレンジピールのニュアンスが残る。
一般に売り出されているボトルでシングルモルト の18年熟成は値段と味のバランスが凄く優れているものが多いと思います。そのクラスの中でも特にお勧めによく上がるのが、このグレモーレンジ18年だと思います。バーボン樽熟成の原酒が主体に、シェリー樽後熟の原酒がバッティングされたもののようですが、味わいもバーボン樽熟成特有の魅力にシェリー樽後熟の原酒が隠し味のように複雑さや深みを付加している印象です。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

ブナハーブン12年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、フィナンシェ、黄色い花、バニラ、シナモン、麦芽香、メントール、かすかなピートは樽由来か?
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み、微かな正露丸のような苦味、タンニン感が良いアクセスになりつつ、フルーツの風味と柔らかい樽のニュアンスが続く。
バランス良く、適度に厚みのある酒質が心地よい。
余韻は中程度。カカオのような苦味、樽のニュアンスが残る。
ブナハーブンはアイラモルトの中では比較的地味な存在ですが、じっくり飲んでみるとなかなか魅力的なモルトです。ピートの刺激に疲れた時には是非お試し下さい。

PS:スコットランド、アイラ島のポートアスケイグ港から北へ4km行った所にあるのがブナハーブン蒸溜所。アイラ島といえばヘビリーピーテッドのモルトを思い浮かべますが、ブナハーブンはライトリーピーテッドでアイラモルトとしては変わり種です。個人的には美味しいシェリータイプのモルトが多い印象です。
かつてはライトタイプのブレンデッドウイスキー、カティーサークの原酒としての需要が多かったのでピートタイプの原酒は必要とされていませんでしたが、現在は所有会社も代わり、ピーテッドタイプの需要も多くなったことで、ヘビリーピーテッドのブナハーブンも仕込まれています。

ブナハーブン蒸溜所情報
・所在地:スコットランド・アイラ島北東部、ポート・アスカイグ近郊
・創業年:1881年
・創業者:William Robertson と Greenlees Brothers
・所有企業:Distell Group(南アフリカ系企業、2023年よりHeineken傘下)
・名前の由来:ゲール語で「河口の河」という意味(Bun na h-Abhainne)
・水源:マーガデイル川
・生産設備:
 ・ポットスチル2基(ウォッシュスチル1基、スピリットスチル1基)
 ・マッシュタン:ステンレス製、容量12トン
 ・発酵槽:ステンレス製6基
 ・年間生産能力:約270万リットル
・特徴:
 ・アイラ島の中では珍しく、ほとんどピートを焚かないウイスキーが中心
 ・まろやかでフルーティーな酒質が特徴
 ・2000年代以降は一部でピーテッドタイプ(「Toiteach」など)もリリース

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。

ポーロシャーロット10年

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでアーシーなピートと熟したフルーツのニュアンス。土っぽさ、根菜、クレゾール、アスファルト、黄桃、アプリコット、バニラ、シナモン、麦芽香。
フレーバー:アタックでしっかりとしたピート感と柑橘系フルーツのニュアンス。まず酸、甘みがしっかり広がり、柑橘フルーツピールの苦味とアーシーなピートが続く。もっさりとした酒質で重みを感じる。
余韻は中程度。爽やかなフルーツのニュアンスと土っぽいピート感が残る。

ポートシャーロットはブルックラディ蒸溜所で製造されるヘビリーピートタイプのシングルモルトです。

ブルックラディ蒸溜所情報
■ 基本情報
・所在地:スコットランド・アイラ島西岸、Loch Indaal沿岸のRhinns半島
・設立年:1881年、Harvey兄弟による創設
・所有者:Rémy Cointreau(Bruichladdich Whisky Co. Ltd)
・生産能力:年間約1.5百万リットル(純アルコール換算)



■ 設備と製法
・マッシュタン:オープン型ヴィクトリアンスタイル、7トン(アイラ島唯一)
・発酵槽(ウォッシュバック):ダグラスファー(オレゴンパイン製)製 × 6基
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル:2基(合計約23,000 L)
 ・スピリットスチル:2基(高さ約6mの細首型、合計約21,000 L)
 ・可変型のローモンドスチルが1基あり計5基体制



■ 製品とスタイル
・主力ブランド:
 ・ブルックラディ:ノンピート、花や麦芽のやさしいクリーンタイプ
 ・ポートシャーロット:約40 PPMのヘビーピートスタイル
 ・オクトモア:世界最高レベルの超ヘビーピーテッド(80 PPM以上)スコッチ
・熟成樽:主にアメリカンオーク(バーボン樽)、加えてシェリー樽やワイン樽など複数タ 
 イプを使用
・ビジネスモデル:
 ・地元アイラ産大麦(全体の約40%以上)を活用し、単一農場や個別フィールドをラベル
  に表示する“テロワール”重視の姿勢
 ・非冷却ろ過・無着色ポリシーを徹底



■ 特記すべき進展と歴史
・長期にわたる閉鎖(1994〜2000年)を経て、2001年に再興。Victorianな製造装置を維持しながら高品質なモルト制作を再開
・2012年にRémy Cointreauが買収、以降も多様なリリースと持続可能性への取り組みを推進

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年8月現在)。