グレンフィディック15年 ディスティラリーエディション

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツとトースティーな樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、グレープフルーツ、オレンジ、バニラ、シナモン、白い花、焦げた木材、やや人工的な木材感、麦芽香、
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸甘み。アルコール感や樽の焦げ感も存在。軽やかなボディでシンプルな味わい。
余韻は中程度、柑橘系フルーツピールの苦味酸味が残る。
全体的にバーボン樽熟成原酒由来の爽やかなフルーツ感が支配的。原酒構成はアメリカンホワイトオーク樽熟成原酒とヨーロピアンオーク樽熟成原酒のようですが、味わい的にはバーボン樽(アメリカンホワイトオーク樽)原酒の味わいを強く感じ、やや新樽のニュアンスも感じました。

グレンフィディック蒸溜所情報
・創業年:1887年
・創業者:ウィリアム・グラント
・仕込み水:ロビーデューの泉
・マッシュタン:計4基
・発酵槽:オレゴンパイン製48基
・スチル:44基
・特徴:グレンフィディックはゲール語で「鹿の谷」の意味であり、オフィシャルボトルには牡鹿が描かれている。1963年にシングルモルトを初めて世界に売り出した蒸溜所。シングルモルトの売り上げでは、グレンリベットと1,2位を競っている。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

カリラ12年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかだが、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで柔らかいピートと柑橘系フルーツのニュアンス。クレゾール、スモーク、アーシー、焼き魚の皮、レモンピール、麦芽香、バニラ、シナモン。
フレーバー:アタックで薬品系ピートと柑橘系フルーツの酸甘み。レモンピールの苦味、樽の渋みが続く。フルーツ感と優しいピートの洗練されたバランス。
余韻は中程度、炭の灰を思わせるピートと柑橘系ピールの苦味が残る。

カリラ蒸溜所情報
■ 基本情報
・創業年:1846年、創業者 Hector Henderson による設立
・所有会社:Diageo 傘下
・所在地:アイラ島北東、Port Askaig の北側、アイラ海峡沿岸。



■ 生産規模・水源
・年間生産量:約650万リットルでアイラ島最大級の蒸溜所
・水源:Loch Nam Ban(ピート層を通じて湧出する硬水)
・原料麦芽:Port Ellen Maltings からのピート麦芽(約34~38ppm)を使用



■ 設備と発酵・蒸留工程
・マッシュタン:ステンレス製のフル・ロイター型、12.5トン級
・発酵槽(ウォッシュバック):合計10基(オレゴンパイン8基+ステンレス2基)
・ポットスチル:ウォッシュスチル 3基(約19,000 L)、スピリットスチル 3基(約12,000 L)。いずれもストレートヘッド型


■ 熟成・ボトリング
・熟成:ボトリング前に本土の大型倉庫で熟成(熟成設備は島外中心)
・使用樽:主にファーストフィルのバーボン樽。少数シェリー樽やワインカスクも使用



■ 蒸溜所の特色と評価
・スタイル:アイラ島の中でも比較的軽やかでフローラル、ピート感はしっかりあるが医薬系に偏らずバランス良好なスモーキータイプ
・用途:生産量の約70〜95%がブレンディング用(Johnnie Walker Black など)。残りがシングルモルトとして出荷



■ 観光情報(見学ツアー)
・見学情報:正式なビジターセンターはないが、ツアー(見学+試飲)可能。バー・ショップ併設で記念ボトルや限定アイテムも販売

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

ベンローマック10年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは優しいピート感と熟したフルーツのニュアンス。スモーキーでアーシーなピート、黄桃、アプリコット、完熟リンゴ。背後にバニラ、シナモン、などのパウダースパイスや穀物感。
フレーバー:アタックで心地よいピートと熟したフルーツの酸、甘み。樽の甘み、渋みが心地よく続く。ピート、フルーツ感、樽感がバランス良く絡み合う。花びらを齧ったかのような華やかも感じる。
余韻は中程度、優しいピートと樽の甘渋みが残る。
久しぶりに飲んで、このボトルの出来の良さを再確認しました。スペイサイドモルトでありながら心地よいピートが味わいを引き立てています。昔のスペイサイドモルトってこんな感じだったのでしょうか?

ベンローマック蒸溜所
🥃【基本情報】
・設立年:1898年(初蒸溜は1900年)、度重なる閉鎖と再開を経て1998年に再稼働
・所有者:独立瓶詰業者のゴードン&マクファイル社(Gordon & MacPhail)
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、モレイ州フォレス近郊(Forres, Moray)
・水源:ロマック丘陵のChapelton Springs(湧水)
・年間生産量:約400,000リットル(カスクストレングス換算)



🏭【設備と製造特徴】
・マッシュタン:ステンレス製 × 1基(約1.5トン処理)
・発酵槽(ウォッシュバック):ラーチ材製 × 4基(11,000リットル)
・ポットスチル:2基(ウォッシュスチル 7,500 L/スピリットスチル 5,000 L、蒸気加熱式)



🧪【酒質】
・スタイル:クラシック・スペイサイド。淡いスモーク、麦芽、フルーツ、穏やかなスパイス感を持つクリーンな味わい



🏫【見学・観光情報】
・見学ツアー(事前予約推奨):
Classic(1時間/約£10〜25)、Contrast(ペアリング体験付)、Heritage(2時間/£75)、Manager’s Experience(専属案内・限定ボトル付き/約£350)など多数




🧠【歴史と個性】
・再建の歩み:1983年に停止、1993年にG&Mが買収、5年かけて復活し、1998年にチャールズ皇太子によって再開
・クラフト志向:手作業による仕込み・充填、伝統技術へのこだわりを持つ小規模蒸溜所
・「スペイサイドのスプリングバンク」と評される個性派としてファンも多い

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

ジュラ12年

アロマ:香り立ちは穏やか〜中程度。穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで優しい樽のニュアンス。バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、フィナンシェ、焦がした砂糖、根菜、沢庵を連想する塩っぽさ、
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘みが現れ、優しい樽のニュアンスが続く。派手な主張はないが、樽感、フルーツ感、塩っぽいスパイス感が気持ち良く絡み合う味わいは好感が持てます。
余韻は中程度。樽由来のスパイス感が心地よく残る。

ジュラ蒸留所情報
■ 基本情報
・設立:1810年(現行の施設は1963年再建)
・所在地:スコットランド・ジュラ島(人口約200人の孤島)
・所有:Whyte & Mackay社(Emperador Inc.傘下)
・水源:Market Loch(島内の湖)



■ 設備と製造

🔸マッシュタン
・形式:セミ・ロイター型、ステンレス製
・容量:約5トン

🔸発酵槽(ウォッシュバック)
・数:6基
・材質:ステンレス製
・容量:各約48,000リットル
・発酵時間:50〜60時間

🔸蒸留器(ポットスチル)
・ウォッシュスチル(初留釜):2基
・スピリットスチル(再留釜):2基
・特徴:背の高いスチル(約7.7メートル)により、軽やかで繊細な酒質を生成



■ ジュラ島の自然と野生動物
・鹿(Red Deer):島名「Jura」はノルウェー語で「鹿の島」を意味するほど、鹿の密度が高い
・野鳥観察:イーグルやアオサギなども見られるバードウォッチングの名所
・ハイキング・登山:有名な「パップス・オブ・ジュラ(Paps of Jura)」という山があり、登山愛好家にも人気

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 500yenで提供しております(2025年7月現在)。

スキャパ スキレン SK20

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで爽やかなフルーツ感と優しい樽のニュアンス。リンゴ、白桃、柑橘系フルーツ、バニラ、シナモン、塩っぽいスパイス感。
フレーバー:アタックで樽の甘みと柑橘系フルーツの酸味、甘み。レモンピールの苦味、酸味が樽のスパイス感と調和しながら心地よい続く。
余韻は中程度。フレッシュな柑橘系フルーツのニュアンス、柔らかな樽の渋みが残る。
バーボン樽熟成モルトの魅力を存分に味わえる一本です。

スキャパ蒸溜所情報
■ 所在地・背景
・設立年:1885年
・場所:スコットランド・オークニー諸島本島(メインランド)、カークウォールの南
・所有者:ペルノ・リカール(Pernod Ricard)傘下のシーバス・ブラザーズ社(Chivas Brothers)



■ 蒸溜設備・製法
・仕込み水:Lingro Burn(リンゴロ川)の水を使用
・マッシュタン:ステンレス製、糖化能力は1バッチあたり約6トン
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製 × 6基、発酵時間は約50〜60時間
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル:1基(ローモンドスチル型)
 ・スピリットスチル:1基(通常型)
  ※ローモンドスチルを使い続けている数少ない蒸溜所のひとつ(内部にバッフルプレートを持つ特殊な構造)



■ 生産・熟成の特徴
・基本的にノンピート(クリーンなスタイル)
・熟成樽:主にファーストフィルのバーボン樽を使用



■ その他の特徴
・見学:完全予約制でのツアーを実施。規模が小さく、アットホームな雰囲気
・景観:スキャパ湾を望む高台に立地しており、オークニー諸島の大自然を体感できるロケーション
・近隣:アイランズ系でも有名なハイランドパーク蒸溜所が車で10分ほどの距離にある

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年7月現在)。

ティーニニック10年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで熟したフルーツと優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、青リンゴ、バニラ、シナモン、青草、麦芽香。
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘み。レモンピール様の苦味、酸味が続く。黄桃など熟したフルーツのニュアンスも加わり、フルーツバスケットのような様々なフルーツ感が存在。ボディーは柔らかくスムーズな飲み口。
余韻は中程度、フルーツピールの苦み、優しく樽のニュアンスが残る。

ティーニニッック蒸溜所情報
■ 所在地・背景
・設立年:1817年
・創業者:ヒュー・マンロー(Hugh Munro)
・場所:スコットランド・ハイランド地方、インヴァネスの北、アルネス(Alness)近郊
・所有者:ディアジオ(Diageo)
・役割:主にブレンデッドウイスキー(特にジョニーウォーカー)向け原酒を供給する



■ 設備と製法
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製
・ポットスチル:計8基(ウォッシュスチル4基、スピリットスチル4基)
・生産能力:年間約10,200,000リットル(スコットランドでも上位の規模)
・特徴的設備:かつてはマッシュフィルター式(通常のマッシュタンと異なる抽出方法)を導入していた希少な蒸溜所
※現在は伝統的なセミロイター型に戻されているとされる




■ その他の特徴
・見学:一般公開はしておらず、蒸溜所ツアーは原則不可(外観のみ見学可能)
・近隣の蒸溜所:ダルモア蒸溜所、インヴァーゴードン・グレーン蒸溜所
・ティーニニックの語源:ゲール語で「しだの場所(House of the Holly)」を意味する

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年7月現在)。

ノッカンドゥ12年

アロマ:香り立ちは控えめ、静かに佇んでいる印象。トップノートで感じるのは優しく麦芽香と樽のニュアンス。香ばしい麦芽、麦わら、バニラ、シナモン、奥に熟したフルーツ、黄桃、アプリコット。懐かしいほっとするようなアロマを感じる。
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘み、樽の甘み。レモンピールの酸、苦みが続く。全体的に落ち着いた香味の中にフレッシュなフルーツ感が心地よい。
余韻は長め、フルーツ系の酸、苦み。樽由来の心地よいスパイス感が残る。

ノッカンドゥ蒸溜所情報
・設立年:1898年。
・由来/所在地:「Knockando」はゲール語で「小さな黒い丘」を意味し、スペイ川の中流沿い、木々に囲まれた丘の上に位置。
・オーナー:ディアジオ(Diageo) 傘下、J&Bをはじめとするブレンデッドウイスキーの主要モルト供給源。
・年間生産能力:約 140万リットル/年。近年改修により生産量の増加も見込まれる

製麦・仕込み・発酵
・仕込み水:カードナックの泉(Cardnach Spring) から採取される軟水を使用。
・糖化:4.4トン規模の糖化バッチを使用。
・発酵槽:オレゴンパイン製ウォッシュバックを8基 使用。発酵時間は約46~50時間。

蒸留設備・プロセス
・ポットスチル
 初留釜(ウォッシュスチル)×2基(容量約10,000 L、ランタン型/広頭)
 再留釜(スピリッツスチル)×2基(容量約6,930 L、バルジ型)
 ラインアーム:やや下向きで、蒸気が銅と長く接触する設計。
 加熱・冷却方式:蒸気による間接加熱+屋外設置のシェル&チューブ式コンデンサー。

熟成・倉庫
・倉庫構成:ラック式1棟+ダンネージ式3棟(合計4棟)、混構成の熟成設備あり。
・樽タイプ:主にアメリカンオークのバーボン樽と、スパニッシュオークのシェリー樽を使用。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年7月現在)。

タムナヴーリン ダブルカスク

アロマ:香り立ちは良い。しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで熟した果実のニュアンス。ブラックベリー、黒系ドライフルーツ、黄桃、アプリコット、オランジェット、チョコレート、ナッツ、焦がした砂糖、麦芽香、プラスティック、若干の硫黄感、
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み。オレンジピールの苦味、酸味と樽の渋みが続く。
味わいはシンプル、やや人工的なフルーツ感。
余韻は短め、オレンジピールの苦み、樽の渋み、やや人工的な質感が残る。
コンテンツは多いが熟成感には乏しく、人工的なプラスティック感がやや気になる。オンザロックの方が美味しく飲めそうです。気軽に飲めるシェリー樽熟成のシングモルトとしては貴重なボトルだと思います。

タムナヴーリン蒸溜所情報
・設立年:1966年
・地域:スコットランド、スペイサイド地域→ グレンリベット川の近く、クラガンモア蒸溜所の近くに位置。
・名前の由来:「Tamnavulin」はゲール語で「水車小屋の小さな丘」という意味。
→ 昔この地にあった水車小屋にちなんで名付けられた。
・所有者:現在はホワイト&マッカイ社(White & Mackay)が所有


生産設備など
・ウォッシュバック(発酵槽):9基のステンレス製洗槽(もとはコルテン鋼を含むが2015年にステンレスへ更新)
・発酵時間:約 48〜60時間(約2日間)
・ポットスチル(蒸留器):6基(3基のウォッシュスチルと3基のスピリッツスチル)を稼働。ウォッシュスチルのライムアームは横型、スピリッツスチルには下降型のラインアームを採用
・容量:ウォッシュスチルは各 約17,500 L、スピリッツスチルは 約15,000 L(Whisky Roundupによる情報)
・加熱方式・コンデンサー:蒸気による間接加熱方式で、コンデンサーはシェル&チューブ式
・ウォッシュスチルにはサブクーラー(副冷却装置)を設け、硫黄臭などネガティブな成分を低減
・スピリッツスチルには**精留器(リフラックス装置)**を搭載し、ミドルカットの精度向上に寄与


その他
・水源:地下湧水を地下貯水槽に蓄え、冷却水は近隣のリヴェット川から取水
・主な使用目的:ブレンデッドウイスキー用原酒の供給
→ ホワイト&マッカイのブレンドに使われていたが、近年はシングルモルト展開も強化。
・一時閉鎖歴あり:1995年に操業停止、2007年に再稼働
→ しばらく休眠していたが、再稼働後シングルモルトとしてのリリースが始まった。
・観光施設:一般公開はされておらず、ビジターセンターはなし
→ 現地訪問は基本的に不可

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 500yenで提供しております(2025年7月現在)。

ストラスミル12年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは控えめ。静かに佇んでいる印象。トップノートで爽やかなフルーツ感と優しい樽のニュアンス。柑橘系フルーツ、洋梨、青リンゴ、白桃、バニラ、シナモン、青い草、ハチミツ、ハーブ、メントール
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸、甘みがしっかりと広がる。樽の甘渋み、レモンピールの酸、苦味が続く。レモネード、レモンサイダー。
余韻は短め、フルーツの酸、レモンピールの酸、苦味が心地よく残る。
シンプルにまとまっている。柑橘フルーツサイダーが舌の上で弾ける質感が印象的。

ストラスミル蒸溜所情報
✅ 基本情報
・創業年:1891年(元は1860年創業の製粉所を転用)
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、キース(Keith)
・所有者:ディアジオ(Diageo社)


✅ 歴史的背景
・元々は「Glenisla-Glenlivet」として設立されたが、1895年に「Strathmill(ストラスミル=谷間の製粉所)」に改名
・長らくブレンデッドウイスキー向けの原酒として使用されており、シングルモルトとしての知名度は高くない
・1997年にディアジオが買収し、以降はブレンデッドの「J&B(ジェイ&ビー)」のキーモルトとして供給



✅ 製造設備・特徴
・仕込み水:近隣の泉「タウンフォード・スプリング」
・ポットスチル:4基(初留2基・再留2基)
・発酵槽:ステンレス製
・冷却方式:シェル&チューブ方式
・年間生産量:約1,800,000リットル
・特徴:比較的軽やかでスムーズな酒質



✅ その他トピック
・「J&B」などライトでスムーズなブレンデッドに適した酒
・スペイサイドモルトの中でも特に「控えめで穏やか」なキャラクター
・製粉所(ミル)を改装した歴史から、名前にも“Mill”が含まれている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年7月現在)。

クライゲラヒ13年

アロマ:香り立ちは中程度。トップノートで樽のニュアンスとオイリー感。バニラ、シナモン、黄桃、オイリー、溶剤、微かな硫黄、やや人工的な質感。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み。樽の渋み、レモンピールの苦味、樽由来のスパイス感が続く。シャープな酸味やスパイス感が味わいを彩る。
余韻は長め、心地よい苦味、酸味が残る。

クライゲラヒ蒸溜所情報
✅ 基本概要
・創業年:1891年(初蒸溜は1898年)
・設立者:アレクサンダー・エドワードとピーター・マッキーらによって設立
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、モレー州クライゲラキ村(リバー・スペイとリバー・フィディックの合流点近く)
・所有者:ジョン・デュワー&サンズ(ジョン・デュワー社、現在はBacardi傘下)



✅ 製造設備と技術
・スチル構成:蒸留は「ウォッシュスチル×2基」と「スピリッツスチル×2基」を使用。ラインアームは伝統的に下向き
・コンデンサー:冷却にワームタブ式コンデンサーを採用。これにより濃厚で肉厚なスピリッツに仕上がる
・発酵槽:カラマツ製ウォッシュバック8基(約47,000 L/基)で、発酵時間は55〜65時間の長丁場




✅ 歴史的背景と他用途
・ブレンデッド用途:ジョン・デュワー社のブレンデッドウイスキー(例:ホワイトホースなど)のキーモルトとして長く使用



✅ 補足情報
・観光情報:クライゲラキ村はスペイサイド・クーパーエイジ(樽職人施設)など蒸溜所巡りの拠点にもなっており、観光地としても注目される地域

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年7月現在)。