カバラン ソリスト バーボンバレル57.8%

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで輪郭のしっかりとした樽感。バニラ、シナモン、クリーム、蜂蜜、バナナ、黄桃。高いアルコール度数を背景にそれぞれのコンテンツがしっかりと主張している。
フレーバー:アタックで柑橘系フルーツの酸甘み、心地よい樽の甘渋みとオレンジピールの苦味が続く。全体的に甘みもしっかり、オランジェット、フルーツタルトのニュアンスも。コンテンツは多くないが、質感が詰まった味わい、奥行きや広がりも感じる。
余韻は中程度、フルーツピールや心地よい樽感が残る。
しっかりとしたバーボン樽熟成原酒の特徴を味わえるボトルです。

カバラン蒸溜所情報
基本情報
・所在地:台湾・宜蘭県(Yilan County)南澳郷外、蘭陽平原(Lanyang Plain)
・設立年:2005年(正式稼働は2006年)
・創業者:李添財(T. T. Lee)氏(King Car 集団の創業者)
・運営会社:金車グループ(King Car Group)
・ブランド名「カバラン(Kavalan)」:古代台湾原住民族「噶瑪蘭族(Kavalan tribe)」に由来
・初リリース:2008年(Kavalan Classic Single Malt)



設備・生産体制
・スチル構成:ポットスチル8基(ハイブリッドタイプを含む)
・初期はフォーサイス社(Forsyths, スコットランド製)製スチルを採用
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製
・マッシュタン:全自動ステンレス製マッシュタン
・年間生産量:推定900万リットル以上(アジア最大級のシングルモルト生産規模)
・熟成庫(ウェアハウス):敷地内に20棟以上の樽貯蔵庫
・仕込み水:雪山山脈(Snow Mountain)からの伏流水



熟成環境の特徴
・台湾特有の高温多湿(亜熱帯)気候で、熟成が非常に早く進む
・年間熟成損失(エンジェルズシェア)は約10〜15%(スコットランドの約3倍)
・短期間(4〜6年程度)でも十分な熟成感と濃厚な樽香を獲得
・熟成庫によって温度・湿度管理を調整(場所により香味プロファイルを変化させる)



樽構成
・多様な樽タイプを積極的に採用:
バーボン樽(アメリカンホワイトオーク)
シェリー樽(オロロソ、ペドロヒメネス、フィノなど)
ポートワイン樽、マディラ樽、モスカテル樽、ワインカスクなど
・自社内での樽管理・リチャー作業を実施

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