御岳 2025 Solera Sherry Butts

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで優しいシェリー樽のニュアンス。ブルーベリー、プルーン、黄桃、バニラ、シナモン、フルーツタルト、蜂蜜、上質な木工品、微かな硫黄感。
フレーバー:アタックで優しくベリー系の酸・甘みが広がる。芳醇な甘みと樽のニュアンスが優しく続く。酒質は軽やかで、膨よかで優しい。
余韻は中程度。葡萄の皮の酸・苦味、優しい樽のニュアンスが心地よく残る。

PS:シェリー酒を製造するソレラで使用されていたファーストフィルの樽で熟成。シーズニングされたシェリー樽ではなく、ソレラの樽を使用して熟成されている原酒の特徴を味わえます。

御岳蒸溜所情報
🔹 基本概要・背景
・西酒造は、1845年創業の老舗蔵元で、伝統的に本格焼酎(代表銘柄に「宝山」など)を製造。そこからウイスキー製造への挑戦を始めたのが御岳蒸留所。
・御岳蒸留所は 2019年に設立。ウイスキー製造免許取得のうえで蒸留を開始。
・所在地は鹿児島県、薩摩半島の丘陵地にあり、標高約 400メートルほどの高台。
・立地の特徴として、蒸留所からは 桜島 を望むことができ、自然に恵まれた環境でのウイスキー造りを狙っている。



🔹 製造設備・原料・基本スタンス
・原料には 厳選した二条大麦(ノンピート麦芽) を使用。ピート香を抑えた「クリーンかつ麦芽感ある」スタイルを目指す。
・使用水は、蒸留所のある丘陵地の地下から湧き出す 天然の軟水。「毎分1000リッター以上湧く」とされ、ウイスキーに適した水質。
・製造設備は、すべて三宅製作所製。
・仕込みはワンバッチ麦芽1トンで、糖化槽と5基の床に埋め込まれた発酵槽はステンレス製。
・スチルは初留釜(6000リットル)はストレートヘッド型、再留釜(3000リットル)はバルジ形。加熱方式ははスチーム加熱、冷却装置はシェル&チューブ。
・熟成庫は木製ラック式で第2熟成庫含めて、かなりの本数の樽を収容可能。ウイスキーだけでなく「グレーン」「ニューポット」など複数スピリッツの拡張にも対応。



🔹 製品とリリースの歴史
・第一弾ウイスキーとして、2023年12月に 「御岳 THE FIRST EDITION 2023」 をリリース。
・2025年には「御岳 2025 Solera Sherry Butts 」と呼ばれるシェリー樽熟成シングルモルトをリリース。



🔹 蒸留所のコンセプトと目指すスタイル
・西酒造は焼酎で培った「発酵・蒸留技術・酵母管理」のノウハウを活かし、「発酵を究める職人集団」を標榜。ウイスキー・焼酎・日本酒・ワインなど多ジャンルでの酒造りを、発酵の視点で一貫して取り組んでいる。
・御岳では、「フルーティーで深みのある、かつクリアで飲みやすいウイスキー」を狙っており、樽や水、麦芽、酵母すべてにこだわりを持つ。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1600yenで提供しております(2025年11月現在)。

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