洋梨や完熟リンゴ、ブラッドオレンジのフレッシュで濃密な香りを体感する一杯

アロマ:香りたちは中程度、穏やかに語りかけて来る印象。トップノートでフレッシュだが濃厚なフルーツ感。洋梨、完熟リンゴ、ブラッドオレンジ、バニラ、シナモン、ハチミツ、ややオイリー。リッチで奥行きを感じ、味わいへの期待が高まる香り立ち。
フレーバー:アタックで爽やかフルーツの酸味、甘み。しっかりとした質感を伴う甘み、苦味が続く。砂糖がけのブラッドオレンジ、りんごの蜜のような甘み。奥行きや膨らみを伴う上質な味わい。
余韻は中程度。フルーツピールの酸、苦味が心地よく残る。
ストラスアイラ蒸溜所情報
・創業:1786年(スコットランド最古級の現役蒸溜所)〜スペイサイド最古
・所在地:スコットランド・スペイサイド(キース)
・創業時名称:Milltown(ミルタウン)
・現名称:1951年に「Strathisla」へ改称
・オーナー:シーバス・ブラザーズ(ペルノ・リカール傘下)
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位置づけ・役割
・シーバスリーガルのキーモルト
・華美ではなくクラシックで調和重視のスペイサイド原酒
・シングルモルトとしての公式リリースは限定的
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製造設備・仕様
・仕込み水:ブイエンの泉
・マッシュタン:ステンレス製(ラウター方式)
・発酵槽:木製(主にオレゴンパイン)
・発酵時間:比較的長め(フルーティさを重視)
・ポットスチル:初留2基、再留2基の計4基(ボール型とランタンヘッド型の2タイプ、1990年代後半まで石炭直火加熱を行っていた)。
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酒質の特徴
・洋梨・リンゴなどのフルーティさ
・ハチミツ、バニラ、モルト由来の甘み
・穏やかで丸みのある質感
・若い原酒でも角が立ちにくい
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熟成・樽使い
・主にアメリカンオーク樽主体
・シェリー樽原酒も一部存在
・ニューポットはパイプでアイラ川を挟んだ対岸のグレンキース蒸溜所に送り、樽詰めしている。さらに熟成も、大部分はキースの郊外にあるシーバスの集中熟成庫に運ばれる。
・シングルモルトは独立系ボトラーからのリリースが中心(オフィシャルのシングルモルトは終売になっている)
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その他
・双塔のパゴダ屋根と、かつて動力源として使われていた水車は、絵本のような蒸溜所景観で観光蒸溜所としても有名
・「スコットランドで最も美しい蒸溜所」の一つと評される
Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 2200yenで提供しております(2026年1月現在)。


