カネマラ12年

アロマ:香り立ちは中程度、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しいフルーツと穀物感、優しいピートのニュアンス。白桃、青リンゴ、ウリ系の野菜、メントール、麦芽香、オイリーなピート、スモーク、アーシー
フレーバー:アタックでピートと爽やかなフルーツの酸・甘み。穀物の甘み、柑橘フルーツの甘み、樽の甘渋みが続く。
余韻は短め、樽の優しい渋み、ピートのニュアンスが残る。

PS:カネマラはアイルランドのクーリー蒸溜所がリリースするピーテッドタイプのシングルモルトです。

クーリー蒸溜所情報
【基本情報】
・所在地:アイルランド北東部 ルース州(County Louth)クーリー半島(Cooley Peninsula)
・設立:1987年(稼働開始は1989年頃)
・創業者:ジョン・ティーリング(John Teeling)
 元経済学者・実業家で、後にティーリング兄弟(ジャック&スティーブン)の父。
・現在の所有:ビームサントリー(Beam Suntory)(2011年に買収)
・年間生産能力:約300万リットル(モルト+グレーン合計)



【設立の背景】
・1960〜80年代、アイルランドでは蒸溜所が3か所しか稼働していなかった時代。
・ジョン・ティーリングが「アイルランドに再び多様性を」という理念のもと独立蒸溜所として創業。
・アイルランドのウイスキー産業復活のきっかけを作った存在。
・廃業したアルコール蒸溜施設を改装して再利用。



【製造設備】
・ポットスチル:2基(銅製)
 シングルモルト・シングルポットスチル用
・カラムスチル:1基(連続式)
 グレーンウイスキー用(トウモロコシ主体)
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製
・マッシュタン:ステンレス製、全自動システム採用
・熟成庫:敷地内および周辺に複数、バーボン樽・シェリー樽・ワイン樽など多様な樽を使 用



【生産スタイル】
・アイリッシュ伝統の**トリプルディスティレーション(三回蒸溜)だけでなく、
ダブルディスティレーション(二回蒸溜)も採用(スコッチ寄りの重厚原酒も生産可能)。
・原料:アイルランド産大麦、未発芽大麦、トウモロコシなど。
・シングルモルト、シングルポットスチル、グレーン、ブレンデッドすべてを生産可能。



【その他トピック】
・2011年:ビーム社(現ビームサントリー)が買収。
→ ブランド力と流通網が強化され、世界展開が加速。
・兄弟が独立し、新たにティーリング蒸溜所(2015年ダブリン)を設立。
→ クーリーのDNAを受け継いだ“次世代系”がティーリング。
・キルベガン蒸溜所(アイルランド最古の稼働蒸溜所)を復活させたのもクーリー社。
・アイルランド新時代の原点的存在として、他の独立系蒸溜所に大きな影響を与えた。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年10月現在)。

ティーリング シングルポットスティル

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで爽やかなフルーツ感。オイリー、洋梨、青リンゴ、白桃、雨上がりの草原、バニラ、シナモン、やや人工的な木材感。オイリーで軽やかなフルーツ感が漂う香り立ち。
フレーバー:アタックで砂糖がけの柑橘フルーツの酸、甘み。樽の渋み・甘みが続く。爽やかなフルーツ感が広がる中、粘性のあるオイリーな質感がアクセントになっている。
余韻は短めオレンジピールの苦味、樽の甘渋みが残る。

PS:アイリッシュシングルポットウイスキー。原料は大麦麦芽50%,未発芽大麦50%、アイリッシュ伝統の3回蒸留経て、バージンオークカスク、ワインカスク、バーボンカスクで熟成された原酒をブレンド。

ティーリング蒸溜所情報
【基本情報】
・所在地:アイルランド・ダブリン市内「リバティーズ地区(The Liberties)」
・設立:2015年(操業開始)
・創業者:ジャック・ティーリング(Jack Teeling) & スティーブン・ティーリング(Stephen Teeling)兄弟
・親会社:Teeling Whiskey Company
・特徴:
 ダブリン市内で125年ぶりに稼働した新蒸溜所
 新しいアイルランドウイスキーの象徴」として高く評価



【背景・沿革】
・ティーリング家は、もともと1782年創業の老舗蒸溜所家系(ダニエル・ティーリングが創業)。
・現代のティーリング兄弟は、父ジョン・ティーリングが設立した「クーリー蒸溜所(Cooley Distillery)」をルーツに持つ。
・2011年:クーリー蒸溜所がビーム社に売却された後、兄弟が独立して新たにティーリングを創業。
・自社蒸溜を開始したのは2015年で、それ以前はクーリー原酒を使用したボトリングからスタート。



【立地・建築】
・ダブリンの歴史ある蒸溜地区「リバティーズ」に位置。
・旧修道院跡地をリノベーションし、現代的デザインと伝統工法を融合した蒸溜所建築。
・見学ツアーやカフェ、テイスティングバーを併設。



【製造設備】
・ポットスチル:3基
 名称:Alison, Natalie, Rebecca(創業者の娘たちの名前)
 形状:伝統的な銅製ポットスチル(アイリッシュスタイル)
 加熱方式:スチーム加熱
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製×6基
・熟成庫:敷地外に専用ウェアハウスを保有(多様な樽で熟成)



【生産スタイル】
・伝統的な**トリプルディスティレーション(三回蒸溜)**方式
・モルトウイスキー・ポットスチルウイスキー・グレーンウイスキーを自社生産
・多彩なカスクフィニッシュ(熟成樽バリエーション)を積極採用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年10月現在)。

ウエストコーク12年 シェリーカスクフィニッシュ

アロマ:香り立ちはやや控えめ、静かに囁いてくる印象。トップノートで優しい熟したフルーツ感。黄桃、アプリコット、ブラックベリー、プルーン、青りんご、バニラ、シナモン、麦芽香、オイリー、蜂蜜、微かな硫黄感、
フレーバー:アタックで瑞々しくも熟したフルーツの酸・甘みがしっかりと広がる。熟したフルーツや甘い樽感を背景にグリーンアップルのようなバーボン樽熟成原酒の特徴もしっかり広がる。
余韻は短め、甘いフルーツや心地よい樽のニュアンス、甘いスパイス感が残る。
軽やかでフルーティ、甘いスパイス感が心地よいアクセントになっている。

PS:アイリッシュのウエストコーク。このボトルはバーボン樽で10年熟成後の原酒をペドロヒメネスシェリー樽で2年間後熟した12年熟成です。

ウエストコーク蒸溜所情報
【基本情報】
・所在地:アイルランド南西部 コーク州(County Cork)スキバレン(Skibbereen)
・設立:2003年(操業開始は2014年頃から本格化)
・創業者:
 ジョン・オコーネル(John O’Connell)
 デニス・マクカーシー(Denis McCarthy)
 ジェラール・マクカーシー(Gerard McCarthy)
(いずれも地元出身の友人同士)
・所有:独立資本(大手企業グループ傘下ではない、アイルランド最大規模の独立系蒸溜所)
・年間生産能力:約400万リットル以上(アイリッシュとしてはトップクラス)



【特徴】
・地元原料主義:アイルランド産の大麦を主に使用。
・独自開発の蒸溜設備:
 創業初期は自作スチルを使用し、現在も自社設計のポットスチル・カラムスチルを併用。
・製品すべてが自社蒸溜・自社ボトリング(大手ブランドの委託生産も手がける)。
・クラフト精神と大量生産能力を両立した稀有な存在。
・蒸溜所敷地内にボトリング工場・熟成庫・研究開発施設を一体化。



【製造設備】
・ポットスチル(銅製):3基
 形状:クラシックなオニオン型(ストレートネック)
 主にシングルモルト・ポットスチルウイスキーの生産に使用。
・カラムスチル:複数基
 グレーンウイスキー生産用。
・発酵槽:ステンレス製(長時間発酵によりエステル香を強調)
・熟成庫:複数のウェアハウスを保有、全量アイリッシュ気候下で熟成。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年10月現在)。

ウエストコーク10年

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで優しく瑞々しいフルーツ感。洋梨、青リンゴ、黄桃、アプリコット、バナナ、春の草原、ミント、メントール、バニラ、シナモン、蜂蜜、オイリー。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの甘みがしっかりと広がり、瑞々しい酸と樽の渋みが心地良く続く。
余韻は短め、フルーツピールの苦味・酸味、樽の渋みが残る。
全体的に軽やかで、フルーティ。やや人工的だが、白系のトロピカルフルーツ感も存在。気軽にアイリッシュ、バーボン樽熟成の魅力を堪能出来るモルト。

ウエストコーク蒸溜所情報
【基本情報】
・所在地:アイルランド南西部 コーク州(County Cork)スキバレン(Skibbereen)
・設立:2003年(操業開始は2014年頃から本格化)
・創業者:
 ジョン・オコーネル(John O’Connell)
 デニス・マクカーシー(Denis McCarthy)
 ジェラール・マクカーシー(Gerard McCarthy)
(いずれも地元出身の友人同士)
・所有:独立資本(大手企業グループ傘下ではない、アイルランド最大規模の独立系蒸溜所)
・年間生産能力:約400万リットル以上(アイリッシュとしてはトップクラス)



【特徴】
・地元原料主義:アイルランド産の大麦を主に使用。
・独自開発の蒸溜設備:
 創業初期は自作スチルを使用し、現在も自社設計のポットスチル・カラムスチルを併用。
・製品すべてが自社蒸溜・自社ボトリング(大手ブランドの委託生産も手がける)。
・クラフト精神と大量生産能力を両立した稀有な存在。
・蒸溜所敷地内にボトリング工場・熟成庫・研究開発施設を一体化。



【製造設備】
・ポットスチル(銅製):3基
 形状:クラシックなオニオン型(ストレートネック)
 主にシングルモルト・ポットスチルウイスキーの生産に使用。
・カラムスチル:複数基
 グレーンウイスキー生産用。
・発酵槽:ステンレス製(長時間発酵によりエステル香を強調)
・熟成庫:複数のウェアハウスを保有、全量アイリッシュ気候下で熟成。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年10月現在)。

ブッシュミルズ シチームシップ シェリーカスク

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで熟したフルーツと優しいシェリー樽のニュアンス。黒系〜黄色系ドライフルーツ、ブラックベリー、デーツ、プルーン、黄桃、ドライアプリコット、チョコレート、ナッツ、バニラ、シナモン、ミント、メントール、奥にほんのり黄色系トロピカルフルーツ。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘みが心地よく広がり、心地よい樽の甘渋みが続く。ジューシーで膨よかな味わい、南国フルーツのニュアンスも広がる。硫黄感などシェリー樽にありがちなネガティヴなニュアンスはほとんどない。
余韻は中程度、樽の甘渋み、フルーツピールのニュアンスが心地よく残る。


PS:3回蒸留のシングルモルト。熟成はシェリー樽熟成、味わいからおそらくは樽材はアメリカホワイトオークでしょうか?

ブッシュミルズ蒸溜所情報
所在地
・北アイルランド・アントリム州ブッシュミルズ村
 世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの近くに位置

創業年
・1608年に蒸溜免許が付与された記録があり、世界最古級のライセンスを持つ蒸溜所
 現在の蒸溜所としては1784年頃に正式設立

所有者(近年の変遷)
・1980年代〜2005年:アイリッシュ・ディスティラーズ社
・2005年〜2014年:ディアジオ社(イギリス)
・2014年〜現在:メキシコのベバリージオ・サンテリー(José Cuervo社の親会社)傘下

蒸溜方式
・ポットスチルによる3回蒸溜(アイリッシュウイスキーの伝統的特徴)
 軽やかでクリーンな酒質を生む

主要設備
・発酵槽:ステンレス製10基
・スチル:ポットスチルストレート型 10基以上
・仕込み水
 ブッシュ川の水を使用
・熟成
 主にバーボン樽、シェリー樽を使用
 ノンピート麦芽主体

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年9月現在)。

ブッシュミルズ16年

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけて来る印象。トップノートで瑞々しく熟したフルーツのニュアンス、黄桃、アプリコット、プラム、アセロラ、黄桃、ブラックドライフルーツ、紅茶、バニラ、シナモン、クローブ、メントール、麦芽香。
フレーバー:アタックで樽の甘渋みと黒系ドライフルーツのニュアンス。膨よかな渋甘みが優しく広がる。渋み、酸味、甘みのバランスも秀逸。
フィニッシュは中程度、ブドウの皮の渋み・苦味、樽由来のタンニン感が残る。
落ち着いた麦芽のニュアンスを背景にしながら、膨よか果実感と優しい樽感の共演が味わえるボトルです。

PS:アイリッシュシングルモルト、3回蒸留が特徴。シェリー樽熟成現存+バーボン樽熟成原酒→ポートワイン樽で後熟しています。

ブッシュミルズ蒸溜所情報
所在地
・北アイルランド・アントリム州ブッシュミルズ村
 世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの近くに位置

創業年
・1608年に蒸溜免許が付与された記録があり、世界最古級のライセンスを持つ蒸溜所
 現在の蒸溜所としては1784年頃に正式設立

所有者(近年の変遷)
・1980年代〜2005年:アイリッシュ・ディスティラーズ社
・2005年〜2014年:ディアジオ社(イギリス)
・2014年〜現在:メキシコのベバリージオ・サンテリー(José Cuervo社の親会社)傘下

蒸溜方式
・ポットスチルによる3回蒸溜(アイリッシュウイスキーの伝統的特徴)
 軽やかでクリーンな酒質を生む

主要設備
・発酵槽:ステンレス製10基
・スチル:ポットスチルストレート型 10基以上
・仕込み水
 ブッシュ川の水を使用
・熟成
 主にバーボン樽、シェリー樽を使用
 ノンピート麦芽主体

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1300yenで提供しております(2025年9月現在)。

ブッシュミルズ12年(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しいフルーツのニュアンス。白桃、ライチ、洋梨、完熟リンゴ、オイリー、蜂蜜。繊細なバニラやシナモンのニュアンス、奥から熟したフルーツ感、黄桃、アプリコット、メントール。落ち着いた麦芽香や藁、草っぽさ。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み。オークの渋み、ブドウの皮の渋み・苦味・酸味が続く。滑らかで優しい口当たり、落ち着いたフルーツ感と麦芽のニュアンスが広がる。
余韻は中程度、優しいフルーツの酸、苦味。オークの渋みが心地よく残る。
全体的に軽やかな酒質、膨よかで優しい。

PS:アイリッシュシングルモルトウイスキーで3回蒸留が特徴。バーボン樽熟成原酒+シェリー樽熟成原酒をマルサラワイン樽でフィニッシュしています。

ブッシュミルズ蒸溜所情報
所在地
・北アイルランド・アントリム州ブッシュミルズ村
 世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイの近くに位置

創業年
・1608年に蒸溜免許が付与された記録があり、世界最古級のライセンスを持つ蒸溜所
 現在の蒸溜所としては1784年頃に正式設立

所有者(近年の変遷)
・1980年代〜2005年:アイリッシュ・ディスティラーズ社
・2005年〜2014年:ディアジオ社(イギリス)
・2014年〜現在:メキシコのベバリージオ・サンテリー(José Cuervo社の親会社)傘下

蒸溜方式
・ポットスチルによる3回蒸溜(アイリッシュウイスキーの伝統的特徴)
 軽やかでクリーンな酒質を生む

主要設備
・発酵槽:ステンレス製10基
・スチル:ポットスチルストレート型 10基以上
・仕込み水
 ブッシュ川の水を使用
・熟成
 主にバーボン樽、シェリー樽を使用
 ノンピート麦芽主体

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。