ニッカ宮城峡蒸溜所訪問〜2025年8月31日

宮城峡は、広瀬川と新川 が合流する渓谷に位置し、周囲は森と清流に囲まれ、四季折々の景色が楽しめる絶好のロケーションです。訪問当日は、曇りで暑さは比較的、優しく気持ちよく見学させて頂きました。

現存している。キルン塔で日本最古のものです。1975年までは稼働していましたが、現在は使用しておらず、宮城城蒸溜所のシンボルとして存在しています。
蒸溜所の横を流れる新川は澄んだ清流です。良質な軟水で仕込み水などに使われています。左の森には熊やイノシシが出没するとのことです。
川の辺りにある金属板の下から取水するそうで、同じものが3ヶ所あるそうです。
この建物の中にグレーンウイスキーを製造するカフェ式スチル(連続式蒸留機)があります。来訪時は工事中で残念ながら内部を見ることは出来ませんでした。
この建物はミル棟。奥の白色の塔にトウモロコシなどの穀物を貯蔵し、手前のレンガ調の建物にミルが備え付けられているそうです。
仕込み棟の中には発酵槽が22基備え付けられています。

スチルはバルジ型8基(初留4基、再留4基)です

こちらは初留釜です。
こちらが再留釜。
宮城峡蒸溜所にはクーパレッジ(製樽工場)があります。
この建物は新しく出来たラック式の貯蔵庫
新しく出来たラック式の貯蔵庫の中身。広大なスペースが確保されています。
これは伝統的なダンネージ式の貯蔵庫。この雰囲気〜大好きな人も多いと思います。

宮城峡蒸溜所は広い敷地を散策するだけでも気持ちが良い場所です。テイスティングコーナーでは、一般的に流通しているニッカウイスキーの商品は勿論、限定モルトや希少なブレンデッドウイスキーを試せるチャンスもあります。

アクセスは仙台市街から車で約30分とアクセスも良好で、観光と合わせて立ち寄れるのも魅力です。公共交通機関で訪問する場合は作並駅から金土日祝日はシャトルバスが運行されていますが、他の日は仙台駅からのバスを利用するのが良さそうです。

宮城峡蒸溜所の情報・アクセスは下記のリンクから

https://www.nikka.com/distilleries/miyagikyo

また今回の訪問は「酒育の会」の見学ツアーで訪れました。また見学後にはアサヒビール・ウイスキーアンバサダー 佐藤一氏にも参加して頂いた懇親会も楽しく有意義なものでした。関係者の皆様、有難うございました。

酒育の会の情報は下記のリンクから

長濱蒸溜所訪問〜2025/9/7

2025年9月7日長濱蒸溜所を訪問しました。もともと長濱浪漫ビールとしてレストランを営業している敷地にウイスキーの生産設備がコンパクトにまとめられております。ウイスキー事業の開始は2016年、琵琶湖の北東側にオープンし、長浜駅から徒歩7~8分で到着できます。因みに長浜市は戦国武将の石田三成ゆかりの地です。

川のほとりに位置し、この建物の中に蒸溜設備、レストランなどがコンパクトにまとめられています。

ビールと兼用のマッシュタン(糖化槽)です。
2階に備え付けられている3基の発酵槽もビールと兼用です。

勿論、ビールも生産されており発酵までの行程はビールと兼用されています。写真は兼用の糖化槽と発酵槽です。

コンパクトなボットスチルが3基ガラス戸の向こうに設置されていました。

ポットスチルは初留2基、再留1基の計3基でポルトガルのホヤ製です。容量は3基ともに1000リットルとコンパクトサイズです。

長濱蒸溜所の熟成庫はユニークです、廃道となった長浜市内の国道の旧トンネルや廃校となった長浜市立七尾小学校さらに2021年からは琵琶湖に浮かぶ竹生島での熟成を行っています。

廃校した七尾小学校を熟成庫として利用(写真は2023年6月に訪問した際のものです)

長濱蒸溜所のモットーは「一醸一樽」〜長濱蒸溜所の仕込みは1バッチ麦芽400kg。そこから得られるニューポットは約200リットル。これが1樽分の原酒となり熟成の工程に移ります。これが同蒸溜所がモットーとする「一醸一樽」の所以です。

ところ私が長濱蒸溜所を複数回にわたって訪問する理由は、併設されているレストランとハンドフィルで購入できるウイスキーです。

最後は巾着にボトルを入れてくれて持ち帰れます。今回購入したウイスキーは「シングルモルト長濱 モスカテル/レッドワイン ハンドフィル」です。勿論ウイスキーサロンRue du Barで提供いたします。

Whisky Salon Rue du Barでは、1shot(30cc)2800yenで提供しています。