海風に包まれた果実のやさしさを感じる一杯

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで爽やかなフルーツと優しい樽感。和梨、完熟リンゴとその蜜、バニラ、シナモン。
フレーバー:アタックで優しいフルーツの酸、甘み、続いてオレンジピールの酸、苦味が続く。背後にソルティなスパイス感。
余韻は中程度心地よい苦み、渋み、オイリーな質感が残る。
全体的にソフトで優しいがしっかりとした質感を伴う。
インチガワー蒸溜所情報
基本情報・歴史
・設立年:1871年、Alexander Wilson & Company によって、旧トチネール蒸溜所(Tochineal)の機器を転用して設立された。
・所在:スコットランド、スペイサイド地方、バッキー(Buckie)郊外に立地。
・現在の所有者:Diageo。
・役割:Bell’s、Johnnie Walker、White Horseなどのブレンドに多用される原酒生産基地。シングルモルトの公式リリースは少なく、花と動物シリーズの14年などが代表的。
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製造設備・機能
・糖化:マッシュタン:約8–8.4トン容量のステンレス製タンを1基使用。
・発酵:
ウォッシュバック:Oregon Pine(オレゴン松)製の大容量バック(約40,000 L)×6基。発酵は短く、約48–53時間程度。酵母投入システム:2006年に「クローズド酵母投入システム」を導入し、酵母投入の自動化と品質安定化を実現。
・スチル(単式蒸溜器):
初留2基、再留2基、合計4基。
洋梨型の「pear-shaped」デザインで、広い球状フランジと長い円錐形ネックが特徴。
初留釜容量:約12,500 L、再留釜:約7,200 L。
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生産・原料・熟成設備
・水源:Menduff ヒルズの湧水(Menduff Hills springs / Minduff Burn)を使用。
・貯蔵倉庫:約13棟のダンネージ&ラック式倉庫で最大60,000樽を収容可能。シェリーとアメリカンオークを使用、他蒸留所のウイスキーも熟成。
Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。


