
香り立ちは中程度。優しく語りかけて来る印象。トップノートで優しい樽のニュアンスと鄙びたフルーツ感、干し柿、枇杷、黄桃、ドライアプリコット、バニラ、シナモン、ナッツ、上質な木製家具、秋の草花。
味わいはアタックで甘味たっぷりのフルーツ感、樽の甘味。心地よく上質なフルーツの酸味が続く。
余韻は長く心地よく、優しい樽の渋み、苦味が残る。時間が経つとやや樽感が強く現れる。黄色系トロピカルフルーツのニュアンスも残る。
熟成感も充分で奥行きも膨よかな味わいも申し分ないレベルのモルト。何かが欠けても、何かを足してもダメな絶妙なバランス感を感じる。

グレントファース蒸溜所情報
・創業年:1897年
・創業者:ジェームズ・ブキャナン(James Buchanan)および W.P. ロウリー(W.P. Lowrie)
・所在地域:スコットランド、スペイサイド キース地区(ケイス近郊)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):6基
・ポットスチル:6基(初留3基、再留3基)〜ロングネックでスリムな形状のストレートヘッド型
・仕込み水:周辺の天然水源より(Tauchers Burn)
・蒸溜所の特徴
主にブレンデッド・ウイスキー(特にバランタイン)向けの原酒を供給
所有者はペルノ・リカール社(Pernod Ricard)
ビジターセンターや蒸溜所見学ツアーがなく、そのウイスキーの美味しさの割に注目されることが少ない蒸溜所です。



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