ベンローマック10年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは優しいピート感と熟したフルーツのニュアンス。スモーキーでアーシーなピート、黄桃、アプリコット、完熟リンゴ。背後にバニラ、シナモン、などのパウダースパイスや穀物感。
フレーバー:アタックで心地よいピートと熟したフルーツの酸、甘み。樽の甘み、渋みが心地よく続く。ピート、フルーツ感、樽感がバランス良く絡み合う。花びらを齧ったかのような華やかも感じる。
余韻は中程度、優しいピートと樽の甘渋みが残る。
久しぶりに飲んで、このボトルの出来の良さを再確認しました。スペイサイドモルトでありながら心地よいピートが味わいを引き立てています。昔のスペイサイドモルトってこんな感じだったのでしょうか?

ベンローマック蒸溜所
🥃【基本情報】
・設立年:1898年(初蒸溜は1900年)、度重なる閉鎖と再開を経て1998年に再稼働
・所有者:独立瓶詰業者のゴードン&マクファイル社(Gordon & MacPhail)
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方、モレイ州フォレス近郊(Forres, Moray)
・水源:ロマック丘陵のChapelton Springs(湧水)
・年間生産量:約400,000リットル(カスクストレングス換算)



🏭【設備と製造特徴】
・マッシュタン:ステンレス製 × 1基(約1.5トン処理)
・発酵槽(ウォッシュバック):ラーチ材製 × 4基(11,000リットル)
・ポットスチル:2基(ウォッシュスチル 7,500 L/スピリットスチル 5,000 L、蒸気加熱式)



🧪【酒質】
・スタイル:クラシック・スペイサイド。淡いスモーク、麦芽、フルーツ、穏やかなスパイス感を持つクリーンな味わい



🏫【見学・観光情報】
・見学ツアー(事前予約推奨):
Classic(1時間/約£10〜25)、Contrast(ペアリング体験付)、Heritage(2時間/£75)、Manager’s Experience(専属案内・限定ボトル付き/約£350)など多数




🧠【歴史と個性】
・再建の歩み:1983年に停止、1993年にG&Mが買収、5年かけて復活し、1998年にチャールズ皇太子によって再開
・クラフト志向:手作業による仕込み・充填、伝統技術へのこだわりを持つ小規模蒸溜所
・「スペイサイドのスプリングバンク」と評される個性派としてファンも多い

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

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