グレンフィディック12年

香りたちは中程度〜良く、優しく語りかけてく印象。トップノートで感じるのは瑞々しいフルーツのニュアンス。青リンゴ、洋梨、白桃、青い植物感、バニラ、シナモン、ミント、メントール、奥に熟したフルーツ、黄桃、アプリコット。時間経過とともに熟したフルーツ感や樽由来のパウダースパイス感の主張が強くなる印象。

味わいはアタックでフルーツの酸、甘み。樽由来の甘み、渋み、フルーツピール様の苦味が続く。ライトボディで飲みやすい。

余韻は中程度、爽やかなフルーツ感、樽の甘渋みが心地よく残る。

フルーティーでバランスよく、典型的な優等生スタイルのシングルモルト。原酒構成はバーボン樽 1st・2ndフィル熟成原酒+少量のオロロソシェリー樽熟成原酒とのこと、爽やかで上品なバーボン樽熟成の味わいに少量のシェリー樽熟成の原酒が奥行きを与えている印象。

蒸溜所情報
・創業年:1887年
・創業者:ウィリアム・グラント
・仕込み水:ロビーデューの泉
・マッシュタン:計4基
・発酵槽:オレゴンパイン製48基
・スチル:44基
・特徴:グレンフィディックはゲール語で「鹿の谷」の意味であり、オフィシャルボトルには牡鹿が描かれている。1963年にシングルモルトを初めて世界に売り出した蒸溜所。シングルモルトの売り上げでは、グレンリベットと1,2位を競っている。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)600yenで提供しております(2025/6月現在)

グレンリベット18年 バッチリザーブ

香りたちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。熟した果実、黄桃、アプリコット、オレンジ、洋梨、なめし皮、黒糖、蜂蜜、フルーツタルト、ナッツ、バニラ、シナモン。

味わいはアタックでフルーツの酸、甘み。樽の渋みが心地よく続く。ナッツ、ドライアプリコット、黒系のドライフルーツのニュアンスが続く。

余韻は中程度。フルーツの酸、甘み、樽の甘み、渋みが残る。熟成感があり綺麗で重層的な酒質。バランスがよく万人が美味しいと認める一本だと思います。

グレンリベット蒸溜所情報
・創業:1824年
・創業者:ジョージ・スミス
・マッシュタン:ブリッグス社製、ワンバッチ麦芽14トン
・発酵槽:木製(オレゴンパイン製)16基、ステンレス製16基
・スチル:計28基でランタンヘッド型(第1蒸留棟8基、第2蒸留棟6基、第3蒸留棟14基)〜2018年に第3蒸留棟が完成
・2021年の統計ではシングルモルト販売量は、グレンフィディックを抜いて第1位

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1000yenで提供しております(2025/6月現在)

ティーリング2003 15年 ウイスキーフェスティバル2019大阪記念ボトル 55.3%

アロマの立ちは控えめ〜中程度。静かに佇んでいる印象。トップノートで感じるのは熟した果実とややケミカルなオイリー感。黄桃、アプリコット、バニラ、シナモン、麦芽感、桃のポプリ。時間が経つとケミカルなニュアンスが薄れ穀物感、心地よい樽感が徐々に主張してくる。

味わいはアタックで優しいフルーツの酸、甘み。続いて瑞々しいフルーツの甘みがしっかりと広がる。麦芽の甘み、樽の甘み、苦味。白桃、青りんご、青草、ネクタージュース。

余韻は長め、フルーツの酸、甘み、樽の甘みがしっかりと残って行く。ファースインプレッションは大人しくややケミカルな印象だが、時間経過とともに高いアルコール度数に閉じ込められたフルーツ感が溢れてくる。ゆっくりと時間をかけてもしくは少量の加水で楽しむのがお勧めです。

ティーリング蒸溜所情報
・創業年:2015年(ダブリンでウイスキーが造られるのは40年ぶり、新規に蒸溜所が建てられるのは125年ぶりだった)
・創業者:ジャック・ティーリング、スティーブン・ティーリング
・地域:アイルランド ダブリン リバティー地区
・発酵槽:6基(木製2基、ステンレス製4基)、各30,000リットル、発酵期間は3〜5日
・ポットスチル:初留、後留、再留の計3基(イタリア製フリッリ社製)
  初留「アリソン」:15,000リットル
  後留「ナタリー」:10,000リットル
  再留「レベッカ」:9,000リットル
・蒸留方式:伝統的な3回蒸留を採用し、アルコール度数約80〜90%のニューメイクスピリッツを生成
・特徴:ポットスチルウイスキーとモルトウイスキー(3回蒸留)を製造。塾成はクーリー蒸溜所に近いグリーンノア集中熟成庫で行われている。ちなみに創業者の二人はクーリー蒸溜所の創業者であるジョン・ティーリングの息子。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1500yenで提供しております(2025/5月現在)

マノックモア15年 2006 ジェネラルウイスキートレーダーズ 55.1%

アロマのたちは中程度、優しく語りかけてくる印象的。トップノートで甘く落ち着いた樽感と甘いフルーツ。バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、フィナンシェ、蜂蜜、黄色い花、ややオイリー、麦芽のニュアンスも存在。

フレーバーはアタックで甘いフルーツの酸、甘み。オレンジピールのような苦味とオークの心地よい渋みが続く。蜂蜜やトースティな洋菓子を連想。膨よかで広がりのあるフルーツの甘味が心地よく広がる。

余韻は長め。フルーツピールの苦味、酸が心地よく残って行く。バランス、複雑さ、奥行きは充分で、心地よい樽感に縁取られ現れるフルーツの酸味、甘みはうっとりするレベル。1日の終わりの最後の一杯にゆっくり飲みたいモルトです。

PS:ジェネラル ウイスキー トレーダーズはディアジオ、ダンカンテイラーで経験を積んだスコット・ワトソン氏が立ち上げたボトラーズ「クルーシャルドリンクス」がリリースする新ブランド。このマノックモアはホグスヘッド樽熟成、シングルカスク、カスクストレングスでのボトリング。

マノックモア蒸溜所情報
・創業年:1971年〜グレンロッシーの敷地内にグレンロッシーの第二蒸溜所として建てられた。
・創業者:ジョン・ヘイグ
・所在地域:スコットランド、スペイサイド(エルギンの南、エルギンシャー)
・マッシュタン:ステンレス製のセミ・ロイター式マッシュタン
・発酵槽(ウォッシュバック):10基、ステンレス製
・ポットスチル:ストレート型、計6基(初留3基、再留3基)
・仕込み水:ローズアイルの泉(Bardon Burn)より取水
・蒸溜所の特徴
ヘイグ(Haig)などブレンデッド用原酒を生産
ディアジオ(Diageo)傘下で運営
グレンロッシー蒸溜所の敷地内に隣接しており、設備やスタッフを一部共有(グレンロッシーの再留釜には精留器が取り付けられているが、こちらには取り付けられていない)
蒸溜所の見学は原則非公開
蒸溜所のあるソーンズヒル一帯は多くの森や丘が点在し野鳥の宝庫と言われている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1700yenで提供しております(2025/5月現在)

グレントファース25年1996 マーレイマクダビッツ

香り立ちは中程度。優しく語りかけて来る印象。トップノートで優しい樽のニュアンスと鄙びたフルーツ感、干し柿、枇杷、黄桃、ドライアプリコット、バニラ、シナモン、ナッツ、上質な木製家具、秋の草花。

味わいはアタックで甘味たっぷりのフルーツ感、樽の甘味。心地よく上質なフルーツの酸味が続く。

余韻は長く心地よく、優しい樽の渋み、苦味が残る。時間が経つとやや樽感が強く現れる。黄色系トロピカルフルーツのニュアンスも残る。

熟成感も充分で奥行きも膨よかな味わいも申し分ないレベルのモルト。何かが欠けても、何かを足してもダメな絶妙なバランス感を感じる。

グレントファース蒸溜所情報
・創業年:1897年
・創業者:ジェームズ・ブキャナン(James Buchanan)および W.P. ロウリー(W.P. Lowrie)
・所在地域:スコットランド、スペイサイド キース地区(ケイス近郊)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):6基
・ポットスチル:6基(初留3基、再留3基)〜ロングネックでスリムな形状のストレートヘッド型
・仕込み水:周辺の天然水源より(Tauchers Burn)
・蒸溜所の特徴
主にブレンデッド・ウイスキー(特にバランタイン)向けの原酒を供給
所有者はペルノ・リカール社(Pernod Ricard)
ビジターセンターや蒸溜所見学ツアーがなく、そのウイスキーの美味しさの割に注目されることが少ない蒸溜所です。

クライヌリッシュ14年

香り立ちは中程度〜良い。しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツ感と心地よい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、リンゴの芯、バニラ、シナモン、黄色い花、フルーツタルト、軽く焦がした蜂蜜、乾いたオーク、麦芽香、樽由来と思われるスモーク感。

味わいはアタックで甘いフルーツと樽の甘味。フルーツの酸と樽の渋みが続く。心地よいフルーツ感が樽感に縁取られリッチに立ち上がって来る。奥行きもありバランスも素晴らしい。時間経過で柑橘系フルーツのニュアンスが主張して来る。

余韻は中程度〜長め。オークの甘味、フルーツの酸、心地よい樽の渋みが残る。

スタンダードの製品としては秀逸。スコッチシングルモルトで感じ得る多くの要素が詰まっていて、バランスよくまとめられている。

クライヌリッシュ蒸溜所情報
・創業:1819年
・創業者:サザーランド公爵
・マッシュタン:ブリックス社製、ワンバッチ麦芽12.2トン
・発酵槽:木製8基、ステンレス性2基
・スチル:初留3基、再留3基の計6基のバルジ型
・ジョニーウォーカーの原酒

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)800yenで提供しております(2025/6月現在)

グレンリベット12年

アロマのたちは控えめ、静かに佇んでいる印象。トップノートで爽やかで甘いフルーツ感。熟した洋梨、青リンゴ、甘いメロン、オレンジピール、メロンの皮、バニラ、シナモン、優しい麦芽感、白い花。

フレーバーはアタックで熟したフルーツの甘味、酸味。じわじわと優しくオークの渋みが広がる。口当たりは滑らかでフルーツジュースを飲んでいるような感覚。余韻は中程度。

膨よかな果実感、熟した洋梨、ラ・フランスのような印象が強く、バランスが良い。原酒構成はバーボン樽熟成の原酒が主体ですが、少量のシェリー樽熟成の原酒が奥行きや膨よかなフルーツかんとして現れ、上手くまとめられている。

グレンリベット蒸溜所情報
・創業:1824年
・創業者:ジョージ・スミス
・仕込み水:ジョジーの泉(中硬水)
・マッシュタン:ブリッグス社製、ワンバッチ麦芽14トン
・発酵槽:木製(オレゴンパイン製)16基、ステンレス製16基
・スチル:計28基でランタンヘッド型(第1蒸留棟8基、第2蒸留棟6基、第3蒸留棟14基)〜2018年に第3蒸留棟が完成
・2021年の統計ではシングルモルト販売量は、グレンフィディックを抜いて第1位
・1824年に政府公認第一号のライセンスを取得した合法蒸溜所

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/6月現在)