ハイランドパーク12年 バイキングオナー

アロマ:香りたちは中程度、穏やかに語りかけてく印象。トップノートで熟したフルーツとシェリー樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、オレンジ、ブラックベリー、黄色い花、バニラ、シナモン、カカオ、チョコレート、ナッツ、トーストした蜂蜜、フィナンシェ、背後にアーシーで優しいピート感、かすかにサルファリー。

フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。コーヒーのような苦味や樽の甘味、渋みが続く。トースティなフルーツ感、程よいピート、シェリー樽の味わいがバランスよく存在。

フィニッシュ:余韻は中程度。心地よい樽の渋み、甘味、ピートが残る。

特徴:程よいシェリー樽のニュアンスとアイラモルトのピートとは異なるアーシーな優しいピート感が上手く共存しているモルト。個性的であるがバランスは良い。

蒸溜所情報
創業:1798年
地域:スコットランド アイランズ オークニー諸島 メインランド島〜オークニー諸島は8世紀以降、数百年にわたりヴァイキングに支配されてきた。メインランド島は石器時代の遺跡群でも有名
仕込み水:クランティットの泉(中硬水)
スチル:ストレートヘッド型4基。冷却装置はシェル&チューブの屋外コンデンサー
特徴:現在でもフロアモルティングが行われている。オークニーのピートはヘザーや草、苔などが堆積したもので、ホービルターヒルという独自の採掘場から掘り出されるピートを使用。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/6月現在)

オーヘントッシャン アメリカンオーク

アロマ:香りたちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで優しいオークと爽やかなフルーツのニュアンス。バニラ、シナモンなどの白いパウダースパイス、黄桃、アプリコット、焼き菓子、優しい穀物感、麦芽のニュアンス、根菜、沢庵のような漬物、オイリーな質感も伴い、全体的に落ち着いていて優しい香りたち。

フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み、樽の甘み。オークの渋み、甘みが続く。全体的にマイルドで優しい。

フィニッシュ:余韻は短め、優しい樽の渋みとフルーツピールの苦味が残る。

特徴:優しい穀物感とバーボン樽熟成由来のフルーツ感を楽しめる。ローランド伝統の3回蒸留が優しく穏やかな味わいに寄与している。少し疲れている時のお供に最適なモルトウイスキーと思います。

オーヘントッシャン蒸溜所情報
・創業年:1823年
・創業者:不詳(後にJ.ボーモント社が所有)
・所在地:スコットランド・ローランド地方(グラスゴーの北西郊外、クライドバンク近郊)
・マッシュタン:ステンレス製セミロイター式
・発酵槽:オレゴンパイン製4基とステンレス製3基の計7基
・ポットスチル:初留、後留、再留の計3基で全てランタンヘッド型
・現在の所有者:ビーム・サントリー社(Beam Suntory)
・特徴など
ビジターセンターあり(ツアー対応)
オーヘントッシャン(Auchentoshan)はゲール語で「野原の片隅」
オフィシャルボトルでは「オーヘントッシャン12年」「スリーウッド」「アメリカンオーク」などが定番
仕込み水:カトリン湖
ローランド伝統の3回蒸留を現在でも行っている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/8月現在)

グレンドロナック12年

香りの立ちは中程度〜良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは黒系のドライフルーツのニュアンスとしっかりとしたシェリー樽の風味。ドライレーズン、ブラックベリー、ナッツ、黄桃、ミント、メントール、バニラ、シナモン、なめし皮、焦がした砂糖、微かな硫黄感。

味わいはアタックでベリー系フルーツの酸、甘みとやや収斂性のある樽の苦味、渋み。ブドウの皮の苦味、酸味とオークの渋みが続く。

余韻は中程度。樽の渋みとフルーツピールの苦味が心地よく残る。ドライな口当たりを伴いながら熟したフルーツ感と暖かい樽の風味を感じる。

心地よいシェリー樽の特徴を感じ取れる1本。オロロソシェリー樽熟成原酒とペドロヒメネスシェリー樽原酒がブレンドされている。

グレンドロナック蒸溜所情報
■ 基本情報
・創業: 1826年
・創業者: ジェームズ・アラディス(James Allardice)
・地域: スコットランド・東ハイランド(フォージ)
・所有:2016年にブラウンフォーマン社がベンリアック・ディスティラリー・カンパニーから買収
・グレンドロナックとはゲール語で「ブラックベリーの谷」
・スタイル: シェリー樽熟成が中心(特にPX・オロロソ)

■ 仕込み・発酵
・仕込み水: ドロナックバーン(Dronac Burn)
・マッシュタン: 旧式のプラウ&レイキ、ワンバッチ麦芽3.7トン
・発酵槽(ウォッシュバック): 木製 9基(カラマツ製)、二酸化炭素の回収装置がある
・発酵時間: 約60時間前後

■ 蒸留設備
・蒸留器: 初留釜2基、再留釜2基,計4基のバルジ型スチル
・特徴:直火焚き蒸留を長く続けていた(※現在はスチーム加熱)

■ 熟成
・主要樽:オロロソシェリーバット、PX(ペドロヒメネス)シェリーバット
・熟成庫: 石造りのダンネージ式倉庫
・特徴: 伝統的な“濃厚なシェリー系”の酒質で名高い

■ 歴史的トピック
・1937年に一度火災で消失
・1960年にはウィリアム・ティーチャー&サンズ社が買収、ティーチャーズの原酒として使われてきた。
・1996〜2002年:生産停止(休止期間)
・2008年:ベンリアックのビリー・ウォーカーが買収し復活
・2016年:ブラウン=フォーマンへ売却

■ その他の特徴
・石造りのクラシックな外観が美しく、訪問者から高評価
・地域の名物スコットランド牛が周辺に放牧される牧歌的環境
・シェリー樽調達に強く、特にPXの質が高いと評判

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/6月現在)

グレンフィディック12年

香りたちは中程度〜良く、優しく語りかけてく印象。トップノートで感じるのは瑞々しいフルーツのニュアンス。青リンゴ、洋梨、白桃、青い植物感、バニラ、シナモン、ミント、メントール、奥に熟したフルーツ、黄桃、アプリコット。時間経過とともに熟したフルーツ感や樽由来のパウダースパイス感の主張が強くなる印象。

味わいはアタックでフルーツの酸、甘み。樽由来の甘み、渋み、フルーツピール様の苦味が続く。ライトボディで飲みやすい。

余韻は中程度、爽やかなフルーツ感、樽の甘渋みが心地よく残る。

フルーティーでバランスよく、典型的な優等生スタイルのシングルモルト。原酒構成はバーボン樽 1st・2ndフィル熟成原酒+少量のオロロソシェリー樽熟成原酒とのこと、爽やかで上品なバーボン樽熟成の味わいに少量のシェリー樽熟成の原酒が奥行きを与えている印象。

蒸溜所情報
・創業年:1887年
・創業者:ウィリアム・グラント
・仕込み水:ロビーデューの泉
・マッシュタン:計4基
・発酵槽:オレゴンパイン製48基
・スチル:44基
・特徴:グレンフィディックはゲール語で「鹿の谷」の意味であり、オフィシャルボトルには牡鹿が描かれている。1963年にシングルモルトを初めて世界に売り出した蒸溜所。シングルモルトの売り上げでは、グレンリベットと1,2位を競っている。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)600yenで提供しております(2025/6月現在)

グレンリベット18年 バッチリザーブ

アロマ:香りたちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。熟した果実、黄桃、アプリコット、オレンジ、洋梨、なめし皮、黒糖、蜂蜜、フルーツタルト、ナッツ、バニラ、シナモン。

フレーバー:味わいはアタックでフルーツの酸、甘み。樽の渋みが心地よく続く。ナッツ、ドライアプリコット、黒系のドライフルーツのニュアンスが続く。

余韻は中程度。フルーツの酸、甘み、樽の甘み、渋みが残る。熟成感があり綺麗で重層的な酒質。バランスがよく誰もが美味しいと認める一本だと思います。

グレンリベット蒸溜所情報
・創業:1824年
・創業者:ジョージ・スミス
・マッシュタン:ブリッグス社製、ワンバッチ麦芽14トン
・発酵槽:木製(オレゴンパイン製)16基、ステンレス製16基
・スチル:計28基でランタンヘッド型(第1蒸留棟8基、第2蒸留棟6基、第3蒸留棟14基)〜2018年に第3蒸留棟が完成
・2021年の統計ではシングルモルト販売量は、グレンフィディックを抜いて第1位

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1000yenで提供しております(2025/6月現在)

ティーリング2003 15年 ウイスキーフェスティバル2019大阪記念ボトル 55.3%

アロマの立ちは控えめ〜中程度。静かに佇んでいる印象。トップノートで感じるのは熟した果実とややケミカルなオイリー感。黄桃、アプリコット、バニラ、シナモン、麦芽感、桃のポプリ。時間が経つとケミカルなニュアンスが薄れ穀物感、心地よい樽感が徐々に主張してくる。

味わいはアタックで優しいフルーツの酸、甘み。続いて瑞々しいフルーツの甘みがしっかりと広がる。麦芽の甘み、樽の甘み、苦味。白桃、青りんご、青草、ネクタージュース。

余韻は長め、フルーツの酸、甘み、樽の甘みがしっかりと残って行く。ファースインプレッションは大人しくややケミカルな印象だが、時間経過とともに高いアルコール度数に閉じ込められたフルーツ感が溢れてくる。ゆっくりと時間をかけてもしくは少量の加水で楽しむのがお勧めです。

ティーリング蒸溜所情報
・創業年:2015年(ダブリンでウイスキーが造られるのは40年ぶり、新規に蒸溜所が建てられるのは125年ぶりだった)
・創業者:ジャック・ティーリング、スティーブン・ティーリング
・地域:アイルランド ダブリン リバティー地区
・発酵槽:6基(木製2基、ステンレス製4基)、各30,000リットル、発酵期間は3〜5日
・ポットスチル:初留、後留、再留の計3基(イタリア製フリッリ社製)
  初留「アリソン」:15,000リットル
  後留「ナタリー」:10,000リットル
  再留「レベッカ」:9,000リットル
・蒸留方式:伝統的な3回蒸留を採用し、アルコール度数約80〜90%のニューメイクスピリッツを生成
・特徴:ポットスチルウイスキーとモルトウイスキー(3回蒸留)を製造。塾成はクーリー蒸溜所に近いグリーンノア集中熟成庫で行われている。ちなみに創業者の二人はクーリー蒸溜所の創業者であるジョン・ティーリングの息子。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1500yenで提供しております(2025/5月現在)

マノックモア15年 2006 ジェネラルウイスキートレーダーズ 55.1%

アロマ:香りたちは中程度、優しく語りかけてくる印象的。トップノートで甘く落ち着いた樽感と甘いフルーツ。バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、フィナンシェ、蜂蜜、黄色い花、ややオイリー、麦芽のニュアンスも存在。

フレーバー:アタックで甘いフルーツの酸、甘み。オレンジピールのような苦味とオークの心地よい渋みが続く。蜂蜜やトースティな洋菓子を連想。膨よかで広がりのあるフルーツの甘味が心地よく広がる。

余韻は長め。フルーツピールの苦味、酸が心地よく残って行く。バランス、複雑さ、奥行きは充分で、心地よい樽感に縁取られ現れるフルーツの酸味、甘みはうっとりするレベル。1日の終わりの最後の一杯にゆっくり飲みたいモルトです。

PS:ジェネラル ウイスキー トレーダーズはディアジオ、ダンカンテイラーで経験を積んだスコット・ワトソン氏が立ち上げたボトラーズ「クルーシャルドリンクス」がリリースする新ブランド。このマノックモアはホグスヘッド樽熟成、シングルカスク、カスクストレングスでのボトリング。

マノックモア蒸溜所情報
・創業年:1971年〜グレンロッシーの敷地内にグレンロッシーの第二蒸溜所として建てられた。
・創業者:ジョン・ヘイグ
・所在地域:スコットランド、スペイサイド(エルギンの南、エルギンシャー)
・マッシュタン:ステンレス製のセミ・ロイター式マッシュタン
・発酵槽(ウォッシュバック):10基、ステンレス製
・ポットスチル:ストレート型、計6基(初留3基、再留3基)
・仕込み水:ローズアイルの泉(Bardon Burn)より取水
・蒸溜所の特徴
ヘイグ(Haig)などブレンデッド用原酒を生産
ディアジオ(Diageo)傘下で運営
グレンロッシー蒸溜所の敷地内に隣接しており、設備やスタッフを一部共有(グレンロッシーの再留釜には精留器が取り付けられているが、こちらには取り付けられていない)
蒸溜所の見学は原則非公開
蒸溜所のあるソーンズヒル一帯は多くの森や丘が点在し野鳥の宝庫と言われている

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)1700yenで提供しております(2025/5月現在)

グレントファース25年1996 マーレイマクダビッツ

アロマ:香り立ちは中程度。優しく語りかけて来る印象。トップノートで優しい樽のニュアンスと鄙びたフルーツ感、干し柿、枇杷、黄桃、ドライアプリコット、バニラ、シナモン、ナッツ、上質な木製家具、秋の草花。

フレーバー:味わいはアタックで甘味たっぷりのフルーツ感、樽の甘味。心地よく上質なフルーツの酸味が続く。

余韻は長く心地よく、優しい樽の渋み、苦味が残る。時間が経つとやや樽感が強く現れる。黄色系トロピカルフルーツのニュアンスも残る。

熟成感も充分で奥行きも膨よかな味わいも申し分ないレベルのモルト。何かが欠けても、何かを足してもダメな絶妙なバランス感を感じる。

グレントファース蒸溜所情報
・創業年:1897年
・創業者:ジェームズ・ブキャナン(James Buchanan)および W.P. ロウリー(W.P. Lowrie)
・所在地域:スコットランド、スペイサイド キース地区(ケイス近郊)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):6基
・ポットスチル:6基(初留3基、再留3基)〜ロングネックでスリムな形状のストレートヘッド型
・仕込み水:周辺の天然水源より(Tauchers Burn)
・蒸溜所の特徴
主にブレンデッド・ウイスキー(特にバランタイン)向けの原酒を供給
所有者はペルノ・リカール社(Pernod Ricard)
ビジターセンターや蒸溜所見学ツアーがなく、そのウイスキーの美味しさの割に注目されることが少ない蒸溜所です。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)2500yenで提供しております(2026/2月現在)

クライヌリッシュ14年

アロマ:香り立ちは中程度〜良い。しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツ感と心地よい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、リンゴの芯、バニラ、シナモン、黄色い花、フルーツタルト、軽く焦がした蜂蜜、乾いたオーク、麦芽香、樽由来と思われるスモーク感。

フレーバー:味わいはアタックで甘いフルーツと樽の甘味。フルーツの酸と樽の渋みが続く。心地よいフルーツ感が樽感に縁取られリッチに立ち上がって来る。奥行きもありバランスも素晴らしい。時間経過で柑橘系フルーツのニュアンスが主張して来る。

余韻は中程度〜長め。オークの甘味、フルーツの酸、心地よい樽の渋みが残る。

スタンダードの製品としては秀逸。スコッチシングルモルトで感じ得る多くの要素が詰まっていて、バランスよくまとめられている。

クライヌリッシュ蒸溜所情報
・創業:1819年
・創業者:サザーランド公爵
・マッシュタン:ブリックス社製、ワンバッチ麦芽12.2トン
・発酵槽:木製8基、ステンレス性2基
・スチル:初留3基、再留3基の計6基のバルジ型
・ジョニーウォーカーの原酒

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)800yenで提供しております(2025/6月現在)

グレンリベット12年

アロマ:香りたちは控えめ、静かに佇んでいる印象。トップノートで爽やかで甘いフルーツ感。熟した洋梨、青リンゴ、甘いメロン、オレンジピール、メロンの皮、バニラ、シナモン、優しい麦芽感、白い花。

フレーバー:アタックで熟したフルーツの甘味、酸味。じわじわと優しくオークの渋みが広がる。口当たりは滑らかでフルーツジュースを飲んでいるような感覚。余韻は中程度。

膨よかな果実感、熟した洋梨、ラ・フランスのような印象が強く、バランスが良い。原酒構成はバーボン樽熟成の原酒が主体ですが、少量のシェリー樽熟成の原酒が奥行きや膨よかなフルーツかんとして現れ、上手くまとめられている。

グレンリベット蒸溜所情報
・創業:1824年
・創業者:ジョージ・スミス
・仕込み水:ジョジーの泉(中硬水)
・マッシュタン:ブリッグス社製、ワンバッチ麦芽14トン
・発酵槽:木製(オレゴンパイン製)16基、ステンレス製16基
・スチル:計28基でランタンヘッド型(第1蒸留棟8基、第2蒸留棟6基、第3蒸留棟14基)〜2018年に第3蒸留棟が完成
・2021年の統計ではシングルモルト販売量は、グレンフィディックを抜いて第1位
・1824年に政府公認第一号のライセンスを取得した合法蒸溜所

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc)700yenで提供しております(2025/6月現在)