キルホーマン マキヤーベイ

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのはアーシーなピートと穀物感。土っぽいさ、植物感、スモークを想起するピート、クレゾール感も少々。魚の皮、柑橘系フルーツ、麦芽とクッキングした穀物感。バニラ、シナモンなどのパウダースパイス。
フレーバー:アタックでしっかりとしたピートと穀物の甘み。柑橘系フルーツの酸甘み、レモンピール苦みが続く。シンプルで若々しい味わいが心地よい。
余韻は中程度、しっかりとしたピートとレモンピールの苦み、酸味が残る。

キルホーマン蒸溜所情報
・所在地:スコットランド、アイラ島(Islay)の西部、マキール湾近くのロックサイド農場(Rockside Farm)
・創業年/初操業:2005年12月(アイラ島で124年ぶりに新設された蒸溜所)
・創業者・所有者:アンソニー・ウィルズ(Anthony Wills)による家族経営の独立系蒸溜所



特徴・生産スタイル
・大麦の栽培、床(フロア)モルティング、蒸留、熟成、瓶詰めのすべてをアイラ島内で実施
・蒸溜所に隣接する「ファーム」で大麦を栽培し、その大麦を使用してウイスキーを製造する伝統的スタイルを再現
・モルト供給:自家栽培の麦芽も使用し、一部はポートエレンのモルティング施設から調達



生産・設備
・モルティング:アイラ島で数少ないフロアモルティングを現在も継続中
・スチル:初期はウォッシュスティル×1、スピリットスティル×1。2019年には新たに2基のスティルを追加し生産能力が倍増
・マッシュタン×2(1.2トン容量)
・ステンレス製ウォッシュバック×14基(各6,000 L)、スティルの独特な形状により高い銅接触率を実現



生産能力・熟成
・年間生産能力:約480,000リットル純アルコールまで対応
・熟成:バーボン樽、オロロソ・シェリー樽を中心に、PXシェリーや実験的な酒材用樽も使用
・すべての熟成をアイラ島で実施し、ダンネージ倉庫やラック倉庫を使い分けて保管



その他のトリビア
・“100% Islay”コンセプト:大麦の栽培から熟成・瓶詰めまで完全アイラ島内で行われるシングルファーム・シングルモルトという独自性
・生産プロセスの速さ:大麦収穫からスピリットになるまで約17日間

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年8月現在)。

シングルモルト駒ヶ岳2022Edition

アロマ:香り立ちは中程度。穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのはしっかりとした樽感、続いて熟したフルーツ感や赤い果実のニュアンス。バニラ、シナモン、クローブ、バナナ、黄桃、アプリコット、アセロラ、プラム、甘草、穀物感。
フレーバー:アタックでフルーツの甘み、酸味。樽の渋甘みや柑橘系ピールの苦み、渋みが続く。フレッシュなフルーツ感、樽由来のパウダースパイス感が心地よく広がる。
余韻は中程度、樽の渋みや柑橘系ピールの酸、苦みが残る。

マルス駒ヶ岳蒸溜所情報
基本情報・立地
・所在地:長野県上伊那郡宮田村4752-31、中央アルプス駒ヶ岳の麓、標高約798 mに位置
・運営元:本坊酒造株式会社
・開業・歴史:
 ・1985年にウイスキー蒸留開始
 ・1992年に一時操業停止 → 2010年に再稼働、2020年には大規模リニューアル

水源・環境
・使用水:地下120 mからくみ上げた花崗岩層ろ過の軟水(井戸水)を使用
・気候条件:標高の高さゆえの雪解け水と深い霧など、ウイスキー熟成に理想的な環境

製造設備・プロセス
・麦芽設備:モルティング設備は無し。小型ミル(ドイツ製)×1基あり 。
・糖化槽:ステンレス製フルロイタータン(三宅製作所製)4,700 L容量 。
・発酵槽:
 ・ステンレス製 ×3基
 ・ダグラスファー木桶製 ×3基
(それぞれ約7,000 L容量) 。
・蒸溜設備:
 ・初留器(ストレート型・三宅製作所製)×1基(6,000 L)
 ・再留器(ストレート型・三宅製作所製)×1基(8,200 L)
いずれもスチームケトル(パーコレーター)加熱、初留器はシェル&チューブ冷却、再留器はワームタブ冷却を採用 。

貯蔵・倉庫設備
・貯蔵施設:ラック式倉庫(5段構成)で約5,800樽を収容予定。ほかに鹿児島・屋久島の熟成施設も利用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年8月現在)。

キルケラン12年

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは香ばしい穀物感と優しい樽感。麦芽香、トーストした穀物、バニラ、シナモン、黄桃、アプリコット、オレンジ、完熟リンゴ、白い花、オイリー、優しいピート。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの甘み・酸味。滑らかで膨よかな口当たり。穀物感や心地よい樽のニュアンスが続く。
余韻は中程度。フルーツピールの酸・苦味、心地よい樽感、優しい穀物のニュアンスが残る。

グレンガイル蒸溜所情報
・所在地:スコットランド西部 キャンベルタウン(Campbeltown)
・創業年:1872年
・創業者:ウィリアム・ミッチェル(William Mitchell)
スプリングバンク蒸溜所を運営するミッチェル家の一員
・閉鎖と再開:
 ・1925年に閉鎖
 ・2004年にJ & A Mitchell社(スプリングバンクと同じ経営母体)が再開
・ブランド名:
 ・「グレンガイル」を名乗れず(当時別ブランドに登録済だったため)、自社ブランドは  Kilkerran(キルケラン) として販売
・生産量:年間7万リットル程度(スコットランドの中でも小規模)
・生産設備:
 ・マッシュタン:1基
 ・発酵槽:ステンレス製6基
 ・蒸留器:ポットスチル2基(初留1基、再留1基)
 ・フロアモルティングは行わず、麦芽はスプリングバンクから供給
 ・熟成庫:キャンベルタウンの伝統的なダンネージ式倉庫を使用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1500yenで提供しております(2025年8月現在)。

スプリングバンク10年

アロマ:香り立ちは中程度〜良い、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでトースト感、心地よい樽感、熟したフルーツのニュアンス。バニラ、シナモン、トーストティーな麦芽香、黄桃、アプリコット、焼きリンゴ、黄色い花、オイリー、背後に優しいピート、
フレーバー:アタックで濃厚なフルーツの酸、甘み。樽の渋甘みが続く。濃縮感豊かで奥行きも感じる味わい。和柿やフルーツタルトの甘さと樽由来のスパイス感の調和が心地よい。
余韻は長め、オレンジピールの苦味・酸味と塩味を連想させるパウダースパイス感が心地よく残る。
モルトの香水と呼ばれたスプリングバンク。モルトウイスキーで感じることができる様々な魅力が上手くまとめられた1本です。

スプリングバンク蒸溜所情報
・所在地:スコットランド西部 キャンベルタウン(Campbeltown)
・創業:1828年
・創業者:アーチボルド・ミッチェル(Archibald Mitchell)
・所有:J & A ミッチェル社(創業家が今も経営)

蒸溜所の特徴
・世界でも数少ない 「完全自社生産」 を行う蒸溜所
(大麦の製麦 → 蒸留 → 熟成 → 瓶詰め まで全て自社で実施)
・蒸留方法を使い分け、3種類のブランドを展開:
 ・Springbank(スプリングバンク):2回半蒸留、バランスの良い複雑な味わい
 ・Longrow(ロングロウ):2回蒸留、ヘビリーピーテッド
 ・Hazelburn(ヘーゼルバーン):3回蒸留、ノンピートで軽快

生産設備
・モルティングフロア(フロアモルティング):敷地内にあり、大麦の約100%を自社で製麦
・糖化槽(マッシュタン):鋳鉄製 1基
・発酵槽(ウォッシュバック):木製(オレゴンパイン)6基
・蒸留器(ポットスチル):合計5基
 ・初留:2基、再留:3基
 ・それぞれの銘柄に合わせて使い分け(2回、2.5回、3回蒸留を実現)
・熟成庫:伝統的な石造りのダンネージ式倉庫
・ボトリング設備:敷地内に瓶詰ラインを持ち、自社でボトリングまで完結

生産量
・年間:約70万リットル(スコットランドの中では小規模生産)

地域性・評価
・キャンベルタウンはかつて30以上の蒸溜所があったが、現在は数か所のみ存続
・海に近いため潮風の影響があり、ウイスキーに独特の塩気やミネラル感が出ると言われている
・世界中に熱狂的ファンを持ち、ボトルは入手困難・価格高騰傾向

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 2000yenで提供しております(2025年8月現在)。

リンクウッド2011 THE FIRKIN TEN

アロマ:香り立ちは中程度。しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで瑞々しくも濃厚なフルーツのニュアンス、背後に香ばしい樽の香り。黄桃、アプリコット、ブラッドオレンジ、オランジェット、バニラ、シナモン、麦芽香、桃のタルト、
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘みがしっかりと広がる。オレンジピールの酸・苦味、樽の甘渋みが心地よく続く。若々しく瑞々しいフルーツ感が口いっぱいに広がる。
余韻は中程度。オレンジピールと樽感が心地よい。

PS:ザ ファーキンウイスキー カンパニーがリリースするマデイラ樽熟成のリンクウッド、2011年蒸溜です。ファーキンとは呼ばれる41リットルの樽を使用して熟成させているようです。ファーキンとはビールの単位として用いられることが多くイギリスでは1バレルの1/4=1ファーキン=41リットル、日本ではクラフトビールの特定の樽の規格を表し1ファーキン=39.75リットルを表すことが多いようです。

リンクウッド蒸留所情報
・創業年:1821年、ピーター・ブラウンによって設立され、1825年に生産を開始
・所在地:スコットランド、スペイサイド地方のエルギンに位置しています
・所有者:ディアジオ(Diageo)社が所有
・水源:Millbuies Loch近くの湧水を使用しています
・蒸溜器:3基の初留釜(各15,000リットル)と3基の再留釜(各17,000リットル)
・マッシュタン:12トンのマッシュタンを使用
・ウォッシュバック:11基の木製ウォッシュバック
・発酵時間:65〜100時間と多様です。
・生産能力:年間約560万リットルの生産能力を有しています。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1100yenで提供しております(2025年8月現在)。

シングルモルト駒ヶ岳 2024 Edition

アロマ:香り立ちは中程度、トップノートで熟したフルーツと心地よい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、レッドベリー、和リンゴ、アセロラ、バニラ、シナモン、フルーツタルト、麦芽香。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み。樽の渋みとオレンジピールの苦味が続く。アルコール感も伴い、若々しいはっきりとした輪郭の味わい。
余韻は中程度。樽の渋みとフルーツピールの余韻が残っていく。
若々しくコンテンツの輪郭がはっきりしている。ハイボールでも美味しく飲めそうです。

マルス駒ヶ岳蒸溜所情報
基本情報・立地
・所在地:長野県上伊那郡宮田村4752-31、中央アルプス駒ヶ岳の麓、標高約798 mに位置
・運営元:本坊酒造株式会社
・開業・歴史:
 ・1985年にウイスキー蒸留開始
 ・1992年に一時操業停止 → 2010年に再稼働、2020年には大規模リニューアル

水源・環境
・使用水:地下120 mからくみ上げた花崗岩層ろ過の軟水(井戸水)を使用
・気候条件:標高の高さゆえの雪解け水と深い霧など、ウイスキー熟成に理想的な環境

製造設備・プロセス
・麦芽設備:モルティング設備は無し。小型ミル(ドイツ製)×1基あり 。
・糖化槽:ステンレス製フルロイタータン(三宅製作所製)4,700 L容量 。
・発酵槽:
 ・ステンレス製 ×3基
 ・ダグラスファー木桶製 ×3基
(それぞれ約7,000 L容量) 。
・蒸溜設備:
 ・初留器(ストレート型・三宅製作所製)×1基(6,000 L)
 ・再留器(ストレート型・三宅製作所製)×1基(8,200 L)
いずれもスチームケトル(パーコレーター)加熱、初留器はシェル&チューブ冷却、再留器はワームタブ冷却を採用 。

貯蔵・倉庫設備
・貯蔵施設:ラック式倉庫(5段構成)で約5,800樽を収容予定。ほかに鹿児島・屋久島の熟成施設も利用

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。

ジョウニーウォーカー ブラックラベル12年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと落ち着いた樽のニュアンス。黄桃、ドライアプリコット、バニラ、シナモン、微かなピート、やや人工的な木材感、パルプ。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。ピートフレーバーと樽の甘み・渋みが追いかける。バランス良くまとまっている。
余韻は中程度、柔らかいピート、樽の風味が残る。

PS:世界で最も愛されているスコッチウイスキーのひとつが「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」です。スコッチといえば多様な味わいが楽しめるブレンデッドウイスキーが有名ですが、その中でもブラックラベルは“スタンダードでありながら奥深い”存在として長年親しまれてきました。

ブラックラベルは、スコットランド各地の蒸留所から選び抜かれた40種類以上の原酒をブレンドしてつくられています。すべての原酒は最低でも12年以上熟成させたものを使用しており、長い時間をかけて育まれた豊かな風味が調和しています。これにより、手頃な価格でありながら驚くほど複雑でバランスのとれた味わいを楽しむことができるのです。

香りは、ドライフルーツやシトラスの爽やかさに、スモーキーで心地よいピート香が寄り添います。ほんのりとしたバニラやキャラメルの甘みも感じられ、グラスに注いだ瞬間から奥行きのある印象を与えてくれます。口に含むと、まろやかなモルトのコクとともに、オーク樽由来のスパイス感、ほのかなスモークが広がり、最後には長く続く余韻が楽しめます。

飲み方としては、ストレートでじっくりとその奥深さを味わうのはもちろん、ソーダ割りにすると爽快感と華やかさが際立ち、食事ともよく合います。ハイボールにすると、軽快ながらもスモーキーな存在感が心地よく残り、日常的に楽しめる一杯になります。

「ブラックラベル 12年」は、ビギナーからウイスキー愛好家まで幅広く支持されている理由があります。それは“飲みやすさ”と“奥深さ”を絶妙なバランスで兼ね備えているからです。ジョニーウォーカーが掲げる「Keep Walking」の精神を象徴するように、世界中で長年愛され続けるブラックラベル。手に取りやすい価格で本格的なスコッチの世界を味わえる、まさに定番の一本です。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 600yenで提供しております(2025年8月現在)。

カリラ2012 THE FIRKIN ISLAY

アロマ:香り立ちは良くしっかりと語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しいフルーツとしっかりとしたピート。青リンゴ、黄桃、アプリコット、マスカット、スモーク、クレゾール、
フレーバー:アタックで瑞々しいフルーツの酸、甘み、心地よいピート。フルーツピールの酸・苦味、樽の渋みが続く。優しいピートがフルーツの甘み、酸味を引き立てる。芳醇でリッチな味わい。
余韻は中程度。心地よい樽のニュアンス、ピール様の酸・苦味、ピートが残る。

PS:ザ ファーキンウイスキー カンパニーがリリースするマルサラワイン樽熟成のカリラ、2012年蒸溜です。ファーキンとは呼ばれる41リットルの樽を使用して熟成させているようです。ファーキンとはビールの単位として用いられることが多くイギリスでは1バレルの1/4=1ファーキン=41リットル、日本ではクラフトビールの特定の樽の規格を表し1ファーキン=39.75リットルを表すことが多いようです。

カリラ蒸溜所情報
■ 基本情報
・創業年:1846年、創業者 Hector Henderson による設立
・所有会社:Diageo 傘下
・所在地:アイラ島北東、Port Askaig の北側、アイラ海峡沿岸。



■ 生産規模・水源
・年間生産量:約650万リットルでアイラ島最大級の蒸溜所
・水源:Loch Nam Ban(ピート層を通じて湧出する硬水)
・原料麦芽:Port Ellen Maltings からのピート麦芽(約34~38ppm)を使用



■ 設備と発酵・蒸留工程
・マッシュタン:ステンレス製のフル・ロイター型、12.5トン級
・発酵槽(ウォッシュバック):合計10基(オレゴンパイン8基+ステンレス2基)
・ポットスチル:ウォッシュスチル 3基(約19,000 L)、スピリットスチル 3基(約12,000 L)。いずれもストレートヘッド型


■ 熟成・ボトリング
・熟成:ボトリング前に本土の大型倉庫で熟成(熟成設備は島外中心)
・使用樽:主にファーストフィルのバーボン樽。少数シェリー樽やワインカスクも使用



■ 蒸溜所の特色と評価
・スタイル:アイラ島の中でも比較的軽やかでフローラル、ピート感はしっかりあるが医薬系に偏らずバランス良好なスモーキータイプ
・用途:生産量の約70〜95%がブレンディング用(Johnnie Walker Black など)。残りがシングルモルトとして出荷



■ 観光情報(見学ツアー)
・見学情報:正式なビジターセンターはないが、ツアー(見学+試飲)可能。バー・ショップ併設で記念ボトルや限定アイテムも販売

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年8月現在)。

アラン シェリーカスク

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは瑞々しい熟したフルーツ感と心地よい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ブラックベリー、完熟リンゴ、バニラ、シナモン、メントール、麦芽香、微かなスモークと硫黄感。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸、甘み。樽の渋甘みが続く。分厚い質感をベースに嫌味の無いフルーツ感と心地よい樽感がバランス良く主張。
余韻は中程度〜長め。暖かい樽の風味、フルーツピール様の苦みが心地よく残る。

ロックランザ(アラン)蒸溜所情報
基本情報
・正式名称:Lochranza Distillery(旧 Arran Distillery)
・地域:スコットランド、アラン島北部のロックランザ村(Lochranza)
・設立年:1995年(アラン蒸溜所として)
・所有企業:Isle of Arran Distillers Ltd.
・変更点:2019年、南部に新設された「ラッグ蒸溜所(Lagg Distillery)」の開業により、北部の旧アラン蒸溜所は「ロックランザ蒸溜所」と改称

設備
・マッシュタン:1基、ステンレス製のセミ・ロイター式
・発酵槽(ウォッシュバック):6基、オレゴンパイン製
・ポットスチル:4基(初留2基、再留2基)、バルジ型(バルジのある伝統的な形状)
・冷却方式:シェル&チューブコンデンサー(比較的クリーンな酒質を生む)

生産と製品
・年間生産量:約120万リットル(グレーンスピリッツ換算)
・特徴:ノンピート主体、クリーンでフルーティーな酒質

その他の特徴
・ビジターセンター:設立当初からあり、アラン島観光の名所として人気

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年8月現在)。

アードベック アンオー

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでしっかりとしたピートと爽やかなフルーツ感。クレゾール、アーシー、柑橘系フルーツ、青リンゴ、メントール、バニラ、シナモン、甘い麦芽香。
フレーバー:アタックで心地よいピートと穀物感、柑橘系フルーツの酸、甘み。心地よいフルーツピールの苦味渋み、草っぽいピート感が続く。ドライなフルーツ感が心地よい。
余韻は中程度。柑橘系フルーツと心地よいピートが残る。

PS:アンオーはアイラ島のマル・オブ・オー(オー岬)にちなんでいます。ペドロヒメネスシェリー樽原酒、ファーストフィルバーボン樽原酒、チャーを施した新樽原酒の3種の原酒がブレンドされています。

アードベック蒸溜所情報
・創業年:1798年に非公式に蒸溜が始まり、1815年にジョン・マクドゥーガルによって正 
     式に設立。
・所在地:スコットランド、アイラ島のポートエレン近郊に位置。
・所有者:現在は、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)の傘下。
・水源:Loch ArinambeastとLoch Uigeadailからの軟水を使用。
・発酵槽:12基のオレゴンパイン製発酵槽(ウォッシュバック)。
・蒸溜器:2基の初留釜と2基の再留釜。ランタンヘッド型計4基(再留釜のラインアームには精留器が取り付けられている)。
・麦芽:1981年以降、自社のフロアモルティングを停止し、ポートエレン・モルティングか
ら供給されるフェノール値約50〜60ppmのピート麦芽を使用。
・生産能力:年間約240万リットルの生産能力。
・ビジターセンター:蒸溜所内にはビジターセンターと「オールド・キルン・カフェ」があ
          り、見学や試飲が可能。
・Ardbeg House:蒸溜所近くの歴史的なホテルを改装し、2025年秋に「Ardbeg
         House」としてオープン予定。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年8月現在)。