モートラック15年 ゴードン&マクファイル 46%

アロマ:香り立ちは中程度〜良く。しっかりと語りかけてくる印象。トップノートで黒系〜黄色系のドライフルーツ、心地よいシェリー樽のニュアンス。ブラックベリー、デーツ、黄桃、ドライアプリコット、麦芽香、メントール、バニラ、シナモン、上質な木工製品、ナッツ、オランジェット。上品で深みのある香り立ち。
フレーバー:アタックでフルーツの甘み、酸味が心地よく広がり、樽の渋み、葡萄の皮の酸味、苦みが残る。麦芽のニュアンスを背景に広がる黒系ドライフルーツの質感が心地よい。
余韻は中程度、樽の甘渋み、フルーツピールの酸、苦みが心地よい。

モートラック蒸溜所情報
・所在地
 スペイサイド地域(ダフタウン)
「ウイスキーの首都」と呼ばれるダフタウンに建つ最初の蒸溜所

・創業年
 1823年(創業者:ジェームズ・フィンドレーターら)
 ダフタウンで最初に設立された蒸溜所

・所有者
 現在はディアジオ社(Diageo)傘下

・仕込み水
 コンバルの丘から流れるDykehead川の水を使用

・蒸溜方式
 特殊な「2.81回蒸溜」と呼ばれる複雑なシステム
 6基のスチル(3基ウォッシュスチル、3基スピリットスチル)を組み合わせて運用

・設備
 スチル:合計6基(特徴的な変則システム)
 一部の原酒を部分的に再蒸溜する独自工程により、重厚で肉厚な酒質を生み出す

・酒質の特徴
 オイリーで肉厚、リッチで複雑、通称「The Beast of Dufftown(ダフタウンの野獣)」と呼ばれる

・歴史的背景
 ウィリアム・グラント(後にグレンフィディック創業)が蒸溜技術を学んだ場所
 長らくジョニー・ウォーカーなどブレンデッド用モルトの重要原酒として扱われ、シングルモルトとしてのリリースは限定的だった

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1600yenで提供しております(2025年9月現在)。

モートラック12年

アロマ:香り立ちたちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで瑞々しく熟したフルーツとオークのニュアンス。黄桃、アプリコット、アセロラ、香ばしい穀物感、バニラ、シナモン、メントール、黄色い花とその蜜、フルーツタルト、
フレーバー:アタックでしっかりとしたフルーツの甘み。程よいフルーツの酸と樽の渋みが心地よく続く。ジューシーでリッチな味わい。フルーツ、麦芽感、樽のニュアンスがバランス良く共存。
余韻は中程度、心地よい樽の甘渋み、フルーツピール様の甘み、苦味が残る。

PS:ディアジオの異端児、ダフタウンの野獣などと例えられてきたモートラックですが、この12年を飲む限りは適度なボディ感を残しつつも、バランスの良い、味わい深い、スペイサイドモルトといった印象です。

モートラック蒸溜所情報
・所在地
 スペイサイド地域(ダフタウン)
「ウイスキーの首都」と呼ばれるダフタウンに建つ最初の蒸溜所

・創業年
 1823年(創業者:ジェームズ・フィンドレーターら)
 ダフタウンで最初に設立された蒸溜所

・所有者
 現在はディアジオ社(Diageo)傘下

・仕込み水
 コンバルの丘から流れるDykehead川の水を使用

・蒸溜方式
 特殊な「2.81回蒸溜」と呼ばれる複雑なシステム
 6基のスチル(3基ウォッシュスチル、3基スピリットスチル)を組み合わせて運用

・設備
 スチル:合計6基(特徴的な変則システム)
 一部の原酒を部分的に再蒸溜する独自工程により、重厚で肉厚な酒質を生み出す

・酒質の特徴
 オイリーで肉厚、リッチで複雑、通称「The Beast of Dufftown(ダフタウンの野獣)」と呼ばれる

・歴史的背景
 ウィリアム・グラント(後にグレンフィディック創業)が蒸溜技術を学んだ場所
 長らくジョニー・ウォーカーなどブレンデッド用モルトの重要原酒として扱われ、シングルモルトとしてのリリースは限定的だった

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 800yenで提供しております(2025年9月現在)。

シングルモルツ オブ スコットランド グレンエルギン12年 2007

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに佇んでいる印象。トップノートで蜂蜜のような甘い香りと爽やかなハーブ感。黄桃、アプリコット、黄色い花とその蜜、優しく麦芽香、スワリングすると樽由来の甘いスパイス感が一気に広がる、バニラ、シナモン、メントール、柑橘系フルーツ。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み、しっかりとした舌触りで樽の甘渋みが追いかける。植物感伴う苦・甘みと爽やかなフルーツの酸・甘みが絡み合う。高いアルコール度数のためか、凝縮された質感で奥行きも感じる。
余韻は長め、フルーツや蜂蜜のような甘み、樽の甘渋みが心地よく残る。

グレンエルギン蒸溜所情報
基本情報
・創業年:1898年
・創業者:ウィリアム・シンプソン & ジェームズ・カー
・所在地:スコットランド・スペイサイド地方(エルギンの南約5km)
・所有者:ディアジオ(Diageo社)



製造と設備
・仕込み水:ミルビュイズ(Millbuies)からの湧水
・発酵槽:6基(木製)
・ポットスチル:6基(初留3基・再留3基)
・冷却方式:ワームタブ(Worm Tub:伝統的で重厚な風味を生む)
・年間生産量:約270万リットル



歴史的なポイント
・建設と同時にウイスキー業界のバブル崩壊(「パティソンズ・クラッシュ」)が起き、開業直後に閉鎖 → 1900年に再開
・1960年代に大規模改修(スチル増設、近代化)
・ディアジオ社のブレンデッドウイスキー「ホワイトホース(White Horse)」のキーモルトとして有名



補足
・ブレンデッドウイスキー需要が中心の蒸溜所ながら、シングルモルトとしての評価も着実に高まっている
・オフィシャルのシングルモルト グレンエルギン12年は終売が決まっている
・ワームタブ冷却により、重厚さと繊細さが同居する独特の味わいが魅力

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1200yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンモーレンジ キンタルバン14年(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは良く、しっかりと語りかけて来る印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツと甘渋い樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ラズベリー、アセロラ、オレンジ、オランジェット、ブラックドライフルーツ、プルーン、革製品、バニラ、シナモン、ナッツ、メントール、ミント、素朴な麦芽香、樽由来と思われるスモーク感。
フレーバー:アタックで甘渋い樽のニュアンスと熟したフルーツの酸・甘み。心地よい樽の渋み、苦味が続く。しっかりとした質感でコンテンツが凝縮されている印象。オランジェット、ラズベリーなど赤い果実感、タンニン、カカオたっぷりチョコレート、ナッツ。
余韻は長め、フルーツピールの酸、苦味や心地よい樽のニュアンスが残る。

PS:バーボン樽で熟成の後、ルビーポートのワイン樽で追加熟成。ポルトガル語で「Quinta(キンタ)」は「ワイナリー」、「Ruban(ルバン)」はゲール語で「ルビー」の意味。ノンチルフィルタリング。

グレンモーレンジ蒸溜所情報
・創業年:1843年(酒造免許取得)
・創業者:ウィリアム・マセソン(William Matheson)
・地域:スコットランド・ハイランド地方、ロッシュー(Tain, Ross-shire)
・マッシュタン:ステンレス製セミ・ロイター式マッシュタン、容量〜約11トン
・発酵槽:ステンレス製 × 12基(過去には木製も使用)、発酵時間 約52時間以上
・ポットスチル:
 ・ウォッシュスチル × 6基、スピリッツスチル × 6基(合計12基)
 ・スチルの高さ:約8メートル(業界最長クラス)
 ・長く細いネックが特徴で、非常に軽やかでフローラルな蒸留液を生成
 ・蒸気による間接加熱方式(スチームコイル)
・蒸溜所の特徴:
 ・ノンピート麦芽使用:繊細でクリーンな風味を目指す
 ・味わいの傾向〜フローラル、柑橘系、バニラやハチミツ様の香り
 ・軽やかでエレガントなスタイル
 ・樽の多様性〜バーボン樽熟成を基本としつつ、ポートワイン、シェリー、ソーテルヌ、マディラなどの樽フィニッシュ戦略で有名
 ・独自に樽材(アメリカンオーク)を選定・乾燥・焼き入れまで管理する
・所有会社:LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。

スペイバーン10年

アロマ:香り立ちは中程度〜良い。しっかりと語りかけてくる印象。トップノートでしっかりとした樽感と熟したフルーツのニュアンス。バニラ、シナモン、クローブ、甘草、黄桃、アプリコット、枇杷、青リンゴ、奥にダークチョコレート、やや人工的な木材感。
フレーバー:アタックで甘いフルーツ感と樽感。フルーツの酸と樽の渋みが続く。ライトボディでシンプルな味わい。フルーツ感と樽感がバランス良く表現されている。味わい的にも価格的にも気軽に楽しめるスペイサイドモルトといった印象。
余韻は短め、爽やかなフルーツのニュアンスと心地よいスパイス感が残る。

PS:バーボン樽熟成原酒とシェリー樽熟成原酒がブレンドされていて、それぞれの原酒の特徴がバランス良く表現されいます。気軽に楽しめるスペイサイドシングルモルトでハイボールや食前酒、その日の一杯目にお勧めです。

スペイバーン蒸溜所情報

基本情報
・創業年:1897年
・創業者:ジョン・ホプキンス(John Hopkins & Company)
・場所:スコットランド・スペイサイド地方、ローゼス(Rothes)
・現オーナー:インバーハウス・ディスティラリーズ社(Inver House Distillers / International Beverage Holdings 傘下)
・特徴:スペイ川に近い立地。スペイサイドらしい軽やかでフルーティーなスタイルを生産。



設備・生産
・仕込み水:グラント・バーン(Granty Burn、スペイ川支流)
・マッシュタン:ステンレス製、容量約6.8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製 × 9基
・ポットスチル:合計 3基
 初留(ウォッシュスチル) × 1基
 再留(スピリットスチル) × 2基
 やや大型で背の高い形状 → 軽くフルーティーな酒質を生みやすい
・年間生産能力:およそ450万リットル



歴史・豆知識
・1897年はヴィクトリア女王即位60周年の年で、その記念に合わせて最初の仕込みが行われた
・スペイバーンは「クールで軽快なスペイサイドモルト」としてアメリカ市場で人気が高い
・1960年代以降は一時休止や設備改修を経ながらも、インバーハウス社により安定した供給を続けている
・生産の多くはブレンデッド用だが、シングルモルトとしても「コスパの良いスペイサイド入門モルト」として愛好される

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 500yenで提供しております(2025年9月現在)。

バルヴェニー12年ダブルウッド

アロマ:香り立ちは中程度、優しく語りかけてくる印象。トップノートで熟した爽やかなフルーツのニュアンス。黄桃、アプリコット、青リンゴ、オレンジ、バニラ、シナモン、フルーツタルト、黄色い花。華やかで奥行きのあるフルーツ感が漂う。奥にブラックドライフルーツやナッツ、木工家具、オレンジピール。
フレーバー:アタックで熟したフルーツの酸・甘み。蜂蜜のような甘み、樽の甘渋み、カカオの渋みが続く。甘み、酸味、渋み、苦味のバランスが良く奥行きや膨よかさを感じる。
余韻は中程度。心地よいフルーツのニュアンス、樽の渋み、甘みが残る。

PS:グレンフィディック蒸溜所と姉妹蒸溜所のバルヴェニー蒸溜所。このボトルはバーボン樽熟成の原酒をシェリー樽熟成の原酒で後熟したものです。

バルヴェニー蒸溜所情報
・創業年:1892年
・創業者:ウィリアム・グラント(William Grant)
グレンフィディック蒸溜所(1887年創業)と同じ創業者
・場所:スコットランド・スペイサイド地方、ダフタウン(Dufftown)
・現オーナー:ウィリアム・グラント&サンズ社(William Grant & Sons Ltd.)
・姉妹蒸溜所:グレンフィディック、キニンヴィ



設備・生産
・仕込み水:コンヴァル・ヒル(Conval Hills)からの泉水
・フロアモルティング:現在も伝統的な「フロアモルティング」を自社で行っている数少ない蒸溜所のひとつ
・マッシュタン:ステンレス製、ワンバッチ麦芽11.8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):木製(オレゴンパイン)9基、ステンレス製5基
・ポットスチル:初留5基、再留6基の計11基
 形状は丸みを帯びたバルジ型で、リッチで重層的な酒質を生む
・生産量:年間約700万リットル

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンタレット トリプルウッド(旧ボトル)

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは熟したフルーツのニュアンス。黄桃、アプリコット、オレンジ、オランジェット、バニラ、シナモン、革製品、微かな硫黄感、麦芽香、シェリー樽熟成の特徴が前面に出ている。
フレーバー:アタックで爽やかで熟したフルーツの酸・甘み、樽の柔らかい渋みが続く。シェリー樽熟成の特徴がバランス良く出ている。ブラックベリー、オレンジ、ナッツ、カカオ。
余韻は中程度、樽の甘・渋み。フルーツピールの苦味、樽由来のスパイス感が残る。

PS:バーボン樽、アメリカンホワイトオークのシェリー樽、スパニッシュオークのシェリー樽の3種の樽の原酒をブレンドしたグレンタレットです。
グレンタレット といえば現存する最古のスコッチ蒸溜所として有名ですが、ギネスブックに載っているウイスキーキャット「タウザー」のことが思い浮かびます。昔は熟成庫に原料の大麦を貯蔵していてそれを狙って鼠が繁殖することが多かったようです。そのためにネズミの駆除のための大事なスタッフとして猫を飼うことが多かったようです。グレンタレット蒸溜所のタウザーは28899匹のネズミを捕獲したそうです。タウザーはネズミを捕獲したら所定の場所に並べていたようです。

グレンタレット蒸溜所情報
基本情報
・創業年:1775年(スコットランド最古の稼働蒸溜所とされる)〜1963年という説もあり
・場所:スコットランド・ハイランド地方、パースシャー州クリーフ
・現オーナー:ラルフ・ローラン出身のマルク・ワッツ率いるLaliqueグループ(フランスのクリスタルメーカー)



設備・生産
・仕込み水:ロッホ・タレット(Loch Turret)からの清流
・マッシュタン:ステンレス製、容量約8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):木製 × 5基、容量約12,500L
・ポットスチル:合計2基
 初留(ウォッシュスチル) × 1(約12,500L)
 再留(スピリットスチル) × 1(約9,000L)
・小規模で伝統的な手作業に近い生産方式
・年間生産能力:およそ34万リットル(スコットランドでも最小クラス)

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 600yenで提供しております(2025年9月現在)。

タリバーディン20年

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで藁っぽい植物感と爽やかなフルーツのニュアンス。麦わら、青草、麦芽香、柑橘系フルーツ、洋梨、バニラ、シナモン、時間が経って根菜っぽい植物感、沢庵。
フレーバー:アタックで穀物の甘み、フルーツの酸。続いてフルーツの甘味が広がる。甘くて穏やか、滑らかな口当たり。
余韻は中程度、フルーツの酸、苦味。樽の甘渋みが残る。
穀物感、植物感、フルーツ感が柔らかく調和。素朴な味わいが印象的。

タリバーディン蒸溜所情報
・設立年:1949年
・創業者:ウィリアム・デルメ=エヴァンズ(William Delmé-Evans)
・場所:スコットランド・ハイランド地方、パースシャー州ブラックフォード村(“ハイランドの玄関口”と呼ばれるエリア)
・現オーナー:ピカール社(Picard Vins & Spiritueux、フランスのワイン&スピリッツ会社)
・蒸溜所の立地:12世紀に建てられたビール醸造所跡地に建設
・名前の由来:「丘の斜面の小さな川」を意味するゲール語



設備・生産
・仕込み水:オーチルヒル(Ochill Hills)の天然水(かつては近隣でビール醸造にも使用されていた良水)
・マッシュタン:ステンレス製
・発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製 × 6基
・ポットスチル:合計 4基
 ウォッシュスチル(初留) × 2
 スピリットスチル(再留) × 2
 やや背の高い形状で、比較的軽やかでクリーンな酒質を生む
・年間生産能力:およそ 300〜320万リットル

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 1000yenで提供しております(2025年9月現在)。

グレンロッシー10年 花と動物シリーズ

アロマ:香り立ちは穏やか、静かに囁いている印象。トップノートで穀物感と優しいフルーツのニュアンス。麦芽香、黄桃、アプリコット、洋梨、青リンゴ、蜂蜜、フルーツタルト、バニラ、シナモン、青っぽい植物感。
フレーバー:アタックでフルーツの酸・甘み、樽の渋みが穏やかに続く。全体的に穏やかで優しい口当たり。食前酒、もしくはその日の最初の一杯にお勧め。
余韻は短め、樽とフルーツの甘み、渋みが優しく残る。

グレンロッシー蒸溜所情報
基本情報
・設立年:1876年
・創業者:ジョン・ダフ(John Duff)〜後にベンリアック、ロングモーン蒸溜所も創業した人物
・場所:スコットランド・スペイサイド地方、エルギン南方(ロッシー川近郊)
・現オーナー:ディアジオ(Diageo)
・主用途:シングルモルトのリリースは少なく、主にブレンデッド用原酒(ジョニーウォーカーなど)



設備と生産
・仕込み水:マンノックヒル(Mannoch Hills)周辺の水源
・マッシュタン:ステンレス製、容量約8トン
・発酵槽(ウォッシュバック):木製とステンレス製あわせて 8基
・ポットスチル:合計 6基
 ウォッシュスチル 3基、スピリットスチル 3基
 スチルはランタン型(ネックに「プリュマットコンデンサー=Purifier」が付属)
 この特殊な構造により、蒸気の一部が還流し、ライトで繊細な酒質を生み出す
・年間生産能力:およそ 230万リットル

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 700yenで提供しております(2025年9月現在)。

ロングモーンNA

アロマ:香り立ちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。トップノートで感じるのは芳醇なフルーツ感と優しい樽のニュアンス。黄桃、アプリコット、ブラックドライフルーツ、ブラックベリー、黄色い花、オイリー、微かな硫黄感、バニラ、シナモン、メントール、麦芽香、トーストした砂糖。豊かなフルーツ感とフレッシュな樽感がバランス良く調和。
フレーバー:アタックでフルーツの酸、甘み。樽の甘み、渋み、ブドウの皮の苦渋みが続く。背後に麦芽感も漂い、ベリー系のフルーツ、樽感、麦芽のニュアンスがバランス良く共演。
余韻は中程度、樽の甘渋み、スパイス感が心地よく残る。
PS:ボトルのラベルのコメントから3種類の樽熟成原酒がブレンドされているようです。オロロソシェリー樽とバーボン樽原酒が中心と思われます。

ロングモーン蒸溜所情報
基本情報
・設立年:1894年
・創業者:ジョン・ダフ(John Duff)
・場所:スペイサイド、エルギンの南東(ロセスとの中間あたり)
・オーナー:現在はペルノ・リカール(Chivas Brothers 傘下)
・用途:シングルモルトとしてのリリースは少なく、主にブレンデッド(シーバスリーガルなど)用原酒



設備と生産
・仕込み水:近隣のミルビュイズ湖(Millbuies Loch)からの水
・マッシュタン:ステンレス製、容量約8トン(全仕込み量)
・発酵槽(ウォッシュバック):
 ステンレス製 × 8基
 容量:約42,000リットル
 発酵時間:おおむね 48〜56時間
・ポットスチル:合計 8基
 初留(ウォッシュスチル)×4
 再留(スピリットスチル)×4
 形状は短めのネックを持つストレート型に近く、オイリーで厚みのある酒質を生みやすい設計
・年間生産能力:およそ 450万リットル

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年9月現在)。