シングルモルト宮城峡

香りたちは中程度、穏やかに語りかけてくる印象。
トップノートで熟したフルーツと麦芽感。黄桃、アプリコット、洋梨、バナナ、青リンゴ、バニラ、シナモン、優しい穀物感、奥にややサルファリーなニュアンス、微かなスモーク。
フレーバーはアタックでフルーツの酸、甘み。オークの渋みが続く。華やかでバランスが良い。ミディアムボディ。
フィニッシュはフルーツの酸、渋み、ピールの苦味。余韻は中程度。

全体的にやや若い印象を受けるが、多様なコンテンツがバランスよく表現されているモルトウイスキー。

宮城峡蒸溜所情報
基本概要
・設立:1969年に創業者・竹鶴政孝により設立。ニッカウヰスキーの2番目の蒸溜所として誕生しました。
・所在地:宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地、豊かな森と清流に囲まれた自然の中に位置。
・敷地面積:約20万平方メートルの広大な敷地。



自然環境・設計
・環境と気候:広瀬川・新川の清流と霧に包まれた森の中にあり、湿潤で清らかな空気が樽を守り、ゆっくりと熟成させます。
・仕込水:蔵王連峰を源とする伏流水を使用。非常に硬度が低く、ウイスキー製造に適しています。
・自然との調和:建設時には樹木を残し、地形を活かした建物配置や地下配線など、自然との共生が考慮された設計。



製造設備・特徴
・複合蒸溜所:モルトとグレーンウイスキーの製造が可能な設備を備える、珍しいタイプの蒸溜所。
・発酵槽:ステンレス製の発酵槽が22基稼働
・スチル:ポットスチル(バルジ型で初留4基、再留4基、計8基)やコフィー式連続式蒸溜機を備え、多様な原酒を生み出す体制が整っています。

Whisky Salon Rue du Barでは1shot(30cc) 900yenで提供しております(2025年9月現在)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です